さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

麵屋 あん

ども、さんぺいです。

www.okinawatimes.co.jp昨年、「沖縄そばの日」に合わせて行われた好きな沖縄そばのアンケート。
その際に、沖縄タイムスの篠原さんがお薦めしていた『麺屋あん』をようやく訪問することができました。

私は、沖縄そばに関する情報を探すとき、ネットも活用してしてますがグルメサイトやグーグルマップの評価は全然気にしてなくて。

自分が信用できる沖縄そば好きのお薦めだけ追いかけています。

結局、人からお薦めが1番信用できますよね。




『麺屋あん』は、那覇市松川の住宅地にあります。

大道や栄町なども近い場所なのですが、住宅密集地なので、那覇市以外の方だとあまり通らない道かもしれません。

初めての訪問はナビの使用をお薦めします。



店舗前に駐車場が用意されています。

都心に近いこの辺は駐車場がないお店も多いのでありがたい。



初訪問だったのですが、整頓された店内に驚きました。

清潔感があって、オープンキッチンの中は全てピカピカです。
お店に店主さんの人柄が出てますよね。

一気にテンションが上がりました。



席は、厨房を囲むカウンター席と、奥の方に小上がりの席があります。

子ども用の椅子も用意されていて、家族連れでも安心。



目の前で調理の様子を見ることができるカウンター席は、心地よい緊張感があります。

こんな作りのお店好きなんですよね。

料理の光景や、音など、五感全てで、沖縄そばを感じられる。



『麵屋あん』の特徴が、自家製の生麺。

店舗内に製麺機が置かれています。



注文は食券制です。



『麵屋あん』のメニューです。

沖縄そばと、ラーメンの両方を扱っているのがお店の特徴。
麺が違うほか、スープの構成も油を多めにするなど変えているそうです。

スープの方も豚鶏と昆布、鰹、鰯で出汁を取った「あっさり」と、豚鰹をメインにした「とろこく」から選ぶことができます。

メニューは、三枚肉そば、とろ軟骨ソーキそば、三枚肉チャーシューに、ネギや玉子、豚バラ肉などを組み合わせた多彩な構成。

麺を活かしたつけ麺も用意されています。


 

今回は、三枚肉、軟骨ソーキ、ロースと3種類の豚肉が楽しめる「ありんくりんそば」(並)800円をいただきました。

スープは、動物系と魚介系を半々で合わせた「あっさり」でお願いしました。



スッキリとしたすごく穏やかな味付けのスープ。

ひと口目よりも二口目、三口目と、飲み進めるほどに美味しさが感じられるタイプ。

派手ではありませんが、奥深くて、だから最後までちゃんと美味しい。



魚介系の風味が感じられて、動物系とのバランスもとても良かったです。

染みるという表現がぴったりの、余韻のあるスープでした。



1番印象的だったのが麺。

中細のストレートに近い麺で、すごく滑らか。
優しい口当たりです。

食べるとすぐわかる小麦の風味。
この麺、ほんと美味しい。

優しいスープとの相性も良くて、互いの良いところが感じられる組み合わせです。



三枚肉は厚みがあって、食べ応えのあるサイズ。

味が良く染みてます。
脂身の部分まで美味しい三枚肉でした。



軟骨ソーキは、とろっとろ。

口の中で溶けるような柔らかさ。




ロースはしっとりと仕上げていて、奥の方まで味が染みてます。

沖縄そば屋では珍しい具材で、噛みしめて美味しいお肉でした。



『麺屋あん』。

「麺屋」の名前通り麺に拘ったお店で、風味の良いオリジナルの麺がいただけます。

沖縄そばですが「替玉」も可能で、私は沖縄そばで「替玉」をするお客さんを初めて見ました。
それぐらい美味しい麺。

メニューも豊富で、次はもう一つの「とろこくスープ」も食べてみたいなと思います。

是非、訪問してみてください。



具沢山で、油の感じも良いジューシー。
優しい味付けで、沖縄そばのスープと一緒に食べるのが至福でした。
まーさん。




那覇市沖縄そば一覧】

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