さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

お食事処 はなくめ 久米島で完全食の野菜そばを

ども、さんぺいです。

今日の沖縄地方は大雨。
那覇市では注意報が出るほどの悪天候になっています。

道路も冠水しているようで。
事故などが出ないと良いのですが。
皆さん帰宅時はお気を付けください。



昨日から出張で久米島入りしていたのですが、久米島も雨。
移動中もずぶ濡れになるほどの風雨で、雨に祟られましたね。
天気には勝てないなー。



ritohaku.okinawastory.jp

何度も当ブログで紹介している久米島ですが、飛行機で約30分、船だと約3時間ほどで行く事ができる沖縄の離島です。

好きなところはもうたくさんありますが、やっぱり沖縄本島にも無いような自然の豊かさでしょうか。

海の綺麗さはもちろん、どこを切り取っても絵になるような景観が素晴らしい島です。



今回、雨の中、ランチを『お食事処 はなくめ』でいただきました。

島の東側、イーフビーチ近くにある食堂で、豊富なメニューが揃う地元のお客さんで賑わうお店です。

okinawasoba.hatenablog.com私も何度かお邪魔していて、「久米島そば」を食べたり

okinawasoba.hatenablog.comオリジナリティの高い、『はなくめ』でしか食べられない「あんかけ野菜そば」を食べたりしてます。



お店は、テーブル席と座敷席があり、落ち着いた雰囲気。
家族連れなども入りやすいと思います。



昔ながらの食堂といった感じで、初めて訪問してもなんだか馴染んでしまう。
この安心感が良いんだよな。

食堂で緊張するの、なんか嫌じゃないですか。



『お食事処 はなくめ』のメニューです。

沖縄そばは、「久米島そば」「野菜そば」「あんかけ野菜そば」に「もやしそば」もあります。

野菜チャンプルー、フーイリチーなど沖縄の郷土料理の定番のほか、鶏唐揚げやとんかつなど定食もあり、もちろんカレーも扱っています。

離島で、メニューが揃う飲食店はほんと重宝します。



たまに昼間からオリオンビールを飲んでいる、なんの仕事しているか分からない謎の親父を見かけるけど。

めちゃくちゃ羨ましい。




今回は、「野菜そば」800円をいただきました。




okinawasoba.hatenablog.com
当ブログで何回も紹介していますが、「肉野菜そば」とは、店によって「野菜そば」「肉そば」とも表記される沖縄そばの1つのジャンルです

「肉野菜そば」は名前のとおり、ベースの沖縄そばに、肉野菜炒めを乗せた料理なのですが、他とはまた違った魅力があります。

料理の特性上、ソーキや三枚肉と違い、肉野菜炒めの汁がスープに溶け出すので、スープ、麺との一体感が凄いんです。



「野菜そば」というと、メガ盛りとか、ジャンクとかのイメージがありますが『はなくめ』の「野菜そば」は上品な感じ。

沖縄そばに、綺麗に野菜炒めが盛られていて、彩も綺麗です。

お店によって個性が出るのも面白いですね。



ベースのスープは、スッキリとしていて優しい味。
魚介系のバランスの良いスープです。

野菜炒めはしっかり盛られていて、シャキシャキ野菜が美味しい。
葉野菜、ニンジン、もやし、たまねぎ、それぞれの食感が楽しめるのが良いんですよね。

お肉がベーコンなのは珍しいかも。


沖縄そばの麺は、中細で、平打麺、ゆるく縮れの入った久米島では定番のタイプです。

麺に独特の縮れがあり、食感的にもアクセントになっています。
スープもよく絡むので、野菜そばにもピッタリ。



通常、肉野菜炒めの汁がスープに加わり、濃厚なスープになることが多いのですが、『はなくめ』は野菜炒めの優しい味付けなので最後までノーマルなスープの美味しさを楽しめます。

スッキリとした鰹出汁のスープなので、野菜炒めの味付けは相性バッチリ。



野菜がしっかり取れて、ベーコンのボリュームもあって、しっかり出汁の効いたスープも堪能できて。

なんだか健康になった気がする一杯でした。

野菜炒めの量もあるので、物足りない感は全然なく、満足度もばっちりです。

栄養面でも、野菜そばは完全食なんじゃないかと。

しっかりエネルギーチャージして、出張も乗り切れました。



久米島町沖縄そば一覧】

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