ども、さんぺいです。
皆さん、飲んだ後の〆ってどうしていますか。
飲んで飲んで、喋り倒して、家路につくとき。
最後に何か食べて帰ろうって時ありますよね。
定番はラーメンでしょうか。
沖縄だと、〆にステーキという方もいるかもしれません。
私の若い時の思い出として、松山に行っていた時期には、松山交差点近くの『どん亭』で「どん亭スペシャル」(通称「どんスぺ」)を食べていました。
青春の味ですね。
沖縄県民なら、〆も沖縄そばという方も多いはず。
実際、沖縄の有名な夜の繁華街には、必ず沖縄そばを食べられるお店があるもの。
それらの店は夜営業が中心で、観光客向けのガイドブックには載らないものの、地元民なら知っている隠れた名店がたくさんあるんです。
今回、沖縄そばスタンプラリー26店舗目に訪問した、沖縄市の『宮古そば愛』もそんな名店の一つ。
沖縄市の夜の繁華街、「中の町」にあり、沖縄本島中部ではめちゃくちゃ有名なお店です。
最大の特徴は夜営業という点で、夕方18時から朝5時までの営業。
日々、中の町の酔いどれ天使たちを癒やし続ける聖地なのです。
場所は居酒屋や飲み屋さんが密集する地域にあるため、車での訪問ならコインパーキングを利用。
周辺にはたくさんコインパーキングがあるので、探すのには困らないはず。
夕方はお酒抜きで、夕食をたべにくるお客さんも多数いらっしゃいます。
私もこの日は、20時頃の訪問でした。
どうですか、この店構え。
街に溶け込んだ、年季の入った雰囲気。
これだけで200万点叩き出してますよね。
シンボルになっている黄色い看板。
味がありますよね。
この看板見たら思わず店に入っちゃうよ。
ガラガラとドアを開け、入店します。
この日もお客さんがいっぱい。
座席は、キッチン前のカウンター席とテーブル席、小上がりの席があります。
サイン色紙が飾られているのは沖縄食堂の定番の風景。
すべてが店の魅力になっています。
注文は食券制です。
『宮古そば愛』のメニューは、基本となる宮古そば、軟骨ソーキそば、本ソーキそば、野菜そば、てびちそばなどがあります。
沖縄そば以外にも、焼きそばやゴーヤーチャンプルー、豆腐チャンプルーなどがあるのは、飲み屋街の沖縄そば屋さんらしいかも。
最後に一杯、オリオンの中瓶を頼む人もいるんだろうな(羨ましい)。
今回は、宮古そば(小)700円をいただきました。
オープンカウンターになっていて、カウンター席からは調理の様子を見ることができます。
調理場の活気が伝わってきて、待ち時間も楽しい。
程なくして運ばれてきた宮古そばがこちら。
三枚肉にカマボコ、ネギに紅生姜と、シンプルイズベストと言いたくなるような簡潔な宮古そばです。
とにかくスープが印象的で、見た目からも分かる通り澄んだスープはスッキリとした味わい。
豚と鰹の出汁ですが、鰹主体のすごくあっさりとして、だけど出汁の効いスープ。
どれだけ飲んだ後でも、飲めそうなスープで、この立地で長年愛されてきた理由が分かります。
ほんと味つけが絶妙で、塩梅も丁度良く、飲んだ後の〆には最高な宮古そば。
宮古そばと言えば、この麺という、細麺ストレート。
沖縄本島の沖縄そばと、宮古そばの違いについては以下の記事を参考にしてみてください。
細麺は、どんなコンディションの時にも優しく胃も落ちていく。
啜り心地が良いのはもちろん、スッと食べられる細麺は、スープ同様、この場所ならこの麺がベストと思わせます。
味の良く染みた三枚肉も美味しい。
余計なことをしてなくて、シンプルな三枚肉。
これで十分。
宮古そば独特のカマボコ。
名脇役で、主役じゃないんだけど、いないと寂しい存在。
『宮古そば愛』は、カマボコまでしっかり美味しい。
何度か行ってる『宮古そば愛』ですが、今回あらためてその実力を感じました。
あっさりとしてるんだけど、旨味がしっかり感じられるスープ。
後を引く美味しさがあって、余韻がずっと残ります。
ストレートの細麺も、〆で食べたいという時にぴったり。
店の佇まいも最高で、飲み会の後に『宮古そば愛』で〆ることができたらほんと良いだろうな。
沖縄本島南部在住の私は、沖縄市で飲む事が難しいのですが、この店で〆るために引っ越ししたいぐらい。
沖縄市在住の方が羨ましくなりました。
もちろんお酒を飲んでない方も普通に利用していますので、夜に宮古そばが食べたくなったら強くお薦めです。
「第12回沖縄そばスタンプラリー」26個目のスタンプをゲット。
ようやくリーチ、あと1店舗です。
本当にギリギリの闘いだった今回。
なんとかここまできたなという感じです。