ども、さんぺいです。
沖縄が誇るローカルなハンバーガーショップ『ジェフ』。
沖縄の人なら知らない人はいない「ゴーヤーバーガー」という大ヒット商品を持ち、地域に密着したオリジナリティの高いメニュー展開で人気の店。
大手のハンバーガーチェーン店とは一線を画す、孤高の存在。
まさに「俺たちのジェフ」。
okinawasoba.hatenablog.com
前回、沖縄県民は、『ジェフ』を再評価したほうが良いんじゃない?という記事を書いたのですが。
自分自身、『ジェフ』愛が再燃している中、あの期間限定メニューが発売されていると聞き、さっそく訪問してきました。
それは、夏の限定メニュー「フレッシュゴーヤージュース」シリーズ。
沖縄の夏野菜と言えばゴーヤー。
もはや全国区の人気で、本土でも広く食べられているゴーヤー。
栄養価も高く、夏場は安価で手に入ることから沖縄では大人気です。
大手弁当チェーンの「ほっともっと」では、夏限定で「ゴーヤー弁当」を販売していて、沖縄ではベストセラーになっているほど。
もちろん家庭でも、ゴーヤーチャンプルーは、夏の定番料理です。
今回は、『ジェフ』与那原店を訪問しました。
元祖の『ジェフ』で、朝7時から深夜2時まで営業してのも嬉しい。
席数99席、駐車場84台と、規模も最大です。
スタバには無いローカル感が最高。
ジャージでも入れる良さが『ジェフ』にはあるよね。
『ジェフ』のメニューです。
一見して、その個性的なラインナップが分かるはず。
看板メニューは「ゴーヤーバーガー」と「ぬーやるバーガー」。
沖縄人(うちなーんちゅ)以外は、何の意味か分からないネーミングセンスも最高。
「なんこつソーキサンド」は今度食べてみよう。
今回は、目当ての「フレッシュゴーヤージュース」とホットドッグをいただきました。
『ジェフ』の夏季限定、「フレッシュゴーヤージュース」。
まず、お値段580円について、ひと言、言っておきたい。
「ほっともっと」のゴーヤー弁当が、税込み550円であることを考えると、ゴーヤー弁当超えの「フレッシュゴーヤージュース」がどんだけ意欲作が分かっていただけるはず。
攻めすぎじゃない?『ジェフ』よ。
色は綺麗なグリーン。
氷が入っていて、キンキンのゴーヤージュースです。
ひと口飲んで納得!
このゴーヤー感。
採れたての県産ゴーヤーを、店で絞って提供しているという手間暇がよく分かるフレッシュ感。
感想としては、まず「しっかり苦いこと」がポイント。
これまで、市販のゴーヤー入り野菜ジュースを飲んできましたが、個人的には史上最高レベルの苦さです。
これはほっともっとのゴーヤー弁当超えの苦さ。
よくぞここまで!
究極、ゴーヤーの魅力って苦さなんだと思うんですよ。
もちろん「苦さがイヤだ」という方がいるのも承知していますが、それならキャベツ食っとけって話になるわけで。
その点、「フレッシュゴーヤージュース」は、ゴーヤーの苦さをしっかり残しながらジュースとしても着地している見事な一杯だと思います。
これなら、沖縄のおじーも納得するはず。
ちなみに、だからと言って美味しさを放棄している訳ではなく。
ちゃんとリンゴの果実を入れることで、甘みもあり、美味しいジュースとして成立しています。
このギリギリを攻めるあたりのセンスが、「ゴーヤーバーガー」を生んだ『ジェフ』ならではなんでしょうね。
味の好みは賛否両論あると思います。
でも、まずは『ジェフ』のチャレンジ精神を評価したい。
こんなハンバーガーショップが地元にあることを自分は誇りたいな。
ギリギリを攻めた『ジェフ』の本気過ぎる一杯。
私は素直に美味しいと思う。
沖縄県民なら、この夏、マストな一杯ではないでしょうか。