ども、さんぺいです。
正月2日目の沖縄は、超快晴。
日中は20度を超え、強い陽射しに思わず季節を疑ってしまうほど。
原付で出かけましたが、上着もいらないほどでした。
初詣で外出された方も、良いお出かけ日和になったのではないでしょうか。
お正月というと、飲食店は休みのところが多く、沖縄そば屋さんも例外ではありません。
特に年越しそばが繁忙期ということもあり、年始は店を閉めるところが多いんです。
沖縄そばを食べたいと思っても、「沖縄そば難民」と化してしまうこの時期。
インスタで『鶏そば屋いしぐふー』が、2日、3日も営業されていることを知り、勇んで訪問しました。
お正月から沖縄そばが食べられるなんて、ほんと嬉しい。
『鶏そば屋いしぐふー』は浦添市港川にある、沖縄では有名な沖縄そば専門店『いしぐふー』のお店です。
通称「外人住宅」と呼ばれる建物を使用していて、お洒落な雰囲気なのも特徴。
近辺は、スィーツや雑貨店など、個性的なお店も多く観光スポットになっています。
お店の前と後ろが駐車場になっています。
周辺店舗が多いので、沖縄そばの後は散策するのも良いかも。
もともとあった間取りを活かし、部屋が分かれているのが特徴。
沖縄そば屋さんというよりもちょっとしたカフェのような雰囲気もあって。
親しい方との会食にもお薦めです。
この日も、早い時間からたくさんの方が訪れていました。
広めのカウンター席もあるので、私のようなひとり客でも安心です。
『鶏そば屋いしぐふー』のメニューです。
沖縄そばは、通常、豚と鰹節・昆布をベースに出汁を取ることが多く、鶏をベースにしたスープはとても珍しいんです。
基本のそばは、「鶏そば」で、好みに合わせて鶏ムネ肉をトッピングした「鶏しおそば」、鶏モモ肉をトッピングした「鶏あぶりそば」などがいただけます。
迷ったら両方味わえる「特選鶏そば」がお薦め。
サイドメニューには、沖縄そば定番のジューシーや、鶏専門店ならではの「親子丼」なんてメニューも。
これは絶対に美味しいやつ。
『いしぐふー』といえば、餃子が美味しいことでも有名。
沖縄そばに餃子という意外な組み合わせですが、動物系のしっかりしたスープに餃子が良く合うんです。
新年の一杯目は、鶏ムネ肉と鶏モモ肉の両方が味わえる豪華な「特選鶏そば」(中)930円をいただきました。
お正月なのでちょっとの贅沢は良いですよね。
沖縄県産の「山原地鶏」を使って出汁を取ったスープ。
薄っすらと白濁したスープは、鶏ならでは旨みが詰まっています。
すごくマイルドで、尖った感じが全然ありません。
味付けは塩中心で最小限に。
動物系のスープというと、塩味がきついイメージがあるので、びっくりするほど優しい味付けです。
初めて食べる方は驚かれるんじゃないでしょうか。
最後まで飲み干したくなる、そんなスープです。
絶品のスープに合わせるのは、『いしぐふー』の特徴でもある自家製麺。
中細の平打ち麺で、しっかりとした歯ごたえと、滑らかな啜り心地の麺です。
コシがあって、ひと口ずつが美味しい。
トッピングの鶏ムネ肉。
塩コショウで味付けで控えめに味付けされていて、しっとりとした食感。
低温調理されていて柔らか。
スープと合わせて食べるとまた極上な美味しさに。
トッピングの鶏モモ肉。
今回すごく大好きになった具材です。
甘辛く味付けされていて、炙ることで香ばしさを増しています。
香り、味付け、食感、もう惚れてしまう最高な鶏肉。
お薦めです。
鶏の旨みが詰まった円やかなスープ。そして存在感のある麺。
柔らかな鶏肉も含めて、贅沢な沖縄そばでした。
最後の一滴まで飲み干したくなるような、丁寧なつくりで、新年の一杯目に食べる事ができて幸せです。
ここで終わらないのが『鶏そば屋いしぐふー』の凄いところでして・・・
充実のサイドメニューをいただきます。
「鶏あぶり丼」は、鶏モモ肉を炙り、黄身を乗せて丼にした一品。
見た目だけでもう、美味しさが確定している。
黄身を崩して食べると、そこにはもう至福が待っている。
卵の黄身がとにかく濃厚で美味しかったのが印象的でした。
さすが鶏をメインにしているお店ですね。
残してあった、沖縄そばのスープと合わせて食べるのも最高です。
さらにさらに、正月なので大盤振る舞い。
『いしぐふー』名物の餃子もいただきました。
皮が厚めでモチっとした食感が特徴の餃子です。
餡がパンパンに詰まった餃子は、に、肉汁が凄い。
ジュワッと溢れだしてくる大量の肉汁。
美味しさの塊のような餃子を、はふはふ言いながら食べました。
美味しいものを食べると笑顔になれる。
今年も1年頑張れそうです。
『鶏そば屋いしぐふー』、ここでしか食べられない貴重な鶏出汁の沖縄そばをはじめ、サイドメニューも美味しいお店です。
まだ食べた事がないという方は、是非、訪問してみてください。
【いしぐふーのお店一覧】