ども、さんぺいです。
沖縄ではもう恒例行事となった『沖縄そばスタンプラリー』、13回目になります。
『沖縄そばスタンプラリー』とは、一般社団法人沖縄そば発展継承の会が主催する沖縄そばに関する企画。
今回は、2023年10月1日から2024年2月29日の期間で実施されており、34の店舗を回ります。
『スタンプラリー』の良い所が、新しいお店との出会い。
自分お気に入りの沖縄そば屋さんをローテーションで回っていると、どうしても情報が偏りがちになるもの。
そんな時に、「スタンプラリー」で新たな発見があるんです。
今回も、マジでノーマークだったお店、那覇市泉崎にある『神里(かんざと)そば』。
今まで訪問していなかったのを本気で後悔しました。
『神里そば』は、那覇市泉崎に2023年3月13日にオープンした沖縄そば専門店です。
泉崎は、那覇市の都心ド真ん中で、お店のすぐ側には那覇市役所があります。
近隣にはコインパーキングがたくさんありますので、車での利用の場合はそちらを。
モノレールの「県庁前駅」やバスターミナルからも近く、国際通りからもすぐ行けます。
お店は2階にありますので、のれんをくぐって、階段を上っていきます。
周囲の喧騒が嘘みたいな落ち着いた空間。
一瞬、那覇の都心にいることを忘れてしまう都会のオアシスですね。
ゆっくりと沖縄そばを楽しむことができます。
席は、オープンキッチン前のカウンター席とテーブル席があります。
場所柄サラリーマンが多そうなので、カウンター席があるのはありがたいですね。
テーブル席も数卓あるので、複数人での利用ももちろんオッケーです。
『神里そば(かんざとそば)』のメニューです。
基本は、三枚肉そば、軟骨ソーキそば、本ソーキそばで、全部乗せ的な「神里そば」が看板メニューです。
珍しいところで牛そばも。
牛丼の具の部分を沖縄そばにオンしたメニューのよう。
これは今まで見たことがないアプローチで次回食べてみたいな。
沖縄そばの他にもカレーライスや牛丼、牛カレーなどのメニューがあります。
なるほど、この牛丼を沖縄そばにも活かしてるんですね。
今回は、三枚肉、軟骨ソーキ、本ソーキが一度に味わえる「神里そば」(中)を、ジューシーのセットでいただきました、1000円です。
見るからに豪華な一杯。
具にブロッコリーが入っているのもチャーミング。
第一印象は、すごく直球の沖縄そば。
豚と鰹のオーソドックスな沖縄そばの出汁だと思うのですが、優しい味わいのスープです。
ひと口、ふた口と飲み進めるほどに、出汁の美味しさがどんどん感じられるタイプ。
抑制が効いていて、派手じゃないんだけど、奥深いスープです。
味付けは控えめで穏やかなんですが、出汁の美味しさにどんどん引き込まれます。
最後の一滴まで美味しかったです。
麺は、中細のストレートでほぼ角がない麺。
口当たりがソフトで、生麺のプリッとした食感です。
もちっとした食感が絶妙で、麺の風味も感じられます。
美味しすぎて、帰りに「どこの製麺所ですか?」と聞いたら、自家製麺とのこと。
沖縄そばでは初めてのブロッコリー。
スープを含んだブロッコリーが美味しい。
印象的だったのが具材の美味しさ。
新店でこれだけ、具まで美味しいお店なかなか無いと思います。
三枚肉は厚みもあって、味が良く染みています。
トロッとした軟骨ソーキ。
味付けはどれも上品で、スープとのバランスがとても良かったです。
ホロッと箸でほぐれるような本ソーキ。
こちらも味が染みて、堪らない美味しさ。
正直言って、事前にあまり情報がなかった事もあって、ふらっと寄ったお店だったのですが完成度の高さに驚きました。
沖縄そばの3本柱は、麺とスープ、具だと思うのですが。
新しいお店で、3つとも揃って美味しいなんて。
店舗が2階ということもあって、目立たない部分もあるかもしれませんが。
変化球なしの、ド直球で本気で本気の沖縄そばです。
そばじょーぐー(沖縄そば好き)に是非食べてほしいな。
こちらも、旨味が詰まったジューシー。
味付けも上品で、まーさん。
セットには、もずくが付いてきます。
沖縄そばに酢の物が嬉しい。
「沖縄そばスタンプラリー」4個目のスタンプをゲット。