(湯気のため、画面が白くなっています。熱々のそば。)
ども、さんぺいです。
沖縄そばとひと口に言っても、色々な種類がありまして。
伝統的なそばもあれば、アレンジを加えたもの、変わった具材を乗せたそばなど様々です。
カレーそばや、車海老を使ったそばなど、これまでも驚くような沖縄そばをブログで紹介してきました。
そして今回は遂に・・・
タイ料理と沖縄そばをコラボした一杯です。
沖縄は、もともと「琉球王国」だった時代もあり、また「アメリカ統治」も経験したチャンプルー(混ざり合った)文化が一つの特徴です。
なので、大抵のことでは動じない私ですが、「タイ風沖縄そば」を初めて聞いたときは全く想像がつきませんでした。
お店の名前は『アイルル カフェ』。
2023年4月に本格オープンしたお店です。
トムヤムクンやグリーンカレーなど本格的なタイ料理が食べられるカフェ。
エスニック料理が気軽に食べられることで人気なお店です。
店は、宜野湾市伊佐。
沖縄の最も主要な幹線道路国道58号線沿いにあります。
南から、北向けだと、宜野湾の「伊佐交差点」の手前。
右手にお店があります。
入ったことはなくても、お店を見かけたことがあるという方は多いはず。
店舗の右手横に、隣のラーメン屋さんと共有で駐車場があります。
数台駐車が可能です。
そんな、タイ料理屋さんが満を持して提供をはじめた沖縄そば。
食べるのが楽しみ。
素敵な雰囲気の内装。
オーナーさんがハワイも好きとのことで、タイと、ハワイがミックスされたインテリアになっています。
隣には、アパレルの店舗も併設されていて、すごくお洒落。
『アイルル カフェ』のメニューです。
カオマンガイや、タイ風オムレツなど、定番料理をいただくことができます。
シェフはタイ出身の方なんですよ。
沖縄でもプーパッポンカレーがいただけるとは。
「タイ風沖縄そば」は、「チキンヌードルフォー」をベースにして、沖縄そばの麺を合わせたオリジナル料理です。
念願の「タイ風沖縄そば」をいただきました。900円。
香りがもうエスニックで食欲をそそります。
テンション上がるなぁ。
タイ風沖縄そばには、調味料が付いてきます。
この辺も通常の沖縄そばと違って面白いですよね。
まずは、左から「ナンプラー」と「チリ(唐辛子)」。
お店の方から、「ナンプラー」を2杯程度、「チリ」を一かけすると美味しいですよ、と教わりました。
「チリ」はかなり辛いので、少量ずつ入れる事をお勧めします。
続いて、左から「レモン」と「砂糖」。
日本では麺料理に「砂糖」を追加するイメージがあまりないのですが、現地ではよくあるんだそう。
こちらはお好みで。
元は、メニューにもあるタイの「チキンヌードル」をベースにしているんだそう。
鶏の出汁で、コンソメを加え、各種の香辛料が入っています。
粘度はなく、サラッとしたスープ。
香りも豊かで、押し寄せてくる香辛料がたまらない美味しさ。
一気に東南アジアの「空気」に包まれます。
サラッとしていますが、スパイスが絡み合っていて、ひと口毎に、複雑な旨みがあって、思わず止まらなくなります。
沖縄そばということは抜きにしても、もともとのスープがめちゃくちゃ完成度高い。
揚げニンニクのパンチも堪らないです。
麺は、通常の沖縄そば麺。
中太の平打ち麺で、ほぼストレート。
少し厚みもあります。
もちっとした食感で、麺にもよく絡み美味しい。
私は、以前からフォーのような柔らかい麺よりも固めの麺が好きで。
東南アジアの麺料理のスープに、沖縄そばの麺を合わせたらきっと美味しいんじゃないかなと妄想していました。
なので、個人的にはこの組み合わせは、どストライクな美味しいさ。
想像してた以上に良く合います。
具材は、沖縄そばで良くある豚肉ではなくチキン。
スープのベースも鶏出汁なので、もちろん良く合う。
エスニックなスープと合わせて食べるとさらに美味しさ倍増です。
パクチーはお好みでトッピングできます。
私は、フーチバーやパクチー大好きなのでもちろんトッピング。
「タイ風沖縄そば」にめちゃくちゃ合います。
パクチーの風味がアクセントになって、沖縄そばがもっと進む。
かなりお薦めです。
食べる直前までドキドキしていた「タイ風沖縄そば」。
想像以上の完成度に驚きました。
ベースになっているスープ自体が美味しいので、どんな麺を合わせても美味しいんだと思うのですが。
個人的には、フォーのような米粉麺よりもコシのあるこちらの方が好みです。
この『アイルルカフェ』オリジナルの沖縄そば。
想定外の組み合わせが生み出す新たな美味しさを是非、味わってみてください。
リピートする方も絶対いると思います。