さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

【第13回スタンプラリー】ナンクル 2 ハーブ香るバターチキンカレーそば


ども、さんぺいです。

2月15日から、広島カープのキャンプが沖縄市ではじまります。

今日はそんな沖縄市の話題を。




現在の沖縄市の一部は、かつて「コザ市」として1956年から1974年まで存在し、日本で唯一のカタカナ表記の市でした。

私を含め、沖縄の人にとっては、今でも「コザ」の名称が親しみがあるという方が多いのではないでしょうか。

戦後沖縄の中でも独自の発展を遂げた「コザ」は、先進的で、新しい文化を生み出すエネルギッシュな街というイメージです。

そんな「コザ」の街で生まれたのが沖縄そば専門店『ナンクル(796)』。

 



場所は、コザの中心地、胡屋十字路近く。
アーケード街の「一番街」の中にあります。



『ナンクル(796)』は、2022年オープンの新鋭。

店舗も一見、沖縄そば屋さんには見えない、アパレルのような雰囲気。



スタイリッシュな内装の店内。

BGMに気持ちもアガります。


席は、テーブル席とカウンター席があります。



注文はシートに記入する方式。



初めての方は、まず定番の沖縄そばがお薦め。

その名も「至高の沖縄そば」、名前に自信が現われていますね。
アグー豚と県産若鶏を用いた濃厚なパイタンスープが美味しい一杯です。

okinawasoba.hatenablog.com「至高の沖縄そば」の記事はこちら。



今回いただいたのがこちら「ハーブ香るバターチキンカレーそば」。
正直、全く予想が付かない。



この2種類のほかに、『ナンクル』では月替わりの沖縄そばを提供しています。

2月は「ブラック」。
マー油を用いた沖縄そばで、こちらも個性的ですね。



今回は、『ナンクル』のもう一つの看板メニュー「ハーブ香るバターチキンカレーそば」980円、トッピングは200円になります。



アグー出汁ベースの沖縄そばスープに、バターチキンカレーを合わせた一杯。

粘度はカレーほどではないけど、ポタージュぐらいのトロっと感。

バターがすごく効いていて、コクのある濃厚なスープです。



尖った感じが全くなくて、すごく円やかなスープ。

カレーの香りにめちゃくちゃ引き込まれます。
これは普通にバターチキンカレーとして食べても美味しいはず。

トマトの酸味もほどよく効いています。



スープを受け止める麺もさすがしっかりしてます。

生麺でコシがあり、カレーに負けない存在感。

プリッとした食感で歯ごたえがあり、モチっと感も楽しめます。



もちろん分かってたけど、このスープに鶏肉が合わない訳がない。



麺を一通り食べ終えて、店員さんお薦めの食べ方を。



残ったスープに、ライスをオン。



崩して。



チーズをオン。



店員さんにお願いして、バーナーで炙る。



炙った後のチーズの香り、堪らない。



最後に、温泉玉子をオン。



食べなくても分かる、もう完ぺきに美味しいやつ。

カレーと、バター、チーズ、玉子の美味しさが合わさった飯を、リゾット風にいただく。
チーズと玉子で、カルボナーラのような濃厚な美味しさ。

チーズが伸びる伸びる。

まさに美味しさの宝石箱。
最後までガッツリ味わいました。



一つのメニューで、いくつもの楽しみが味わえる、軽く沖縄そばを超えていく料理でした。

終始、バターの濃厚な美味しさが効いています。

イデアと工夫が詰まっていて、どこをどう食べても美味しい『ナンクル』の「バターチキンカレーそば」。

沖縄そば麺と、バターチキンカレーの妙を是非、味わってみてください。

 

 

 

沖縄そばスタンプラリー」17個目のスタンプをゲット。




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