さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

ゆたかやそば

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毎日、なんだか、慌ただしい日々を過ごしていています。

思うようなブログの更新ができず、焦ったりもしていますが。
まあ、充実しているということなんでしょうね。

そんな中で、食べ歩きだけは続けています。



沖縄本島の中部、北中城村で好みの豚骨ベースの沖縄そば屋に出会いました。

何でこのお店、今まで行ってなかったんだろうと思うほど、味も店の雰囲気も素敵。

北中城村美崎の『ゆたかやそば』です。


場所は、分かりやすく、沖縄県総合運動公園の中央口近くです。
国道329号線や沖縄自動車道からもアクセスしやすく、駐車場も広めなので、利用のしやすさもポイント高め。

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お店の一つ目の特徴は、沖縄の古民家を用いていること。

築100年近い古民家を、知念村から2か年かけて移築し、2002年に営業を開始されたんだそう。
こだわりが凄いですね。

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f:id:sanpei808:20210719083900j:plain外観、内装とも、とても素敵です。

沖縄の歴史と、郷土料理である沖縄そばを同時に味わえるなんて良いなあ。
観光で訪れた方にもお薦めですよ。

店内は、テーブル席と掘りごたつの席、カウンター席があります。

開放感のある店内でゆっくり沖縄そばを食べることができます。



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メニューは、基本の「そば」を中心に、ソーキそば、軟骨ソーキそば、中味そば、ゆしどぅふそばなどがあります。

沖縄そば専門店らしく、シンプルな構成ですね。


f:id:sanpei808:20210719084504j:plain今回、私はソーキそば800円をいただきました。

一口スープを飲んで、うん、豚骨が印象的で旨い。

最近、鰹節を前面に出した沖縄そばが多いですが、豚骨の出汁を中心とした沖縄そばに出会うと嬉しくなります。

『ゆたかやそば』は、あと味はスッキリしていて雑味がない、すごく綺麗な豚出汁のスープ。
豚のコクがしっかり感じられて存在感がありますが、くどさは全くないので、豚骨苦手な方にもお薦めしたいです。

一口目から、最後まで本当に美味しくスープをいただきました。


f:id:sanpei808:20210719085044j:plain麺は中太で、細かい縮れが入った、角のないこちらも特徴的な麺。

コシがあって、力強い麺です。

つるっとした口当たりと、中太のしっかりとした食感が印象的で、好みの麺でした。
ボリュームはけっこうありましたが、もっと食べたくなる麺とスープ。



本ソーキは、厚めでこれぞ豚肉といった感じの王道なソーキ。

この骨付き肉にかぶりつくのが、堪らないんですよね。
味の染みもしっかりで、食べ応えのあるソーキでしたよ。

 

f:id:sanpei808:20210719085627j:plain参考に撮らせてもらった、友人の「ゆしどうふそば」。

f:id:sanpei808:20210719085724j:plain「ミックスそば」。



北中城村の『ゆたかやそば』。

古民家の雰囲気を味わいながら、美味しい沖縄そばが食べられる、これぞ沖縄そば屋といったお店です。

アクセスも良いので、お薦めです。
沖縄本島中部に行った際には、是非訪問してみてください。



北中城村沖縄そば一覧】

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