ども、さんぺいです。
たびたび沖縄そばから脱線する当ブログですがお許しください。
今回は長崎ちゃんぽんについてです。
実はつぎの週末に長崎へ行くことになっており、この機会に長崎ちゃんぽんを食べ歩いてみようと思ってるんです。
okinawasoba.hatenablog.com
長崎ちゃんぽんについては、最近取り上げた本『世界に広がる 沖縄SOBA』の中に気になる記述があって。
沖縄そばでは当初、かん水ではなく「木灰汁」を用いて製麺が行われていたのですが、実は長崎ちゃんぽんでも同様に「木灰汁」が使われていたそうなんです。
「木杯汁」を使った麺づくりは、中国にルーツがある事が分かっていて、その点、沖縄そばと長崎ちゃんぽんの共通点が何かしらあるのかもしれません。
今回は、沖縄そばのルーツに少しでも近づけたらなと思い、食べ歩きをしてきます。
ちなみに、沖縄そばばかり食べてきた私の長崎ちゃんぽんの経験値は、生涯で10杯いかないほど。
私にとってはなじみの薄い食べ物でした。
そこで、長崎ちゃんぽんと言えばまずはここだろうと思い『リンガーハット』で長崎旅行の予習をしに行ってきました。
沖縄でも『リンガーハット』は人気で、県内に6店舗、主にイオン系列のフードコートを中心に展開されています。
今回は、豊見城市根差部にある「イオンタウンとよみ店」のフードコートを訪問しました。
早くも衝撃が。
沖縄の『リンガーハット』には、ラフテーを使ったちゃんぽんがあるのか。
長崎ちゃんぽんと沖縄そばの融合がすでに始まっている。
次回、食べてみようっと。
これまでなじみが無かった『リンガーハット』。
メニュー表もなんだか新鮮です。
長崎ちゃんぽんと皿うどんが2大メニューで、サイドメニューは餃子とチャーハン推しなんですね。
今回は、ベーシックな「長崎ちゃんぽん」750円と半チャーハンをいただきました。
彩りも綺麗な長崎ちゃんぽん。
ルックスでも食欲をそそります。
めちゃでかいレンゲ。
スープが飲みやすいのはもちろん、野菜も食べやすいつくりです。
色々と工夫がありますね。
スープは、豚骨と鶏ガラを合わせたものだそう。
真っ白で綺麗なパイタンのスープです。
意外だったのが、動物系のスープにしてはすごくライトな印象だったこと。
油分があまりないせいだと思うのですが、動物系のラーメンともまた違います。
味の方も、魚介系の旨みがあって、ゴリゴリの豚骨スープではありません。
www.sugakico.co.jp豚骨スープに魚介系出汁の組み合わせでいうと、名古屋で有名な『スガキヤ』を思い出したのですが、どうでしょうか。
動物系のスープといってもラーメンのようにカエシが強い感じではなく、魚介系の出汁の旨みで、柔らかい印象になっている点に特徴を感じました。
中太の麺。
ラーメンでいうと太めに入るかもしれませんが、沖縄そばと比べるとやや細い麺です。
丸麺で口当たりがよく、プリッとした麺。
風味が強く、麺だけ食べても美味しい。
印象的だったのが、(沖縄そばと比べると)細い麺なのですが、すごくもっちりとしていること。
この太さの麺で、もっちり感が表現されているのって凄いなと思います。
そして、ある意味メインとも言える野菜。
まず野菜のボリュームが凄いですね。
特に増量もせず、デフォルトでこれだけの野菜が食べられるなんて。
『リンガーハット』が人気な理由が分かります。
豚肉、海老、カマボコ、木耳などに加えて、キャベツやもやし、コーン、ネギなどの野菜がどっさりと入っています。
これも印象的だったのが、豚肉は入っているのですが、ほぼ野菜がメインなのでとてもヘルシーな食事なこと。
スープがしっかりしているので満足感がありますが、すごく健康的だと思います。
野菜はシャキシャキで、どの具材も美味しい。
スープを絡めて、麺と一緒に食べると、また野菜も違った美味しさに。
『リンガーハット』の長崎ちゃんぽん、さすが全国展開するチェーン店の代表作だけあって、めちゃくちゃ完成度が高い一杯だなと思いました。
特にフードコートでこれだけの料理を提供するのって凄いことだと思います。
野菜がこれだけ摂る事ができて、麺もスープも美味しい。
それが気軽に食べる事ができるなんて最高です。
長崎ちゃんぽんの魅力も充分に味わうことができました。
また、現地長崎に行って『リンガーハット』と他の長崎ちゃんぽんとの違いも楽しんでみたいと思います。
沖縄そばにはジューシーですが。
長崎ちゃんぽんにはチャーハンなんですね。
これも間違いない組み合わせ。
まーさん。