ども、さんぺいです。
日々沖縄そば食べ歩きを続けている私ですが、初訪問のお店が予想以上だった時には、いつも以上にテンション上がります。
評判のお店や、有名店の訪問はもちろん楽しいのですが、事前情報なしで訪れた時に出会った「当たり」の一杯は嬉しいもの。
今回も、嬉しい出会いがありました。
お店は、那覇市古島にある『まんま家』。
以前は食堂だったのですが、現在は沖縄そば専門店になっていて、知る人ぞ知る穴場的な沖縄そば屋さんです。
よく通る道なので存在は知っていたのですが、初めての訪問になりました。
場所は、那覇市立病院の近く。
市立病院入口から、真嘉比向けに走ってすぐの信号を右折。
右手に『まんま家』があります。
弁当ファンなら知っている『ファミリーストアーてんば』が近くにあります。
店内は装飾が少なく、簡潔でシンプル。
清潔感があって、気持よく食事を楽しむ事ができます。
コンパクトなつくりで、テーブル席と、カウンター席があります。
お店で面白いものを見つけました。
銘柄の違う泡盛に島唐辛子をつけこんで、コーレーグースを作っています。
私もコーレーグースを自作していますが、どの泡盛が一番合うか研究したいなと思っていて・・・。
これはホントやってみたい。
『まんま家』のメニューです。
基本的な沖縄そばが揃っていて、三枚肉そば、本ソーキそば、軟骨ソーキそば、てびちそばに野菜そばまで。
全種類の豚肉が楽しめる「まんま家そば」なんてメニューも。
初訪問で驚いたのが、スープが「こってり豚骨出汁」「あっさり出汁」「あっさり鰹出汁」3種類、麺が「縮れ」「ストレート」の2種類から選べること。
比較的小さな店ですが、これだけ種類を揃えるなんて、ただならぬ拘り。
ちなみに、沖縄そばには全品、ジューシー、小鉢2つが付いてお得です。
沖縄そば専門店で、タコライスも扱っているのは珍しいですね。
ちょっと興味があるので次回頼んでみよう。
今回は目当ての野菜そば750円をいただきました。
野菜そばに、じゅーしーと小鉢2つが付いてくるので賑やか。
なんとも豪華な昼食になりました。
印象的だったのが、野菜炒めの味付けの美味さ。
okinawasoba.hatenablog.com
「肉野菜そば」は、沖縄で「野菜そば」「肉そば」とも表記される、沖縄そばの定番メニューですが。
名前のとおり、沖縄そばに野菜炒め(野菜チャンプルー)を豪快にオンする料理。
なので、沖縄そば本体の美味しさも重要ですが、野菜炒め部分の調理や、両者のマッチングがめちゃくちゃ重要なんです。
その点『まんま家』の野菜炒めは、野菜を贅沢に使いシャキシャキに仕上げていて、絶妙な味付け。
濃すぎず、かといって薄すぎず、ちょうど良い塩梅。
味付けが濃すぎないので、飽きずに最後までモリモリいただけます。
一見ヘビーに見えますが、野菜多めなので実はヘルシーな料理でもあるんですよね。
ボリュームは満点ですが、お肉と違って胃もたれしません。
野菜そばが「完全食」である理由です。
これ喰っとけば、1日安心できる。
スープは「こってり」、麺は「縮れ」を選択しました。
豚骨で出汁を取ったスープはコクがありますが、びっくりするほどあと味スッキリ。
尖ったところがほんとなくて、マイルドで優しい味わいです。
鰹出汁の美味しさも感じられて、「こってり」だけじゃない優しいスープ。
麺は照喜名ウェーブで、間違いない美味しいさ。
野菜炒めにも負けない存在感で、この麺をわしわしと喰らうのが楽しい。
独特の啜り心地があって、ほんとクセになる。
もっちり感もあって食べ応えあります。
豚肉大好き沖縄人(うちなーんちゅ)にとって、豚の三枚肉は大好物。
たくさん食べてきた三枚肉だからこその拘りがありますよね。
三枚肉を食べれば、その店の良さが分かる的な事ってあると思いますが、『まんま家』
の三枚肉は味染みのたまらないやつ。
厚みがあって、しっとりとした三枚肉が絶品でした。
野菜炒めの甘味が溶け出したスープがほんと美味しくて、しっかり完飲しました。
『まんま家』の野菜そばは、丁寧な味付けでジャンクに寄り過ぎず、最後まで無理なくいただけます。
身体にも、心にも優しい野菜そばでした。
沖縄そばにも、お店の雰囲気にも、一つ一つ気配りが行き届いていて、小さいながらも満足度の高いお店です。
品よく味つけされた、あっさりとしたジューシー。
パラっと仕上げていてめっちゃ好み。
まーさん。
小鉢が2つも付いてくるなんて。
胡麻ドレッシングのほうれん草に、もずく酢。
まーさん。
【さんぺいのYouTube】