さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

沖縄そば にぃぶんじゃ〜

ども、さんぺいです。

夏休みが始まりましたね。
今日も「ザ・夏休み」といった天気で、朝から蝉の大合唱でした。
子ども達は、たくさん楽しい思い出をつくれると良いですね。

コロナ禍が明けて、沖縄でも多くのイベントが通常開催されるようになっているので、いっそう盛り上がりそうです。



今回は、沖縄市登川にある『沖縄そば にぃぶんじゃ~』を訪問しました。

2022年11月にオープンした比較的新しいお店です。

youtu.be
大好きな番組沖縄ローカルの「コザの裏側」でゴヤ親方が取り上げていたお店で、是非行きたかったんです。

www.city.okinawa.okinawa.jp

店名の『にぃぶんじゃ~』ですが、私も意味が分からなかったのですが、調べてみると、沖縄の方言で登川を「にぃぶんじゃー」と呼ぶんですね。
ひとつ勉強になりました。



お店は、沖縄自動車道「沖縄北IC」を下りて、10分かからないほどの場所にありアクセスも便利。

白を基調としたお洒落な外観です。

表通りからは、上の写真のようになっていて、店舗裏に入口があります。



ちなみにお店は、224号線の通り沿いにあるのですが、この十字路には「はま寿司」「ローソン」「セブンイレブン」『にぃぶんじゃ~』があるという凄いスポット。

登川の開発が熱いですね。



店舗裏に回ると、駐車場が確保されています。

左側の入口から店内へ入っていきます。



内装も白と木調を基本としていて、シンプルで清潔感のある店内。

ゆったりとした空間で沖縄そばを楽しむことができます。



席は、カウンター席と、床のスペースがあります。

子ども連れでも利用しやすいつくりですね。



『にぃぶんじゃ~』のメニューです。

シンプルな構成で、厳選されたメニューにこだわりが感じられますね。

沖縄そばは、三枚肉そば、軟骨ソーキそば、両方が楽しめるミックスそばのみ。
肉無しの「素そば」も選ぶことができます。

サイドメニューは定番のジューシーがあります。



今回は、ミックスそば(中)900円をいただきました。

まず丹精なルックスに心躍ります。

「ルックスの良い沖縄そばは美味しい」が持論ですが、丁寧に盛り付けされている沖縄そばはそれだけで期待できますよね。

ミックスそばでは、三枚肉と軟骨ソーキの両方の豚肉がいただけます。



豚、鶏、鰹から取ったというスープは、動物系と魚介系のバランスがめちゃくちゃ良いスープ。

味付けは濃くないので、最初あっさりとした印象ですが、旨味が凄い。
コクもしっかりあって、出汁の美味しさが後を引く感じです。

甘みも感じて、決して濃くないのですが、ふくよかなスープです。

もうずっと飲んでいたい。



「なかだ製麺所」で作っているという、生麺。
中細の、丸麺に近い形状でストレートの麺です。

特徴は、鰹粉末を練り込んでいること。
珍しいですよね。

味が劇的に変わるほどではないのですが、風味を感じる美味しい麺。

食感も特徴的で、中細ながらすごくコシがあって、生麺特有のもっちり感もあります。

コシが強いので、(中)サイズでもしっかり食べ応えがありました。



具材も特徴的で、三枚肉は、醤油、黒砂糖、香味野菜で味付けしているとのこと。

しっかり味が染みていて、薄っすら甘さも感じて美味しい。

厚めで食べ応えもあります。




軟骨ソーキの方は、甘辛ではなくあっさりと塩で味付け。

トロッとした食感を味わうことができ、豚肉の美味しさも堪能できます。

三枚肉と軟骨ソーキのコントラストが良いですね。




彩りを添える錦糸卵もよき。



すごく丁寧にスープをつくられている印象で、新しい店舗とは思えない完成度。

最近感じるのですが、ここ3年の新店舗は(生麺をはじめとして)麺へのこだわりや、スープのクオリティが高いなと感じます。

以前のオーソドックスな沖縄そばをさらにブラシュアップしたような沖縄そばが増えている気がします。



『にぃぶんじゃ~』のスープは派手な感じではありませんが、一度飲んだらハマってしまうそんな魅力がありました。

麺の方も、なかなか他で食べる事ができない特徴的な麺です。

沖縄市近郊へ行かれる際には、是非、足を運んでみてください。



最近食べた中では一番好きかもしれないジューシー。

固めに仕上げていて、味つけは濃すぎず、具材もたっぷり。
持ち帰りしたくなるぐらい美味しかったです。

まーさん。




沖縄市沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com