ども、さんんぺいです。
いよいよ10月17日の「沖縄そばの日」が迫っていきました。
各地でイベントが開かれたり、お店によっては特典があったりと、沖縄そばファンにとってはお祭りのような日でもあります。
この日に合わせた「沖縄タイムス」のアンケートの〆が10月15日(金)までとなっていますので、是非あなたが「好きな沖縄そば屋さん」の回答よろしくお願いします。
「沖縄そばの日」がさらに盛り上がったら嬉しいです。
今日は、「沖縄そばの日」直前ということもあってテンション高めだったので、久しぶりに北部へ遠征しました。
念願だった『幸ちゃんそば』を訪問することができました。
各種のメディアに取り上げられるなど、北部屈指の人気店で、行列ができることでも有名です。
私自身も、何度か行列をみて諦めた経験があります。
場所は、名護市大南、近くには名護市役所があり、21世紀の森ビーチもあります。
沖縄自動車道からだと、最北端の「許田IC」を下りて、そのまま国道58号線を北上。
途中で右折し、名護市街地の中へ入る形になります。
店舗前と、裏に広めの駐車場が確保されています。
それでもお昼時は込み合うので、時間に余裕を持っての訪問がお勧め。
赤瓦が印象的な、昔ながらの沖縄の家屋を用いた店舗。
家庭的な落ち着いた雰囲気の中で、沖縄そばをいただくことができます。
席は、カウンター席と、テーブル席、小上がりの席があります。
カウンター席が多めなのも、私のようなひとり客には嬉しい。
この日も、サラリーマンや近所の方、観光客など、多様なお客さんが訪れていました。
注文は食券制です。
麺が、2種類から選べるのも『幸ちゃんそば』の特徴で、一般的な沖縄そばの麺(北部で人気の『三角屋製麺所』の麺)と、伊平屋島産のもずくを練り込んだ麺があります。
『幸ちゃんそば』のメニューです。
基本は、三枚肉そば、ソーキそば、軟骨スージィカーそばなど。
ほかにてびちそばや、豚肉が3種乗ったミックスそば的な「幸ちゃんそば」があります。
もちろん、サイドメニューの定番、じゅーしーも。
今回は、「幸ちゃんそば」とじゅーしーのセット900円をいただきました。
三枚肉に、軟骨ソーキ、本ソーキと3種の豚肉、さらにもずくと、カマボコ、からし菜が入った贅沢な沖縄そば。
ずっと訪問したかったお店だけに、胸が高鳴ります。
豚と鶏から出汁を取っているというスープ。
魚介系の旨みも効いています。
厚みがある出汁ですが、後味がすごくスッキリしてることにびっくり。
最後までしっかり飲み干せるスープです。
色んな出汁が感じられるので、飲む度に印象が変わっていくような多層的な感じも魅力的でした。
伊平屋島産のもずくを練り込んだという「もずく麺」。
中細のゆるいウェーブがかかったストレートに近い麺で、少し柔らかめ。
滑らかな口当たりと、もっちりとした食感が印象的でした。
クセは全然ないので、もずくはそれほど・・・という方も充分いけると思います。
珍しい麺なので是非。
味の良く染みた三枚肉。
軟骨ソーキは、「すーじぃかー」として塩漬けしたもの。
「スーチカー」のイメージですよね。
通常、甘辛く煮付けることが多い軟骨ソーキでは珍しいかも。
こちらも『幸ちゃんそば』の名物。
シンプルに軟骨ソーキの肉の美味しさが味わえます。
一転して、骨付きの本ソーキの方は、甘辛く良く味が染みた仕様。
味クーターなので、麺も進みます。
しっかり食べ応えあるソーキでした。
『幸ちゃんそば』の特徴が、伊平屋島産の食材にこだわっている点。
伊平屋島はもずくの産地なんですよね。
もずくの磯の美味しさが、沖縄そばにも活かされていて、良いアクセントになっていました。
彩りも良い、からし菜。
沖縄そばに葉野菜が乗ることは珍しいのですが、見た目も綺麗で、スープに浸して食べると美味でした。
美味しさがギュッと詰まったような沖縄そば。
特にスープの美味しさが印象的でした。
厚みがあって濃厚な美味しさなのですが、すごくクリアで、飲むのが止まらなくなるようなスープ。
ほかに似たようなお店が思いつかない『幸ちゃんそば』オリジナルなスープだなと感じました。
また食べたいなと思わせる沖縄そば。
沖縄本島北部へ行く際には、是非『幸ちゃんそば』、訪問してみてください。
薄味に仕上げた上品な味のじゅーしー。
具沢山でこちらも美味しい。
旨みが詰まったスープとも良く合います。
まーさん。
【名護市の沖縄そば一覧】