さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

我部祖河食堂 沖縄そば専門店のカレーをいただく

ども、さんぺいです。

先日『そば処 KoHaRu』で、沖縄そばとスパイスカレーを食べた話題を出したところ、Twitterで多数反応をいただきました。

ありがたいことに、「あの店のこんなカレーもあるよ」との情報も。



okinawasoba.hatenablog.com
沖縄そば専門店の中には、少ないですがカレーを扱っているお店があります。
沖縄そばの出汁を用いたカレーや、スパイスにこだわったカレーなどスタイルは様々。

日本蕎麦やラーメンでもカレーが美味しい店があるように、カレーが美味しい沖縄そば屋というジャンルがあってもいいかなと思います。

なんだかそそられる沖縄そばとカレーの組み合わせ。


 

みーさん(Twitterアカウント @aoakua09858)に教えていただた、美味しい沖縄そば屋のカレー。
今回は、那覇市首里にある『我部祖河食堂 首里店』を訪問しました。

okinawasoba.hatenablog.com6月にもソーキそばを紹介しましたが、『我部祖河食堂』は名護市発祥で、県内に複数店舗を展開する沖縄そばの有名店です。

ソーキそばの元祖の一つともいわれています。




店は、首里の高台にあり見晴らしが綺麗。

以前はカフェだった建物で、外観も内装も素敵です。

住宅地の奥まった場所にあるので、隠れ家的な雰囲気があるのも良いですね。



最近、あまり見かけることが少なくなった食品サンプル

良く出来てますね。
家にほしいかも・・・。



地元沖縄の方ならメニュー表を見ればピンときますが、観光でいらしている方は、三枚肉そば、ソーキそば、野菜そばの違いなどサンプルが在る方が良いのかもしれませんね。



店内は、1階と2階があり、1階にテーブル席とカウンター席があります。

清潔感があって、快適。

自然の中でゆったりと食事をいただくことが出来ます。



『我部祖河食堂』のメニューです。

沖縄そばは、ノーマルから三枚肉そば、野菜そば、てびちそば、中味そばなど幅広い種類が揃っています。
もちろん一番人気は、「元祖・ソーキそば」。




定食類が充実しているのも特徴です。



今回の目当ては、まかないカレー。



沖縄そばの美味しいカレー。

今回は『我部祖河食堂』でまかないカレー830円をいただきました。



まず目を引くのが、ゴロゴロと入ったニンジンとジャガイモ。

ひとくちにカレーと言っても色々なタイプがありますが『我部祖河食堂』のカレーが名前のとおり家庭的なタイプ。
このカレー嫌いな人はいないでしょ。

暑い夏場で、若干食欲が落ち気味ですが、こんなカレーが食べたかった。



ちなみに『我部祖河食堂』ではカレーに沖縄そば出汁のスープが付いてきます。

これが嬉しい。

動物系の出汁が効いたスープに、「コーレーグースー」を入れてパンチを増していただきます。



カレーは、粘度が低めでサラサラとしたタイプ。

挽肉が入っていてボリューム感もあります。

辛さはそれほどないので、幅広い方に好まれる味です。

おそらくですけどココナッツミルクの風味も感じました。
一見、お家カレーっぽいけど、手も込んでいるカレーです。



大ぶりのニンジンとジャガイモ。

カレー食ってるなーと感じる瞬間です。

インドカレーや欧風カレーの溶け込んだ感じも良いけど、やっぱりこのタイプの具材ゴロゴロカレーの魅力には抗えないですよね。



ゴロンと乗ったお肉。

甘辛く煮付けた、しっとりとしたお肉でボリューム感もありました。

そのまま食べても良し、カレーと合わせても良し。



噂どおりの美味しいカレーでした。

沖縄そば専門店に行ってカレーを頼むのが勇気がいるけども、確かにこれはリピートしたくなる味。

まかないカレーの名前のとおり家庭的な一面がありつつ、しっかり専門店の腕で仕上げている印象です。

ゴロゴロ野菜のカレーが食べたくなったら、また来よう。



店舗の出入り口に備えられたブルーシールアイスクリームの冷凍庫。
気温が35度近いこの時期に、アイスが堪らなく魅力的。

ちなみに沖縄では、アイスと言えば「ブルーシール」ですよ。


皆さん、熱中症に気を付けながら、カレーとアイス食べて夏を乗り切りましょう。



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