ども、さんぺいです。
皆さん、飲んだ後の〆って、何が定番ですか?
ラーメンは昔から人気だし、本土だとお蕎麦も多そう。最近だと、お茶漬け専門店なんてお洒落なお店もあります。
沖縄だと、もちろん沖縄そばは人気ですし、〆でステーキを食べる文化も存在します
そして、私の飲んだ後の〆で、思い出の味なのがローカル牛丼チェーンの『どん亭』で食べた、「どん亭スペシャル」、通称「どんスペ」です。
www.dontei.jp
今でこそ、沖縄には『吉野家』『すき家』『松屋』の3大牛丼チェーンが出店していますが、その歴史は比較的新しいものです。
順番として、『吉野家』→『すき家』→『松屋』の順で出店していますが、「松屋』が沖縄に出来たのはここ数年の話。
大手チェーンが出店する以前に、牛丼と言えば沖縄県民には『どん亭』だったのです。
『どん亭』はインディの牛丼チェーンで、たしか本土にも展開していましたが、最近では沖縄でも減少傾向にありました。
私にとっては、沖縄最大の繁華街「松山」の、松山交差店にあった『どん亭』が原初体験。
飲んだ後の〆に、深夜3時に食べる「どんスペ」の味は、体験したものにしか分からないエクスタシーがありました。
沖縄のある年代の方は、同じ体験してるんじゃないでしょうか。
そんな松山の『どん亭』も今はなく、寂しい思いをしていたのですが・・・。
なんと、久しぶりに『どん亭』の新店が豊見城市にできたんです。
場所は豊見城市豊見城、市役所からもすぐです。
『どん亭』カラーのオレンジが映える、大きめな店舗。
牧志や安里の店舗よりも座席数がありそう。
店舗前が駐車場になっています。
看板メニューの「どんスペ」推し。
なんと今なら850円が、750円のサービス価格。
できたばかりで、すごく綺麗な店舗。
清潔感もあります。
家族連れでも安心ですね。
座席は、テーブル席とカウンター席があります。
席数は多め。
注文は食券制です。
メニュー数が豊富なのも『どん亭』の特徴なので、予習はちゃんとしておきましょう。
『どん亭』のメニューです。
牛丼のインディチェーン店を名乗っていますが、牛丼以外のメニューも豊富。
沖縄そばや、ゆし豆腐、カツ丼などの丼もの、カレーなどがあります。
そして、それぞれにオプションが豊富。
全メニューでいくつあるんだろう。
卓上調味料は、醤油、七味、紅生姜。
牛丼屋らしく、好みでカスタムできます。
これが、「どん亭スペシャル」、通称「どんスペ」です。
サービス価格の750円。
自分にとって、松山で遊んでいた時の思い出の味。
見た目から圧倒されるその中身は、牛丼に、トンカツ、カレーを合わせた、まるで夢の饗宴のようなメニュー。
男子は絶対に一度は憧れる内容なんです。
牛丼にしようか、はたまたカツ丼か、それともカツカレーか?
問題を全て解決する一皿。
「パンが無ければケーキを食べれば良いじゃん」的な発想。
『どん亭』のパンク魂が炸裂した、過剰すぎる一品です。
カレーは、サラサラしたタイプ。
具がゴロゴロ入った感じじゃなく、ルーをサラッと食べられる。
辛さはそれほどないので、特に苦手な方はいないはず。
ライスと合うのはもちろん、トンカツと合わせるのは200点だし、牛肉と合わせても美味さ倍増。
カレーの無い「どんスペ」なんて、「どんスペ」じゃない。
影の主役かもしれません。
ガッツリ乗ったトンカツ。
トンカツはいつの時代も正義。
牛丼と、トンカツの組み合わせに「もう若くないんだから・・・」と、「どんスペ」引退を迫る心の中の小さな自分がいるが。
まだまだ現役を諦めたくない。
サクッと揚がったトンカツは、もちろん専門店のような上等なものじゃないが、『どん亭』はこれぐらいのトンカツが良いのよ。
牛丼部分。
『どん亭』の牛丼は、以前から大手チェーンよりも牛肉多めな仕様。
牛肉ガッツリな印象です。
甘めに仕上げた牛肉は当然、ライスがすすむ。
個人的には、この牛肉をカレーと合わせて食べるのが大好き。
「どんスペ」の魅力は、そのボリューム。
破壊力抜群で、青年男子を唸らせるパンチ力が一つ。
もう一つは、食べ方のバリエーションが色々あって楽しいこと。
牛丼として食べて、カツカレーを楽しむも良し。
牛丼とカレーを合わせても良し。
カレーだけ残して、味わうも良し。
楽しみ方は、人の数だけあります。
味噌汁も良き。
思い出の味を堪能してたら、あっという間に完食してしまった。
40代の自分ですが、「まだまだ日和ってられないぜ!」という気分にさせられた一皿。
まだまだ「どんスペ」現役行けますね。
自分にちょっと自信がつきました。
沖縄が誇る、インディ牛丼チェーンの雄『どん亭』の「どんスペ」。
これもまた沖縄らしい一皿かと思います。
沖縄へ来たら、是非チャレンジしてみてください。