ども、さんぺいです。
この10年間の沖縄そばの変化の一つが、盛り付けを始めとしたルックスの変化だと思います。
「インスタ映え」に代表されるようにSNSの進化によって、料理全般の見栄えが良くなっていますよね。
沖縄そばは、主に麺と、豚肉、かまぼことネギで構成されているため、見た目はどうしても地味になりがち。
ですが、最近では玉子焼きを活かしたり、野菜を使うなど見た目に気を使ったお店が増えてきています。
私的に、沖縄そばで最もルックスが美しい一杯だなと思うのがこちら、浦添市前田にある『つきしろそば』です。
2022年9月に南城市つきしろで創業し、2023年の4月から、浦添市前田に移転しリニューアルオープンしています。
定番の本格的な沖縄そばも扱いながら、月替わりで創作系のメニューを出す意欲的なお店としても知られています。
今回は、『第13回沖縄そばスタンプラリー』の一環で訪問しました。
『沖縄そばスタンプラリー』とは、一般社団法人沖縄そば発展継承の会が主催する沖縄そばに関する企画で、2023年10月1日から2024年2月29日の期間に34の店舗を回ります。
スロースタートですが5店舗目の訪問。
『つきしろそば』は、沖縄都市モノレール「前田駅」の近くにあります。
モノレールでの訪問がしやすいのはもちろん、車でのアクセスも便利な立地です。
お店のすぐ近くに駐車場も用意されています。
『つきしろそば』といえば、センスの良い店舗のルックスが印象的。
ブルーを基調とした看板はインパクトありますよね。
内装も、映画のポスターなどセンスが光る沖縄そば屋さん。
最近は、昔のようなか型にハマった店舗ではなく、音楽や内装など店主さんの個性も感じられるお店が増えてきました。
『つきしろそば』は、一つ一つの小物も可愛いのでチェックしてみてください。
席は、テーブル席と、小上がりの席、カウンター席があります。
カウンターで沖縄そばを待つ時間が好きだ。
注文は食券制です。
基本は三枚肉が乗った沖縄そばと軟骨ソーキそば。
「バカ盛ネギとプルドポークのそば」などオリジナルなメニューも。
看板メニューは「ニライカナイそば」。
ルックスも抜群に映える全部乗せ的な沖縄そばで、もし初回ならこちらをお薦め。
ちなみに、サイドメニューのプルドポークコロッケはめちゃくちゃ美味しいです。
最近、沖縄そば専門店でも増えてきたトッピング。
お好みでカスタマイズできます。
『つきしろそば』では月替わりで創作系のメニューを出しています。
「揚げワンタンそば」美味しそうです。
今回は看板メニューの「ニライカナイそば」950円をいただきました。
数ある沖縄そばの中でも、ビジュアルナンバーワンじゃないかなと思うそば。
どうですかこのルックス。
青菜、トマト、もずくなど従来には無い具材を用いて、彩を豊かにしてます。
これに、玉子焼きや、ネギ、ソーキなどが加わって、まるで絵画のような美しさ。
まずはスープから。
飲んだ瞬間分かる、凝縮された旨味。
豚骨と鰹など複数の出汁の旨みが詰まったふくよかで贅沢なスープです。
あっさりとした後味でしつこい感じは全然ありませんが、旨味はすごく濃厚。
野菜も使っているのか、甘味も感じます。
麺は、平打麺で、長めのストレート。
人気の細麺です。
しっかりとした歯応えもあって、啜り心地も最高。
間違いない美味しさ。
具材は、色合いだけでなく、味や食感にも変化が生まれ、ひと口目から最後の一滴まで、本当に飽きることがない沖縄そばになっています。
青菜は、沖縄そばに清涼感を添えてくれます。
鮮やかな黄色の玉子焼き。
沖縄そばのスープを吸うとまたいっそう美味しいんです。
白髪ネギの辛味も良いアクセントになっていました。
トマトは意外ですが、スープに合うんですよね。
もずくは食感に変化を与えてくれます。
三枚肉はトロトロに煮込まれていて、脂身の部分も最高に美味しい。
味のよく染みた軟骨ソーキも食べ応えがありました。
目でも美味しい沖縄そば。
豪華な具材ですが、ベースとなるスープの土台がしっかりしてるので、何を乗せても美味しいんだと思います。
旨みが詰まった芳醇なスープと、様々な具材を楽しめる一杯。
シンプルな沖縄そばも美味しいですし、個性的な沖縄そばもある『つきしろそば』。
是非、訪問してみてください。
「沖縄そばスタンプラリー」5個目のスタンプをゲット。