さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

nan*ne(ナンネ) 壺屋にある隠れ家的沖縄そば


ども、さんぺいです。

今週の沖縄は、良い陽気で、本格的な春の到来を感じます。

先日、壺屋にあるお店『ナンネ』を訪問しました。




壺屋といえば、「壺」の名前のとおり焼き物の窯元さんがたくさんある町です。

通りには、シーサーなど工芸品が多く飾られていてショップも多くあるので、散歩するだけでも楽しい。
どこを撮っても絵になります。

私もお薦めの観光スポットです。



お店は、壺屋の「やちむん通り」にあります。

通りの表からは見えないので注意。
こちらの陶器屋さん『イーサ』のちょうど裏手にお店があります。



初めての訪問だったのですが、お店の素敵な佇まいに思わず息を吞みます。




『ナンネ』は、壺屋の有名窯元「育陶園」さんがやっているお店で、焼き物はもちろん、雑貨を販売してるほか、沖縄そばもいただけるちょっと変わったお店。



外観もインテリアも小物も、どれも素敵。

店内を隅々見て回りたくなる。



コンパクトなお店で、カウンター席が4つと、テーブル席が2つあるのみ。



カフェとしてドリンクが楽しめるほか、沖縄そばもいただけるんです。



お店はショップになっていて、焼き物(やちむん)や小物、日用品を購入することができます。



メニューは沖縄そばのみ。
あとはサイドメニューのジューシーがあります。



ドリンクメニューもあるので、カフェとして楽しむのもお薦め。



玉城牧場牛乳を使ったソフトクリームも人気です。



nan*ne(ナンネ)そば990円をいただきました。



正直言って沖縄そば専門店とはまた違ったタイプのお店なので、期待半分だったのですが・・・

驚きの美味しさでした。

豚、鰹節、昆布から出汁を取っているというスープはバランスが良く奥深い味わい。

丁寧に作られていることが分かる、雑味のないクリアな味です。

「身体に染み込んでいく」という表現がぴったりの、自然なスープ。




味付けも絶妙で、濃すぎず、薄すぎず、ちょうどいい塩梅。

魚介系の厚みのある出汁で、満足感がしっかりあります。



麺は、照喜名製麺所の中細、生麺ストレート。

縮れ麺のイメージが強い照喜名麺ですが、ストレート麺もまた美味しい。

縮れ麺と違って、固めというよりは伸びやかでもっちりとした食感。
これが繊細なスープとよく合っていました。

生麺の特徴で滑らかな口当たり、啜った時のソフトな口当たりも最高でした。



ソーキは、本ソーキと軟骨ソーキが楽しめます。

柔らかく仕上げていて、甘辛に煮込んだソーキ。

こちらも味付けが絶妙で、味がよく染みていますが濃すぎない、好みのタイプでした。



沖縄そばといえば定番の具材、かまぼこ。



壺屋の路地裏のこんなお洒落なお店で、こんな沖縄そばが食べられるなんて。

お聞きしたら、店の方がオリジナルで作り上げた味とのことでしたが。
沖縄そば専門店と比べても、ほんと驚きの美味しさでした。

丁寧につくられた洗練された沖縄そばです。

雰囲気が素敵なお店なので、ぜひ、壺屋の散策とセットでご利用ください。



ジューシーも上品な味付けで、まーさん。




okinawasoba.hatenablog.com

沖縄そば好きの本土の方に、強くお勧めしたいのが・・・

沖縄観光の際に、沖縄そば用の焼き物(やちむん)を買って帰ること。
器が違うだけで、ぐっと雰囲気が変わります。

ご自宅でも沖縄そばをよりいっそう楽しむことができるはず。
沖縄通の方は、ぜひ!



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