さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

金月そば(きんちちそば)恩納店

ども、さんぺいです。

先日、『金月そば(きんちちそば)恩納店』を訪問しました。

あの読谷村にある超人気店『金月そば』の支店にあたります。
『金月そば』は、金の月と書いて、「きんちち」と読みます。

2008年創業で、自家製で麺づくりを行うなど沖縄そばへの拘りと、オリジナルなメニューなどで人気店となっています。

 



「恩納店」の場所は、沖縄の幹線道路国道58号線沿い。

沖縄本島の西海岸沿いにあたり、周辺にはリゾートホテルも多くあります。

大通り沿いなのでアクセスしやすい立地。
観光の際にも立ち寄りやすい場所になります。

北向けに走ると、右手にお店が見えます。



駐車場は、お店の左側にあるので、看板を目印に入っていきます。



店舗横に、駐車スペースが余裕を持って取られています。



本店同様にお洒落な店内。

『金月そば』はロゴなど、デザイン一つ一つが可愛いんですよね。

温かみのある雰囲気です。



席は、テーブル席が主で、小上がりの席も設けられています。



久しぶりに食べる『金月そば』が楽しみ。



注文は食券制です。



『金月そば 恩納店』のメニューです。

三枚肉が乗った沖縄そばが基本となっています。

また恩納店の特徴として、本店に無い「沖縄つけそば」があります。
沖縄そばのつけ麺、珍しいですね。



しかも「沖縄つけそば」にはノーマルのほか、「赤だれ」や、「海老味噌つけそば」などバリエーションがあるのも凄い。



今回は、三枚肉盛そば(中)1100円をいただきました。

贅沢に、三枚肉が盛られた一杯です。

盛り付けも綺麗ですね。

 



運ばれてきた瞬間、まずスープの香りに持っていかれます。

通常、沖縄そばは鰹節で出汁を取ることが多いのですが、『金月そば』では8種の魚節で出汁を取っているんだそう。
なるほど酸味だけでなく、苦味や奥深い魚介系の出汁が効いているのが分かります。

 

スッキリしているんだけど薄いという訳ではなく、幾重にも旨味がギュッと詰まってる感じ。
厚みが凄くあります。

色んな出汁が感じられるので、飲む度に表情がかわる楽しみがあります。

思わず引き込まれてしまう、そんなスープでした。

 

 


スープと共に印象的だったのが麺。

国産小麦を使っているという自家製麺
まず一口食べてすぐ感じる小麦の風味。他の沖縄そば麺との違いがはっきり分かります。

滑らかさも特徴で、絹のような口当たり。
のど越しがめちゃくちゃ良くて、気が付くと麺がなくなってしまう。



沖縄そばでは珍しい具材の厚揚げ豆腐。

味が染みていて、魚介系のスープとの相性もすごく良かったです。

私は、豆腐じょーぐー(豆腐好き)なので、これはたまりません。

 

 

こちらも沖縄そばでは珍しい味玉。

見た目からもう美味しさは約束されてますよね。

トッピングすることで、ちょっと贅沢な沖縄そばになります。



三枚肉は、柔らかく仕上げていて、お箸で割れるトロトロ感。

上品な味付けで、大振りですがペロリといけました。

脂身の部分も美味しいです。

 

 

絶対に頼んでほしいのが、やんばる鶏ジューシー。

読谷本店とは出汁も変えているそうで、出汁が染みて具沢山のジューシーは悶絶するほど美味しかったです。

沖縄そばと一緒に食べると震えます。

 

 

スープも麺も具材も。
随所に工夫が凝らされていて、他では食べられないオリジナリティ溢れる沖縄そばでした。

単に変わったことをやってるんじゃなくて、一つ一つが洗練されている感じ。

伝統的な沖縄そばから一歩踏み込んだ、進化系沖縄そばの最高峰だと思います。

いつも食べる度に新鮮な驚きがあります。

本店は11時前から行列ができますが、恩納店はまだ入りやすい感じなのでお薦め。

北部観光の際に是非訪問してみてください。



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