ども、さんぺいです。
いやー暑い日が続きますね。
自分はインドアな仕事なのですが、それでも移動の時間や、買い物の時など外出で陽射しを浴びるだけでも汗がタラタラと。
室内の気温も上昇しているので、普段よりも喉がよく渇きます。
さすがに冷たい飲み物やアイスが増えていきますね。
夏バテしないよう気をつけないと。
ということで、「クンチ」をつけに、沖縄市へ向かいました。
「クンチ」とは、沖縄の方言で「根気」「スタミナ」「栄養」などの意味で、元気を出すために食事を取ることを「クンチをつける」と言います。
今回は、沖縄市山里にある『だるまそば』を訪問しました。
沖縄市でも屈指の人気店で、11時の開店に間に合わせて到着しましたが既に行列が。
だるまのイラストが印象的な外観、インパクトありますね。
お店には入った事が無いけど、この「だるま」の絵を見た事があるって人は多いはず。
場所は、沖縄自動車道の「沖縄南」ICから、すぐ。
アリーナからも近いので、バスケット観戦の前後の利用も良いですね。
店内の雰囲気は、昔ながらの沖縄の食堂といった感じ。
気取ったところがなくて、初めての訪問でしたが、もう何度も通った店のように感じる親しみやすさ。
開店直後から、地元のお客さんですぐに満席になりました。
地域に愛されているのが良く分かります。
卓上の調味料もお馴染みの光景が。
どこかホッとしますね。
注文は食券制です。
『だるまそば』のメニューです。
とにかく数が多いのが特徴で、端から端まで確認するだけでも大変。
食券機に並ぶ前には、メニューの番号を決めておかないと。
沖縄そば屋さんですが、沖縄そば以外のメニューも豊富で、定食から丼もの、カレーまで幅広く揃っています。
骨汁も有名みたいです。
沖縄そばは、基本の沖縄そばから、軟骨ソーキそば、本ソーキそば、てびちそば、野菜そば、中味そばなど、定番が揃っています。
珍しいところで、牛汁そばも扱ってるんですね。
定食類も充実。
生姜焼き、チキン南蛮、とんかつ、鯖のみそ煮、思いつく定食はほとんどある感じ。
カツカレーや唐揚カレーなど、カレーもめちゃくちゃ美味しそう。
今日は、沖縄の夏に負けないよう、「クンチをつける」と決めていたので、トンカツそばセット900円をいただきました。
最高すぎるこのラインナップ。
沖縄そばに、トンカツ、白米と思いきやジューシー、のセット。
スター選手が並んでいますね。
『だるまそば』の沖縄そば。
職場の同僚が、ここの沖縄そばが1番好きと何度も聞かされていたので、凄く楽しみでした。
なるほど、個性的なスープ。
食堂の沖縄そばと言うと、動物系の出汁を効かせた濃いめの味付けの沖縄そばを連想しますが、『だるまそば』は鰹節主体のスッキリとしたスープ。
鰹節の出汁を強めに効かせていて、エッジの立った、切れ味のある印象です。
これはインパクトありますね。
パンチ力があって、思わずもっと飲みたくなる、中毒性のある鰹出汁です。
麺は、中太の平打ち麺。
ツルっとした食感で、喉越しの良い麺。
啜るのも気持ち良いです。
甘辛く味付けされた三枚肉。
柔らかく煮込まれていて、トロっと溶けていくような感じ。
鰹節の出汁が印象に残る沖縄そばでした。
いわゆるあっさり系の優しいスープとも違う、パンチのある鰹出汁。
ちゃんぷるー系や定食系を注文されているお客さんも多かったですが、やっぱり沖縄そばも美味しかったです。
単品で頼んで、もっと沖縄そばも堪能したかった。(欲張りですが)。
本日のもう一つのメインである、トンカツ。
沖縄の食堂では、よく「そば定食」など、沖縄そば+〇〇のセットメニューがありますが。
『だるまそば』のトンカツそばセットは、サイドメニューいうよりもメイン。
この大きさに驚きです。
物価高の昨今、900円でこのボリュームはなかなか無いんじゃないでしょうか。
揚げたて、熱々のトンカツを、大きく口を開けていただきます。
サクッと揚がっていて、美味しい。
食堂のトンカツは、上品ぶらずソースをがっつりかけて食べるべし。
量にも大満足でした。
セットメニューが、白米じゃなくてジューシーなのも嬉しい。
これでホントに900円?と聞き返したくなるお得さ。
ジューシーは、沖縄そばやトンカツとは逆に、あっさり薄味で仕上げていて、セットとしての相性がとても良かったです。
沖縄そばとも、トンカツとも、ガツガツいけるジューシー。
ボリュームも味も大満足な、トンカツそばセットでした。
好きなものを好きなだけ食べる贅沢。
これで、夏の暑さにも勝てそうです。
『だるまそば』、ガッツリいきたい時に、文句なしにお薦めなので是非訪問してみてください。