ども、さんぺいです。
連日暑い日が続きますね。
沖縄でも当然、焦げ付くような暑さの毎日なんですけど、意外と夜は暑くないんです。
沖縄は島ということもあって、風があるため夜の時間帯は涼しさもあります。
気温自体もピーク時は、沖縄の方が本土よりも低いんですよね。
私は、夏場の夜の感じが大好きで、昼間の灼熱から一転して涼しくなる夜に、沖縄の魅力を感じます。
今回は、以前から気になっていた中城村にある『麺家にらい』を訪問しました。
okinawasoba.hatenablog.com2023年5月に訪問したうるま市の『麺家丸翔』というお店があるのですが、そこの沖縄そばが個人的にストライクで、めっちゃ好みだったんです。
するとTwitterで、『丸翔』はもともと『麺家にらい』からの、暖簾分けのお店だよ教えてもらったのでした。
それ以来ずっと気になっていて早く訪問したかったんです。
『麺家にらい』は中城村の吉の浦公園近くにあります。
沖縄本島でいうと東側に位置しますが、公園を目印に訪問すると分かりやすいはず。
のどかな地域です。
外観は、公園前にある喫茶店のような雰囲気。
気軽にフラッと立ち寄ることも出来そうな感じが良いですね。
周辺に「沖縄そば」ののぼりが立っているので公園近くまで行けばすぐにお店に気づくはず。
店舗前に駐車場も用意されています。
落ち着いた雰囲気の店内。
沖縄そばのこだわりのお店といっても、肩ひじ張らず利用できるのが良いな。
マンガ本も置いてあって、店内にはのんびりとした空気が流れてます。
開店直後の11時にお邪魔したのですが、すでに先客が何名か。
地元の常連さんといった感じで、年配のお客さんも多かったです。
地元の方に親しまれている様子が良く分かりました。
席は、カウンター席とテーブル席があります。
『麵家にらい』のメニューです。
シンプルな構成で、基本の沖縄そばに、軟骨ソーキそば、本ソーキそば、ゆし豆腐そば、ゆで野菜そばがあります。
サイドメニューには定番のジューシーとライスがあります。
噂でも聞いていますが『麵家にらい』の特徴でもある自家製の生麺。
今回すごく麺が気になっていました。
ちなみに沖縄そばは、並盛と大盛が同じ値段というサービス価格。
今時、ほんとありがたいですね。
今回は、軟骨ソーキそば(大)700円をいただきました。
(並と同じ値段)
沖縄そばと軟骨ソーキが別皿で提供されるのは『麺家丸翔』と同じスタイル。
やっぱり繊細なスープなので別々でという事なんでしょうね。
ルックスも綺麗な沖縄そばで期待値はマックスに。
印象的だったスープの美味しさ。
鰹の出汁を効かせたスッキリとした後味で、すごく繊細な味わい。
見た目どおり透明感のあるスープで、雑味がなくストレートに出汁の美味しさが伝わってきます。
飲み進めるたびに、出汁の奥深さが感じられるような沖縄そばでした。
記憶が曖昧ではあるのですが、『麺家丸翔』のスープがもっと輪郭がはっきりとした味付けで、『麺家にらい』の方がさらに繊細な印象でした。
もちろんどちらも美味しい。
気になっていた自家製の生麺。
中太で角が無く、短めの麺。
凄くコシがあって力強い麺です。
歯を押し返してくるような強さがあって、食べ応えは抜群。
もちろん硬いだけじゃなくて、もっちりとしていて独特の美味しさが楽しめます。
『麺家丸翔』の麺がプツンと切れるような歯応えなのに対して、『麺家にらい』の方がもっちりとしていてさらにコシが強い印象でした。(これも記憶違いがなければ)。
具材は、シンプルに刻み生姜と、ネギ、そして玉子焼き。
全体的に繊細な沖縄そばの美味しさを壊さないように気を使われているのを感じます。
玉子焼きをスープに浸して食べるの好きだなぁ。
別皿で提供される軟骨ソーキ。
炙って風味を出していて、もうかぶりつきたくなるほど美味しい。
甘辛く味付けされているので、スープをゆっくり楽しむなら別々に食べた方が良いかもしれません。
すっごくトロトロで、口の中で溶けていきそうな軟骨ソーキ。
この価格でこのボリュームなのも嬉しすぎる。
Twitterで絶賛されている方も多かったので、すごく楽しみに訪問したのですが、期待通り美味しい沖縄そばでした。
スープも麺も、繊細で丁寧なつくりが印象的です。
超こだわりの沖縄そばだと思うのですが、お店の雰囲気や価格も含めて、それを感じさせないのが実は凄い。
あくまで町の沖縄そば屋として、フラッと気軽に入れる感じなんです。
沖縄そば屋さんとしてはある意味、理想かも。
お値段の方も沖縄そば(大盛)600円と、毎日でも通えそうな設定なのはありがたい。
近所にこんな公園と、沖縄そば屋があったら最高だなーと思い店を出ました。
これぞスタンダードと言いたくなるジューシー。
サイドメニューのジューシーはいつも裏切らない。
まーさん。
【中城村の沖縄そば一覧】