さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

さんぺいの麺活 福岡編10 元祖長浜屋

ども、さんぺいです。

沖縄そばの食べ歩きについて書いている当ブログですが、一方でラーメンなど麺類も大好きでして。
麺類食べ歩きの記録を備忘録として残しています。

お店の紹介というよりは、サラッと個人の感想を綴っているのご容赦ください。



先週末、福岡県の福岡へ行ってきました。

田舎者の私にとっては福岡は大都会、目をぐるぐる回しながら街を歩きました。
写真は中洲の様子。
深夜まで賑わっていて、街の勢いが凄いですね。



今回、感動したものの一つが、「もつ鍋」。

はじめて福岡で食べた「もつ鍋」。
正直こんなに美味しいものだとは知らなかった。

味噌でいただきましたが、お出汁が抜群に美味しいですね。
福岡の食はバラエティに富んでいて、個性があって凄いです。

 



どうしても行きたくて、最終日に6時に起きて向かったのが長浜ラーメン

沖縄の私からすると、福岡と言えば「博多ラーメン」が思い浮かぶのですが、厳密には長浜発祥のラーメンは区別されるらしいです。

長浜ラーメンの中でも、元祖とされている『元祖 長浜屋』を訪問しました。

早朝でもラーメンが食べられるのが嬉しい。

www.ganso-nagahamaya.co.jp
昭和27年創業。

今では、広く知られるようになり、全国の人に認知されている「「替玉」もこのお店が発祥なんだそう。

「細麺」もここ「長浜ラーメン」が源流だそうで、今自分が知っているラーメンがここから始まっているんですね。



扉を開けると、簡潔なつくりの店舗。
シンプルにラーメンを喰らう、そんな空間になっています。

メニューは「ラーメン」のみ。
「替玉」や「替肉」が可能。

麺の硬さなどを伝えて、「ラーメン」を待ちます。



このスピード感も「長浜ラーメン」の特徴。

初体験に胸が躍る。

福岡のラーメンというと、地方の私からすると「こってり」「濃厚」なスープをイメージするのですが、『元祖長浜屋』はすごくライトな豚骨スープ。

粘度はなくてサラッとしたスープ。
少し白濁していて、甘みがあり、フワッと豚骨の香りがする。

塩味も効いていて、これは飲んだ後にも最高に美味いはず。



個人的にラーメンの細麺も大好きで、お酒を飲んだ後でも、朝でもスッと入っていくのでいつ食べても美味しい。
ボリュームは替玉で調整できるし。

デフォルトで大盛のネギや、細かく切られたチャーシューも特徴的。

今時の凝ったラーメンとも違っていて、手軽に食べられる料理としてのラーメンが息づいているのが良いなと思いました。
長年、地域の方に親しまれているのが良く分かります。

この日も早朝から地元の方が、サッときて、サッと仕事に出ていく姿が見られました。



あらためて、福岡県の地方の麺文化が広がっていって、全国で食べられるようになっている事に凄さや面白さを感じます。

今では「替玉」を知らない人っていませんよね。

いつか沖縄そばもそうなったら良いな、と少し夢を見ながら店を後にしました。



近くには『長浜家』という別のお店が。