ども、さんぺいです。
現在の私の目標は、沖縄本島の沖縄そば屋を全制覇すること。
沖縄そばの食べ歩きと発信に日々奮闘しています。
そんな、沖縄そばマニアを悩ませるのが土日限定営業などの難関店。
タイミングが合わないとなかなか訪問ができなかったり、臨時休業があったり。
今回は以前から狙っていた、土日のみ営業の沖縄そば屋をようやく訪問することができました。
お店の名前は、『うちなぁそば青雲』。
当初は、首里池端で営業をはじめ、約25年のキャリアを持つベテラン店です。
沖縄そば好きの間でもファンが多い店ですが、最近は土日のみの営業になっていて、なかなか訪問できなかったのです。
場所は、浦添市沢岻。
沢岻側から昭和薬科付属高校へ登っていく三差路と言えば分かる方もいるのでは。
店舗の左側が駐車場となっています。
店のご主人がとても気さくな方で、写真も撮らせていただきました。
開店したばかりでお客さんも少なかったため、以前首里にあった店舗の話や、沖縄そばのことなど色々とお話を聞くことができ、とても嬉しかったです。
カウンター席のみのコンパクトな店内。
その分、店主さんとの距離が近いのが良いんですよね。
この日も遠方から常連さんが訪れていて会話が弾んでいました。
店内にはたくさんの写真が貼られていて、多くの方に愛されてきた店なんだなと分かります。
最初はちょっと緊張しますが、明るいご主人なのですぐにお店に馴染むはず。
カウンターで沖縄そばが出来上がるのを待つ、この時間がなんともいえず好きなんです。
メニューは三枚肉そばとソーキそばのみ。
今回は本ソーキそば800円をいただきました。
まず驚くのが器一面を覆うネギ。
ノーマルでこの量です、インパクトありますよね。
(先にネギの好みを聞いてくれるので、ネギが苦手な方もご安心を。)
スープは、鰹出汁を中心にエッジの効いた味わい。
魚介系の出汁をベースにスッキリとしたスープですが、酸味もあってしっかりとした印象を残します。
このあっさりとしたスープとネギがまたよく合うんだ。
私がネギ好きということもありますが、もうどんどん飲み進めてしまう。
飽きが来なくて、最後まで美味しいスープでした。
麺は、ストレートの細麺。
ツルっとした食感で、すごく伸びやかです。
細めですがもっちりとした感じもあって、歯ごたえも良い麺でした。
さすがベテラン店といった感じのどっしりとした本ソーキ。
昔ながらのつくりで、ああこれだなと思いました。
味がしっかり染みていますが、濃すぎない味付けでいくらでも食べられそうな美味しいソーキ。
普通のお店に行っても、ネギを追加したくなるぐらいネギ好きな私にとっては最高な沖縄そば。
薬味としてアクセントになっていて、スープをより引き立たせてくれます。
麺と合わせても良し、ソーキと合わせても良し。
メニューが2種類しかないことからも分かる通り、シンプルで拘りが詰まった沖縄そば。
鰹出汁が際立つ、直球な沖縄そばでした。
不思議とクセになる美味しさがあって、週末営業にも関わらず常連さんが多く訪れるのも分かります。
明るい店主さんとの触れ合いも魅力の一つでしょうか。
こういう個性的なお店が長く続いてほしいなと思います。
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