さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

和喜川屋(わきがわや)

ども、さんぺいです。

沖縄の夏の風物詩といえば、甲子園の応援。
沖縄県民にとって甲子園は一大行事なので、地元の高校が試合を行っている時には、外を走っている自動車も少なくなる、というのは「沖縄あるある」です。

今日の3回戦は、沖縄尚学高校が無事勝利しましたね。

沖縄の夏が、今年はさらに盛り上がりそうです。



今回は、沖縄市へ遠征し、気になっていた沖縄そば屋さんを訪問してきました。

沖縄市知花にある『お食事処 和喜川屋(わきがわや)』です。
以前から冊子やブログで拝見していて、ずっと行きたいなと思っていたんです。

場所は、沖縄県道16号線近く。
沖縄自動車道だと、「沖縄南IC」で降りて、すぐアクセスできます。

住宅地の中にあるので、初めての方はナビの利用がお薦め。



店は入口が2つあって、どちらからでも入ることができます。

写真は、道路側から見て、右側にある入口。

入口の前に駐車場があります。



駐車場はこんな感じ。

数台駐車が可能です。



道路側から見て、左側の入口はこちら。



オーナーさんが、焼き物もされているそうで、店の器は自作。

店内にも作っている途中のシーサーなどが置かれていました。

沖縄の工芸に囲まれた店内は風情があります。




机もお手製だそうで、ひとつひとつ、形の違うテーブルが楽しい。

店内にはカウンター席もあり、ひとり客でも利用しやすかったです。



『和喜川屋(わきがわや)』のメニューです。

外観からすると小さく見えますが、店内はわりと席数があり、メニューも豊富です。

沖縄そばは、ノーマルなタイプから、三枚肉そば、軟骨ソーキそば、ゆし豆腐そば、野菜そばなど定番が揃っています。

変わったところでは、キムチそばや、味噌そばも。
次回食べてみたいですね。




『和喜川屋』の特徴は、沖縄そば以外のメニューも充実している点。

焼きそば、チャーハン、ちゃんぷるーをはじめ、丼ものなども揃っています。



場所的に、外国人のお客さんの利用も多く、メニューはきちんと英語表記が。
丁寧ですね。

お昼時はどんどん外国人で賑わってきて、沖縄そば以外だと、チャーハンが人気のようでした。

「fish cake」は、カマボコか~。なるほど面白いですね。



注文し、わくわくしながら品を待ちます。

箸入れなど、小物ひとつひとつが凝っていて、見てて飽きません。



初訪問の今回は、軟骨ソーキそば700円をいただきました。
メニュー表を見ていただけたら分かると思うのですが、メニュー全般、リーズナブルな価格なのも嬉しいお店です。

大ぶりの軟骨ソーキがどかんと乗って、見た目にも美味しそう。

いつもはスープからいくのがルーティンですが、ソーキにかぶりつきたくなります。



豚骨と鰹、昆布から出汁を取っているというスープ。

鰹出汁ベースであっさりとしていますが、旨味が前面に出ていて力強いスープです。

味付けもはっきりとしていて、幅広い層に好まれそうな感じ、甘みもあります。
なんだかもう、どんどん飲み進めてしまう。

こってり感や、油の感じは全然ないので、重たくない感じも特徴です。



旨みの強いスープに合わせるのは、人気の細麺ストレート。

間違いない美味しさで、啜り心地も良く、スッと胃に落ちていきます。

いつ食べても美味しい麺ですね。



印象的だった軟骨ソーキ。

最近手に入りにくくなっているという話もあり、どの専門店でも苦労されているようですが。
『和喜川屋』は、量を減らすこともなく、贅沢にどかんと乗っているのが嬉しい。

甘辛に、良く味が染みていて、柔らかな軟骨ソーキ。

味が、沖縄そばのスープに溶け出していく感じもまた好きです。



具材は、玉子焼きとカマボコ。

何気にカマボコが美味しかったです。

ネギの清涼感も良い仕事してます。



初訪問の『和喜川屋(わきがわや)』。

オリジナルの器でいただく沖縄そばは、旨味が効いていて、あっさりながらも満足感の高い一杯でした。
根強いファンがいる事も頷けます。

観光のお客さんが集まる人気のお店も良いですが、地元客100%みたいな地域に根差したお店はたまらなく魅力的ですね。

自分も常連になってみたい、と思わせるようなお店でした。
次は、味噌そば食べてい見たいな。



沖縄市沖縄そば一覧】

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