ども、さんぺいです。
沖縄そばの食べ歩きについて書いている当ブログですが、一方でラーメンなど麺類も大好きでして。
麺類食べ歩きの記録を備忘録として残しています。
お店の紹介というよりは、サラッと個人の感想を綴っているのご容赦ください。
先週末、福岡県の福岡へ行ってきました。
田舎者の私にとっては福岡は大都会、目をぐるぐる回しながら街を歩きました。
写真は中洲の様子。
深夜まで賑わっていて、街の勢いが凄いですね。
今回、感動したものの一つが、「もつ鍋」。
はじめて福岡で食べた「もつ鍋」。
正直こんなに美味しいものだとは知らなかった。
味噌でいただきましたが、お出汁が抜群に美味しいですね。
福岡の食はバラエティに富んでいて、個性があって凄いです。
どうしても行きたくて、最終日に6時に起きて向かったのが長浜ラーメン。
沖縄の私からすると、福岡と言えば「博多ラーメン」が思い浮かぶのですが、厳密には長浜発祥のラーメンは区別されるらしいです。
長浜ラーメンの中でも、元祖とされている『元祖 長浜屋』を訪問しました。
早朝でもラーメンが食べられるのが嬉しい。
www.ganso-nagahamaya.co.jp
昭和27年創業。
今では、広く知られるようになり、全国の人に認知されている「「替玉」もこのお店が発祥なんだそう。
「細麺」もここ「長浜ラーメン」が源流だそうで、今自分が知っているラーメンがここから始まっているんですね。
扉を開けると、簡潔なつくりの店舗。
シンプルにラーメンを喰らう、そんな空間になっています。
メニューは「ラーメン」のみ。
「替玉」や「替肉」が可能。
麺の硬さなどを伝えて、「ラーメン」を待ちます。
このスピード感も「長浜ラーメン」の特徴。
初体験に胸が躍る。
福岡のラーメンというと、地方の私からすると「こってり」「濃厚」なスープをイメージするのですが、『元祖長浜屋』はすごくライトな豚骨スープ。
粘度はなくてサラッとしたスープ。
少し白濁していて、甘みがあり、フワッと豚骨の香りがする。
塩味も効いていて、これは飲んだ後にも最高に美味いはず。
個人的にラーメンの細麺も大好きで、お酒を飲んだ後でも、朝でもスッと入っていくのでいつ食べても美味しい。
ボリュームは替玉で調整できるし。
デフォルトで大盛のネギや、細かく切られたチャーシューも特徴的。
今時の凝ったラーメンとも違っていて、手軽に食べられる料理としてのラーメンが息づいているのが良いなと思いました。
長年、地域の方に親しまれているのが良く分かります。
この日も早朝から地元の方が、サッときて、サッと仕事に出ていく姿が見られました。
あらためて、福岡県の地方の麺文化が広がっていって、全国で食べられるようになっている事に凄さや面白さを感じます。
今では「替玉」を知らない人っていませんよね。
いつか沖縄そばもそうなったら良いな、と少し夢を見ながら店を後にしました。
近くには『長浜家』という別のお店が。