さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

ゆくい処 くぇぶぅ 2

f:id:sanpei808:20210613062600j:plainもう何回も当ブログで推しているのですが。

沖縄そばには、「野菜そば」「肉そば」「肉野菜そば」と呼ばれるジャンルがありまして。

スープと、沖縄そばの麺、プラス豚肉(三枚肉など)、ネギ、かもぼこと言った、シンプルな沖縄そばとは違い、肉野菜炒めをどーんと沖縄そばに乗せた豪快な料理です。



okinawasoba.hatenablog.com

もう一つの沖縄そばとも呼びたいぐらい、「肉野菜そば」の魅力は、プレーンな沖縄そばとは別物でして。

野菜炒めの汁が溶け出したスープと、大盛の肉野菜をわしわしと食べる快感は、「肉野菜そば」でしか味わえないものがあります。

今回は、そんな「肉野菜そば」食べ歩きをご紹介。



f:id:sanpei808:20210613063049j:plain那覇市首里鳥堀町にある隠れ家的な名店『ゆくい処 くぇぶぅ』です。

首里の閑静な住宅街にひっそりと佇むお店。
小ぢんまりとしたお店ですが、すごく落ち着く、私はすごく雰囲気の沖縄そば屋さん。

何より丁寧なつくりの沖縄そばが素晴らしい。

詳細は、前回『くぇぶぅ』を訪問した際の記事を参照ください。

okinawasoba.hatenablog.com

 

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実は、前回『くぇぶぅ』訪問の際、気になっていたメニューがあったんですよね。

それが「黒こしょうもやしそば」。

ロース肉の乗った「くぇぶぅそば」がすごく上品な味わいの沖縄そばだったので、そんな沖縄そば専門店が作る「もやしそば」に興味がありました。

しかも、1日限定5食。

「黒こしょうもやしそば」(大)700円を勇んで注文。
わくわくしながら、沖縄そばを待ちます。


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f:id:sanpei808:20210613064305j:plain出てきたのが、こちら。

圧巻のもやし、もやし、もやし。
もやしの沖縄そばです。

f:id:sanpei808:20210613064445j:plainちなみに、こちらがノーマルな「くぇぶぅそば」。

印象がだいぶ違いますね。




f:id:sanpei808:20210613064614j:plainまずは、シャキシャキのもやしを豪快に食べていきます。

コショウのアクセントも効いていて、美味しい。
ただ『前田食堂』のような強いパンチではなく、あくまで沖縄そばと調和のとれた優しい味付け。

<『前田食堂』の過去記事>

https://nagominiikou.ti-da.net/e3514356.html



続けて、スープを啜り。
沖縄そばの麺ともやしを合わせながら食べていきます。

ノーマルに沖縄そばの麺をいただくのも好きですが、野菜やもやしと合わせて食べることで、食感も楽しめ、また豊かな一杯になります。



「肉野菜そば」と一口に言っても、沖縄そば専門店や食堂、そらぞれでスタイルも様々。
具材も、調理方法も、味つけも個性があります。

『くぇぶぅ』の「黒こしょうもやしそば」も、まさにそんな一杯でした。

基本の沖縄そばの繊細なスープの味わいや、細麺の魅力を損なうことなく、もやしと合わせたそばです。

野菜炒めの汁が、スープと多く交わることもなく、しっかりと出汁の美味しさも感じることができる、上品な「もやしそば」でした。



お店によって、全然違った表情をみせるのも「肉野菜そば」の面白さですね」。

新しい発見に、奥深い「肉野菜そば」の魅力を感じます。

沖縄そばじょーぐーなら、『くぇぶぅ』の雰囲気やそばにきっとハマると思うので、未本門の方は、是非、訪ねてほしいです。


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ジューシーも同様に、優しい味付け。まーさん。



<肉野菜そばの記事一覧>

okinawasoba.hatenablog.com