さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

すずらん食堂

f:id:sanpei808:20210616105536j:plain何度か伊江島の話題をしていますが、今回も伊江島の老舗食堂をご紹介。


伊江島は、沖縄本島の北部から北西9kmの場所に位置する、周囲22.4kmの島です。

本部港からフェリーを使い30分程度で行くことができます。

f:id:sanpei808:20210616105452j:plain船内も綺麗で、快適な船旅です。

f:id:sanpei808:20210616105905j:plain城山(伊江島タッチュー)が島のシンボル。
島に近づくにつれ、姿がはっきりと見えます。



今回訪問したのは、伊江村役場の近くにある『すずらん食堂』。

1974年から続く老舗の食堂で、1999年に現在の場所へ移転し、再オープンしています。

住所は伊江村東江前で、伊江港ターミナルから徒歩で行くことも可能。
島の幹線道路沿いにあります。

コンクリート造りの建物にシンプルに「すずらん食堂」の文字が。
沖縄の食堂らしい風情を感じます。



店の前はいつも車が並んでいる印象で、島の人気店。

店内は、テーブル席、座敷席があり、清潔感があって、一人でも、複数人でも入りやすい雰囲気です。


f:id:sanpei808:20210616110154j:plain魅力は、定食や沖縄そばなど、ガッツリと食べられること。
お昼時は、地元の方で賑わっていました。

私はもちろん沖縄そばを。
三枚肉そば(大)700円をいただきました。


f:id:sanpei808:20210616110809j:plainすずらん食堂』の三枚肉そばがこちら。

まず、ルックスの良さに心が揺さぶられます。
三枚肉に、かまぼこ、ネギに紅ショウガ、沖縄そばの白が美しい、もうお手本にしたいような「沖縄そば」です。

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スープは、鰹節と豚の出汁で、どちらが強いとう感じではなく、本当に絶妙なバランス。

出汁の旨みがしっかり感じられ、味つけも凄く良い塩梅。
それでいて、食堂らしく、繊細な沖縄そばとはまた違い飲み応えもあります。

スタンダードな沖縄そばですが、意外に「普通の上等」な沖縄そばに出会うことは難しく、凄く嬉しくなりました。


麺は、平打麺で、滑らかな口当たり。
幅の広さが異なる麺がブレンドされています。


f:id:sanpei808:20210616112040j:plain最も印象的だったのは、この豚の三枚肉。

沖縄そば専門店の中でも、かなり厚い方です。
そして、中までしっかり味が染みこみ、煮込み方が抜群。

味はしっかり目で、本当に美味しい三枚肉。
この三枚肉を食べるためだけでも、『すずらん食堂』に行きたくなるぐらい好みでした。

味つけや三枚肉の作り方は、やはり島で長年続く食堂の実力ですね。
多くの方に愛されているのが分かります。



お腹も心も満腹になる、三枚肉そばでした。

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すずらん食堂』、伊江島訪問の際は是非、お立ち寄りください。



伊江村沖縄そば一覧】

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