さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

琉心そば 2 色んな表情を見せる珠玉のスープ


ども、さんぺいです。

正月3日目ですが、沖縄そばハンターは休まず沖縄そばを追いかけております。

今日は、南城市にある『琉心そば』を訪問しました。



正月ということで油断していたのですが、開店の11時にはすでに20名ほどのお客さんが集まっていました。

その後も続々として入店し、すぐにお店は満席に。
凄い人気店ですね。

皆もそろそろオードブルに飽きて、沖縄そばを食べくなる頃なのかな。



場所は、南城市大里仲間。

86号線の通り沿いにあって、のぼりもたくさん出ているので、店は見つけやすいはず。
店の隣に駐車場があります。



さらに、店の右奥には、かなり広めの駐車場が用意されています。
遠方からの自動車での訪問も安心。

私も車での移動が多いので、駐車場のあるお店はありがたいです。



店内は、清潔感があって明るい雰囲気。

席も、テーブル席、座敷、カウンター席があって、家族や友達との会食にもぴったりです。

オープンキッチンになっていて、厨房の活気が伝わってきます。



何気に嬉しいのが、フーチバー(よもぎ)のサービス。

沖縄そばでは定番の香草です。

沖縄には、パクチーブームのはるか昔から香草を楽しむ文化があるんです。



味変アイテムとしても優秀なフーチバー。



『琉心そば』といえば、有名なのが香辛料など、味変アイテムの数。

七味唐辛子、コーレーグース、ピパーツなど定番のほか、魚粉、味付けそぼろ、黒胡椒、練り唐辛子まで揃ってるんです。

私も、さすがにこれだけ揃っているお店は他にみた事がありません。

これだけでもお客さんを大切にするお店のホスピタリティが伝わってきますよね。



注文は食券制です。



『琉心そば』のメニューです。

基本は、三枚肉そばと軟骨ソーキそばがあって、両方味わえる「琉心そば」が看板メニュー。
ほかにも、炙り軟骨ソーキそばや、アーサそば、野菜ばなどが揃っていて。

変わった所では、味を「旨辛肉味噌味」に変更できるよう。
辛いもの好きな方は是非。



私は、沖縄そばとジューシーを頼むことが多いのですが、セットメニューが充実しているのも嬉しいですね。

骨汁ファンには堪らない、骨汁セットもあります。



今回は、三枚肉と軟骨ソーキそばを味わえる「琉心そば」とジューシーのセット1000円をいただきました。



入ってますよ!タピオカが。

『琉心そば』は、沖縄そばにタピオカをも用いていることでも有名。

黄金色に輝くタピオカはもちっとした食感がクセになる感じ。
味というよりも食感がアクセントになっていて、沖縄そばのスープともマッチしていました。



スープは、豚と鰹、昆布以外にも、鶏、鯖、野菜などで出汁を取っているんだそう。

沖縄そばの中でも、これだけ多様な素材で出汁を取るお店は珍しいです。

印象的だったのが、たくさんの出汁を重ねているのに、ガツンと前にくる旨みじゃなく、すごく抑制されているところ。

上品で、奥深い味わいなんです。

ゆっくりと味わっていくと、ひと口毎に違った出汁を感じられる珠玉のスープ。
ほんと美味しいです。



麺はオリジナルの中細のストレート麺。

しっかりとした歯ごたえと、喉越しの良い麺でした。

繊細なスープにもとても良く合っています。



三枚肉も、控えめで上品な味付け。

脂身の部分も美味しいです。



あっさり味の軟骨ソーキ。

柔らかく煮込まれていて、口の中でとろけていくのが堪らない。

スープが繊細なので、味のバランスがとても良かったです。




タピオカに目が行きがちですが、インパクト重視ではなく、上品で超本格派な沖縄そば

特に、抑制が効いたスープは絶品だと思います。

飽きがこなくて、奥行きがあって、もう絶対に最後まで飲み干してしまうスープ。

是非一度味わってみてほしいです。




じゅーしーは本当にオーソドックスで、これだよなと言いたくなります。
まーさん。




セットに付いてくる、じーまみ豆腐。
甘いものは食べないけど、これは好き。




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