さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

高江洲そば もう一つの人気メニュー中味そば

ども、さんぺいです。

数日前から、今日は『高江洲そば』に行くって決めてました。
日々たくさんのお店を周っている私ですが、やっぱりお気に入りの店を訪問するのは特別で。

2、3日ウキウキしてました。

okinawasoba.hatenablog.com
このブログは、2020年の6月に始めたのですが、1番最初の記事がこちら。
私の『高江洲そば』好きが分かるかと思います。

 

半年ぶりの訪問となった『高江洲そば』。
胸が高鳴るぜ。

超有名店ですが、念のため説明すると、場所は浦添市の伊祖。
通称「パイプライン」沿いにあります。




店舗前、横と駐車場が用意されていますが、沖縄そば界で屈指の人気店とあって、地元客、観光客が多く訪れます。

すぐ駐車場が満杯になり、昼時は待ちになるので余裕を持っての訪問がお薦め。



この日も開店の10時に合わせて訪問したのですが、すでにお客さんが多数。



地元支持が熱いのも特徴で、常連さんもたくさんいます。
ここじゃなきゃダメという沖縄そばファンは多い。



定位置のカウンター席を確保できました。

席は、カウンター席とテーブル席、座敷があります。

家族連れが座敷を利用している姿も良く見かけます。
老若男女、幅広い世代に愛される名店ですよね。




現在は食券制になっています。

『高江洲そば』のメニューはシンプルな構成。
沖縄そばは、名物の「ゆしどうふそば」があり、基本の「沖縄そば」、「ソーキそば」「中味そば」があります。

「ゆしどうふ」と「なかみ汁」は沖縄そばの麺なしで、汁として注文することも可能です。(その場合は、ライスと一緒に食べたりします)。

サイドメニューとして、定番のジューシーの他に、珍しい天ぷらも扱っています。

天ぷらは、イカ、魚、野菜、芋があり、各100円。



『高江洲そば』と言えば、「ゆし豆腐そば」の元祖。

私自身、ここの「ゆし豆腐そば」が大好きで、「ゆし豆腐そば」のために通ってるといっても過言ではないのですが。

最近行われた地元紙沖縄タイムス沖縄そばに関するアンケートで、『高江洲そば』は中部エリアの上位に選出されたのですが、「中味そば」が好きという声もすごく多かったんですよね。

『高江洲そば』ファンとして、これは食べておかないとと思い、今回は「中味そば」を注文しました。



「中味(なかみ)」は、「中身」とも表記され。
豚のホルモン、もつの意味です。

沖縄では、三枚肉たソーキなど、様々な豚料理を食べますが、豚足(てびち)や、耳(みみがー)と並んで、ホルモンも立派なご馳走。

「中味汁」は、祝いの席でも食べられる沖縄料理の定番なんです。

そんな、「中味」と沖縄そばを合わせたのが「中味そば」というわけ。



まずメインの「中味」ですが、特有のクセもなく最高の美味しさ。

下処理が大事で扱うのが難しい具材とも言われていますが、『高江洲そば』の「中味」は食感も良くめっちゃ好みでした。

『高江洲そば』自慢の豚骨スープと合わせて食べると、またいっそうの美味しさに悶絶。
「中味そば」好きなら絶対に気に入ると思います。



『高江洲そば』の「中味そば」は中味以外の豚肉も入っているスタイル。
細切りの軟骨ソーキが結構乗ってます。

ほろほろとしたお肉が、スープを含んでジューシーな美味しさに。

ボリュームもしっかりあります。




彩りを添える玉子焼きも健在。



「結び昆布」が乗るのも『高江洲そば』スタイル。
味つけがとても控えめで絶妙。




麺はもちろん照喜名製麺所。

照喜名ウェーブと呼ばれ親しまれている独特の縮れ麺です。

固めの歯応えと、この形状が生み出す啜り心地が最高。

スープとの絡み、食べ応え、いつ食べても美味しい。
『高江洲そば』はこれじゃないと。



最高な食感の中味に、ボリュームしっかりの豚肉、そして照喜名麺。

これらをまとめるのが、『高江洲そば』の真骨頂、薄っすらと白濁した豚骨主体のスープ。
動物系のスープというとどうしても塩味が強くて、尖った感じになりますが、『高江洲そば』のスープは穏やかで優しい。

もう、前身が包み込まれていくような優しさがあるんです。

塩梅も絶妙で、ひと口ずつ、慈しむように飲みました。



『高江洲そば』のジューシーは珍しいおにぎりタイプ。
優しい豚骨スープと合わせて食べると、もうたまらない美味しさ。
鉄板の組み合わせなので、『高江洲そば』ではジューシーもお薦めです。




今年やり残した事がたくさんありますが、もうどうでも良くなりました。
皆さんも、是非、年越しそばは沖縄そばで。




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【過去の高江洲そばの記事】

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