『沖縄そばスタンプラリー』の紹介は、以前の記事から↓
ども、さんぺいです。
『第12回沖縄そばスタンプラリー』もいよいよ佳境に入ってきました。
『沖縄そばスタンプラリー』は、一般社団法人沖縄そば発展継承の会が主催する沖縄そばに関する企画です。
対象の沖縄そば店を巡り、スタンプを獲得していくという企画で、今回でなんと12回目。
沖縄県内には、沖縄そばに関する企画がいくつかありますが、その中でも、開催規模が最大で、最も根付いているもの一つが、この『沖縄そばスタンプラリー』と言えます。
期間は、2022年10月1日から2023年2月28日の間で、全27店舗を巡るという内容。
当ブログでも10月から参加をはじめ、前回までに23店舗を回り終わったところです。
24店舗目に訪問したのが、北中城村仲順の『縁どころ 吉嶺(ゆしんみ)』。
沖縄で最も大きなショッピングモールの一つ、『ライカム』の近くにあるお店です。
沖縄自動車道の北中城インタ―からも近いので、アクセスは便利。
夜は居酒屋としても営業されているので、席数も余裕があり、駐車場も大きめなので利用がしやすいのもポイントです。
場所は高台にあり、窓からは海も眺めることができます。
駐車場も広めなので、遠方からの訪問も安心。
沖縄は車社会なので、駐車の心配がないのが大事なんですよね。
家族連れや、大事なお客さんとの利用にもお薦めです。
テラス席もあるみたい。
店内は広く空間を使っていて、ゆったりとした気持ちで食事をいただくことができます。
清潔感があって、デザインされた内装。
オープンキッチンになっていて厨房の活気を感じることができるカウンター席と、テーブル席があります。
ここでお酒を飲むのもいいなぁ。
『縁どころ 吉嶺』のお薦めポイントが、夜は居酒屋という特徴を活かした料理の多彩さ。
ランチでは沖縄そばを中心に提供されていますが、定食類も充実しています。
鯖味噌煮込みとか、最高ですね。
沖縄そばは、大、中、小からサイズが選べ、セットメニューの定食もあります。
沖縄そば屋の定番、骨汁も限定で提供されていて、熱心な骨汁ファンが、開店時から並んでいる姿も。
個人的にお薦めは、居酒屋ならではの充実した内容の「そば定食」。
お腹に余裕があったら、是非「そば定食」を食べてほしい。
『縁どころ 吉嶺』の「そば定食」1000円。
ゆしんみそば(沖縄そば)に、いなり、小鉢が2つ、さらに刺身まで付いてくるという贅沢仕様。
沖縄そばの定食の中では、最上級じゃないでしょうか。
見た目も美しい定食です。
まずはやっぱりスープから。
スープは鰹節主体で、鰹と豚の出汁。
出汁の美味しさがしっかりと感じられるスープで、飲んでると止まらなくなる。
味つけのバランスがすごく良くて、旨味が強いのですが、後味はスッキリとしていて、最後までほんとに美味しく飲み干せます。
麺は、細麺のストレートで、長めの麺。
人気のある啜り心地の良い麺で、これも間違いない美味しさ。
品のあるスープとの相性も抜群です。
スープと麺が美味しいのはもちろん、細部まで丁寧につくられているのが印象的でした。
軟骨ソーキはしっかりと味が染みていて、箸でほぐれるほど柔らかい。
トロッとした軟骨ソーキ独特の食感が堪りません。
肉も大き目で、軟骨ソーキの美味しさを存分に楽しむことができます。
『縁どころ 吉嶺』の特徴の一つがこれ。
揚げたカマボコです。
カマボコは沖縄そば定番の具材なのですが、豚肉と比べるとどうしても枠役になりがちで、正直いって存在感が薄い。
ですが『縁どころ 吉嶺』ではカマボコを自作していて、これが本当に美味しい。
カマボコ自体がしっかり美味しいのに加え、沖縄そばのスー―プと合わさって、ジュワッとなるのがたまらない。
カマボコ魅力を再発見するほどインパクトがありました。
スープも麺も具材も丁寧に作られているのが伝わってくる一杯。
雑なところがなくて、すごく上品な味わいです。
出汁、味つけのバランスが良くて、このスープはきっと気に入ってもらえるはず。
定食に付いてくるいなり。
沖縄そばのサイドメニューだとジューシー一択と思われがちですが、いなりも昔から根強い人気があります。
出汁の効いた沖縄そばのスープといなりが良く合うんです。
定食にはマグロの刺身も付いてきます。
このお値段で、沖縄そばに刺身まで付いてくるなんて。
居酒屋が提供する刺身なので当然美味しい。
小鉢の一つ、和え物。
さっぱりとしていて口休めに最適。
もう一つの小鉢は、きんぴらごぼう。
細かいところまで行き届いていて、味つけも素敵でした。
店は高台にあって、大きな窓からは海が一望できます。
景色を楽しみながら、贅沢なランチはいかがですか。
【第12回スタンプラリー一覧】