さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

オキナワソバ ニューロイヤル

ども、さんぺいです。

昨日あたりから、沖縄もぐっと寒くなってきました。
先日まで半袖で、外出時には車のクーラーを付けるほどの暖かさだったのですが、ようやくアウターの出番です。

これぐらいの時期からまた、沖縄そばの美味しさが増してきますね。

冷えた身体に染み入るスープは、また格別です。



今日は、12月12日にオープンしたばかりの新店、『ニューロイヤル』を訪問しました。
本格的にコロナ禍が明けた今年、沖縄そばもたくさんのお店が開業しました。

沖縄そばは沖縄の伝統的な食ですが、こうして常に新しいものが生まれていることが活力に繋がっていると思います。

場所は、うるま市喜仲、沖縄自動車道「沖縄北IC」を下りて直進すると、右手にお店が見えてきます。

通り沿いなので、すぐに店に気づくはず。



店舗前に、駐車場が確保されています。

ネットでも話題のお店ということもあって、この日は開店前から行列ができていました。



お洒落なインテリアが印象的。

中央にはカウンター席が配置されていて、中には本物のモミの木が飾られていました。
季節感もあって、すごく綺麗。



簡潔で、清潔感のある店内。



カウンター席も多めに用意されているので、ひとり客でも気軽に利用することができます。



奥にはテーブル席もあります。



嬉しかったのが、香辛料など味変アイテムの多さ。

もちろん、こだわりで香辛料を置いていない店もあると思うのですが。
たくさん調味料があると、エンタメとして個人的にはワクワクします。

一味、紅生姜、ゆず胡椒、うまい梅、シークヮーサー酢、コーレーグースー。

どれを試そうか・・・。



注文は食券制です。

基本となる三枚肉そば、本ソーキそば、ゆし豆腐そば。
生アーサそばや、全部乗せ的な看板メニューの「ロイヤルそば」があります。

シンプルに食べたいなら「素そば」があり、サイドメニューには定番のジューシーもあります。



待ち時間の間に、もずく酢のサービス。
細かな心遣いがありがたいですね。



初訪問の今回は奮発して、本ソーキそば900円と炙り三枚肉丼380円をいただきました。

三枚肉丼の絵力よ・・・。

あくまでもメインは沖縄そばですが。圧倒的な破壊力ですね。



今回とにかく印象的だったのが、完成度の高さ。
12月にオープンしたばかりというのが本当に信じられない沖縄そばでした。

スープも、麺も、具材の本ソーキも、それぞれ、仕上がってると言うか。

スープは、動物系と魚介系のバランスがめちゃくちゃ良くて。

最近は沖縄そばは、鰹節を効かせたあっさり系が多いと思うのですが、『ニューロイヤル』は動物系の出汁もしっかり前に出ていて飲み応えがあります。

それでいて、魚介系の風味も感じられるのが凄い。

味付けもはっきりしていて、幅広く受け入れられそうなスープ。
満足度がとてもありました。



合わせる麺は、中細の平打ち麺。

生麺で、すごく滑らか、ツルっとした啜り心地です。
特徴を活かして、コシがしっかりあって、細麺ですが全然スープに負けてません。

この滑らかな感じ、クセになりますね。



驚きだったのが本ソーキの美味しさ。

スープと麺が美味しい新店はたくさんあるのですが、具まで三拍子揃っている店はあまりなくて。

『ニューロイヤル』の本ソーキは、柔らかさ、味付け、ボリューム、全てお薦めしたくなるぐらい美味しかったです。



動物系の力強さも出しながら、鰹の風味も感じられる絶妙なバランスのスープ。
でも尖った感じはなくて、円やかで、最後まで飲み干したくなります。

麺、具も美味しいので、沖縄そば好きには是非訪問してほしい、うるま市の新店です。

次回は他のメニューにもチャレンジしてみたいです。



ここからは、サイドメニューのアレをご紹介・・・



サイドメニューというか、もはやメインとも言える「炙り三枚肉丼」。

文字どおり、三枚肉をライスにオンして、玉子の黄身を乗せた丼もの。

ライスは、御茶碗サイズですが、何しろ三枚肉がデカい。



黄身をつぶしてね・・・



ご飯と一緒にカッ喰らうというメニューなのですが、もう出てきた時から美味しさ確定。

間違いない逸品です。

後は、お腹に余裕があるかですが。
三枚肉の脂身がそれほどないので、けっこうペロリといけると思います。

調味料の「ゆず胡椒」との組み合わせが個人的にはツボでした。

こちらもお薦めです。

 



youtu.be


うるま市沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com