さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

美里そば 地元で熱愛される沖縄市の名店

ども、さんぺいです。

いやー寒いですね。
昨日は冬至だったこともあり、さすがの沖縄もだいぶ冷え込んでいます。

沖縄だとこれだけ寒い日はなかなか無いので、外はあまり出歩いていない様子。
家でぬくぬくと暖まりながら、週末を楽しんでいるのでしょうか。

寒くなると、沖縄そばもぐっと美味しくなりますね。



今回は、沖縄本島の中部エリア、沖縄市で地元から熱い支持を受ける名店を紹介します。

沖縄市東にある『美里そば』です。
2003年に創業した、20年のキャリアがある沖縄そば専門店。

沖縄そば屋さんにも色々なタイプがあって、店舗のつくりや提供するそばによっても客層が違います。
そんな中で、『美里そば』は地元率の高い、地域にめちゃくちゃ愛されているお店なんです。

www.okinawatimes.co.jp

ちなみに、2023年に地元新聞社の沖縄タイムスが行った沖縄そばに関するアンケートでも、中部エリアで上位に選ばれおり、その人気は折り紙付き。



飾らない雰囲気の外観で、派手な看板も立っていないのですが、連日、開店前からお客さんが並んでいます。

店舗前に駐車場が確保されています。



店内もアットホームな雰囲気で、フラッと入りやすい感じ。
初めての訪問でも、どこか安心感があります。

「よそゆき」じゃなくて日常の普段着というか、普段の生活で使いたくなるようなお店です。

この雰囲気も人気の秘訣なんでしょうね。



席は、テーブル席と小上がりの席、そしてカウンター席があります。

開店と同時、あっという間に店は満席に。



『美里そば』のメニューです。

基本の沖縄そばに、三枚肉そば、軟骨ソーキそば、本ソーキそば、てびちそばがあります。
サイドメニューは、いなりとジューシー。

簡潔なメニューですね。


今回は、看板メニューの「美里そば」950円をいただきました。

三枚肉に、軟骨ソーキ、さらにゆし豆腐がのった豪華な沖縄そばです。

ちなみに、フーチバーはサービスなのも嬉しいポイント。
(フーチバートッピングは選択できます)。




とても滋味深いスープ。

魚介系と動物系のバランスがすごく良くて、鰹節の出汁などもしっかり感じられながら、動物系のコクも味わえるスープになっています。

豚骨を長時間煮込んで作っており、鶏ガラ、三枚肉の肉汁、鰹節などで出汁を取っているんだそう。

最近の沖縄そばはあっさり系が人気ですが、この力強いスープを一度飲んだらきっと虜になると思います。



麺は、中細ストレート、人気の「亀浜製麺所」の麺です。

喉越しの良い麺で、この長めの麺を啜るのが最高。

間違いない美味しさですよね。
スープとの相性も抜群です。



驚いたのがそのボリュームで、「大盛」ではないでのですが、かなりの肉量。

お腹いっぱい食べてほしいというお店の心遣いを感じます。

さすがベテラン店の三枚肉。
味が良く染みていて、厚さもあって、これぞ定番の三枚肉と呼びたくなるような美味しさでした。



かなり大ぶりの軟骨ソーキがどかんと乗っています。

柔らかく煮込まれていて、味付けも抜群。
人気の理由が良く分かります。

口の中でとろけるのが堪らない。



ゆし豆腐は、風味がしっかりしていて豆腐本来の美味しさが味わえます。

ふわふわ食感の豆腐を、熱々のうちにいただくのが良いんですよね。

沖縄そばのスープと合わせながら食べるとまた違った美味しさに。



フーチバーも良い仕事してました。

三枚肉や軟骨ソーキなど、肉量のボリュームがある一杯なので、口直し的にもフーチバーがぴったりでした。

この風味が、沖縄そばにまた魅力をプラスしてくれます。



奇をてらうことが無くて、すごく真っすぐな沖縄そば

インスタ映えするような派手な沖縄そばや、特徴ある出汁の沖縄そばも魅力的ですが、『美里そば』は、沖縄そばのお手本と言いたくなるようなバランスの良い出汁と、味付けのお店でした。

飽きることがなくて、また食べたくなる沖縄そば

そして印象的だったのがお店のホスピタリティの高さ。

フーチバーのサービスや、丼いっぱいに入ったお肉のボリューム。
心遣いが、色んなところに行き届いていると思います。

だからこれだけ地元のお客さんに熱く愛されているんでしょうね。
一度行ったら、通いたくなってしまうお店です。



安定感抜群のジューシー。
まーさん。




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