さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

うるかそば 中味そばで癒される

ども、さんぺいです。

皆さん、二日酔いの日、何を食べますか。
胃酸過多で、少し胃が痛む。
遅く起きて、午前中は何も食べれず、午後になって胃に何か入れたい。

ただ重たすぎる料理も食べられないし。
優しい汁物が良いかな。

そんな日に、ぴったりなのが「中味」。



www.maff.go.jp

「中身(なかみ)」の名前の通り、豚の内臓(ホルモン、モツ)を使った汁料理。
「中味」と表記されることもあります。


豚の大腸や小腸、胃といった中身を具にし、すまし汁仕立てでシンプルに仕上げた郷土料理

 

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モツの食感と、何より優しいスープ。

沖縄そばの中でも、抜群の優しさがあるメニュー。
この「中味汁」をベースにした沖縄そば、「中味そば」が二日酔いにぴったりなんです。



そんな「中味そば」を求めて、那覇市小禄の『うるかそば』に向かいました。

場所は、那覇西高校の隣。

那覇空港からも近くアクセスも便利な沖縄そば専門店です。
駐車場も用意されているので、車での訪問も安心。



二日酔いで、何も食べられず午後のピークを外れた時間。

ひとりカウンターに座ります。

『うるかそば』は、沖縄そば専門店では大き目の店舗で席数も多く、利用のしやすさが嬉しい。



店は、テーブル席、カウンター席、座敷席があります。

ひとりでの利用も、会食も、家族連れでも、色んなシチュエーションで万能ですね。



インテリアに、シーサーなどの工芸品が飾られていて、沖縄らしい雰囲気を演出しています。



『うるかそば』のメニューです。

沖縄のローカルグルメ番組「アゲアゲめし」で煮付定食が紹介されたんですね。
煮付けも、沖縄料理の定番です。
美味しそう。

定食類が充実しているのも特徴。

とんかつ定食や、生姜焼き定食など定番が揃っています。

沖縄そばも定番が揃っています。

基本の沖縄そばをベースに、本ソーキそば、軟骨ソーキそば、てびちそば、野菜そばなどがあり。
迷ったら看板メニューの「うるかそば」がお薦めです。

サイドメニューにはもちろん、じゅーしー、そしていなりが。



 

目当ての「中味そば」850円を注文しました。

この日、初めての食事。(午後になりましたが・・・)。


着丼がうれしい。



「中味」は、豚のモツ、ホルモンですが、沖縄そばの中でも店によって違いが大きい料理です。

モツの扱いが難しいそうで、下処理が大切だといわれています。

『うるかそば』の「中味」は、食感がめちゃくちゃ良くて、クセもなく美味でした。



他店と比べて、やや大ぶりな「中味」。

「中味」がスープを吸って、さらに美味しくなります。

部位ごとに異なる食感も楽しみのひとつ。




スープもあっさりとした、優しい味わい。

傷んだ胃に、優しく染み渡ります。

麺は、宮古そばらしい、ストレートの細麺。
スッと胃に落ちていく、こんな日は細麺が食べやすくて良いですね。



モツ料理というと、濃い味のイメージがありますが、沖縄の「中味そば」は違います。

優しい味付けで、出汁の旨み、モツの旨みがストレートに味わえる逸品。

沖縄そばの具材としては、三枚肉や、ソーキが有名ですが、「中味」の美味しさはもっと知られても良いのでは。

沖縄そば屋さんや、食堂によっても違いがあるので、好みの店を見つけるのも楽しいと思います。

ああ、だんだんと二日酔いが回復してきた・・・。

 

 

那覇市沖縄そば一覧】

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