さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

どれも美味しい伊江島のすずらん食堂 まとめ

ども、さんぺいです。

ここ2年間ほど定期的に通い続けた伊江島
仕事の都合で、今月がラストの訪問になりました。
月に1回は行っていたので、伊江島との関わりがない生活にまだ実感がありません。

少し寂しいですが、2年間お世話になった伊江島の飲食店『すずらん食堂』のまとめ記事を作成してみました。

沖縄そば以外のメニューももちろん食べていたので、伊江島の思い出と記録です。



伊江島は、沖縄の離島で、沖縄本島の本部半島から北西9kmの場所に位置する島です。
人口は約4000人ほど。

本部港から約30分で行く事ができます。


島のシンボルである「城山(ぐすくやま)」は、沖縄本島の人からは「伊江島タッチュー」と呼ばれ親しまれています。





すずらん食堂』は、伊江島で長年愛されている食堂で、地元の方に大人気。
昼時はすぐに満席になり、入店できないことも。

安くてボリュームのある温かい定食が食べられる離島では貴重な食堂です。


場所は、村の機関が集中する地域にあり、伊江村役場が近くにあります。



すずらん食堂』のメニューです。
島の食堂でこれだけ揃っているのは嬉しい。
後半でメニュー紹介していきますね。



そば定食と、ハンバーグ定食はほぼレギュラー化しています。

では、ここから、私が『すずらん食堂』で食べてきた思い出のメニュー達を紹介したいと思います。



1.みそ汁

すずらん食堂』不動の人気メニュー「みそ汁」。
常連のお客さんでも「みそ汁」を頼む方が多いです。

もし悩んだら、まず注文してほしい。

本土の方は馴染みがないかもしれませんが、沖縄食堂の「みそ汁」は、いわゆる朝食で食べるような「味噌汁」「お吸い物」とが別物で、がっつり具材が入った豚汁をマシマシにしたような食べ物です。



すずらん食堂』の「みそ汁」は、島豆腐、葉野菜、にんじん、豚肉がガッツリ入った一杯。

器も、どんぶりのような大きさで、食べれば満腹間違いなし。

出汁の効いたスープと、たっぷりの具材を白飯と共にかきこむ時の幸福感といったら。




2.そば定食

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迷った時のお薦め、その2は「そば定食」。

ソーキそばにジューシー、御漬物がセットになった定食で、ソーキそば単品が700円なのに、定食が750円というバグった設定。

しかも、沖縄そばは、三枚肉とソーキ両方が味わえます。
沖縄そばとジューシーが味わえるので、間違いなくお得な定食です。


3.生姜焼き定食

リーズナブルな『すずらん食堂』にあって、最高級メニューが「生姜焼き」。
現時点で1000円。

食費をあまり気にしない私ですが、さすがにビビッてまだ1度しか食べた事がないメニューです。

老舗の食堂なので、その味は間違いなく、豚肉は柔らかくしっかり味が染みています。
これもご飯との相性は120点。

野菜炒めと、ポテトサラダも付いていて満足度が高い定食。
自分へのご褒美に食べました。



4.焼き飯

すずらん食堂』の「焼き飯」。

「チャーハン」のようなものですが、いわゆる中華の本格的な料理とうよりは、家庭料理的なの素朴な「焼き飯」。

でもそれが良いのよ。

味付けは濃くないので、すごくホッっとする。

自分は沖縄そば以外だと「焼き飯」を頼むことが多く、飽きがこないし、どんなコンディションの時でも美味しく食べられる。

「焼き飯」が美味しい食堂って信用できますよね。



5.ハンバーグ定食

こちらは頼む事が少なかったかも「ハンバーグ定食」。

ご馳走感ありますよね。
特別な日に注文したくなるメニュー。

大ぶりのハンバーグに目玉焼き、ポテトサラダに、サラダ、ウィンナーまで付いてくる豪華仕様。

今日は洋食でいきたい、という日にチョイス。



.沖縄焼きそば

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本土の方はあまり知らないかもしれないけど、沖縄の食堂にはほぼ在る「沖縄焼きそば」。

沖縄で「焼きそば」と言えば、沖縄そばの麺を使った焼きそばなんです。

その特徴は、どっしりとした中太麺に、歯応えのある麺。
これをソースに絡めて食べれば最高。

繊細じゃなくて豪快。

ガツガツ食べる料理です。

すずらん食堂』の「沖縄焼きそば」は、お手本と言いたいぐらいイメージどおりの「焼きそば」。
もし食べた事が無い方がいたら、是非一度食べてみてほしい。

もう普通の麺には戻れなくなるはず。



.ソーキそば 

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もちろん沖縄そば単品もお薦めです。

すずらん食堂』には、ソーキそばと三枚肉そばがあり、サイズは(小)(大)から選べます。
(小)といっても、通常の(並)ぐらいの量はあるので注意。


自分が好きなところは、素朴で手がこんでいない沖縄そばである事。

食堂の沖縄そばと言えば「これこれ!」と思う、クラシックな沖縄そば

でも飽きがこなくて、毎日でも食べたくなるような一杯なんです。



.三枚肉そば

okinawasoba.hatenablog.com豚肉の三枚肉は、沖縄では盆や正月などの行事には欠かせないご馳走で、沖縄の重箱のメインともいえる存在。

なので、各家庭でこだわりの味があり、沖縄の人は三枚肉のはうるさいと思います。

私も沖縄そば食べ歩きの中で、たくさん三枚肉を食べてきましたが、『すずらん食堂』の三枚肉は素直に美味しい。

厚みがあって、よく味が染みていて、食感も味付けもベストな三枚肉。
さすが長年地域に根付いている食堂の熟練の三枚肉だなと思います。

伊江島にくると、いつもこの三枚肉そばが食べたくなる。




伊江村沖縄そば一覧】

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