さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

吉野家の沖縄そば

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今日は少々、小ネタを。


沖縄そばが、沖縄県民のソウルフードであることを、度々、熱弁してきましたが。

沖縄そばは、そば専門店のほか、広く家庭でも作られていて、家庭の味でもあります。



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沖縄のスーパーでは、沖縄そばの麺や、スープの素が必ず置いてあり、気軽に家庭でたべることもできます。

もちろん、スープを自作するお家も多い。


そして、専門店以外の食堂やレストラン、コンビニまで幅広く、沖縄そばは提供されています。




そんな、沖縄そば大好きな土地ですから。

あるんです、吉野家にも沖縄そばが。


吉野家と言えば、日本の3大牛丼チェーン店の一つ。

吉野家の牛丼を知らない方はいないと思います。


沖縄県は、吉野家の進出が遅く、1990年代に「YOSHINOYA USA」を出店したものの、うまく定着せず。

その後、再出店し、徐々に浸透していった結果、今ではすっかり沖縄でも身近な存在になっている印象です。



出店は、吉野家すき家松屋、の順で。

最近ようやく、松屋が出店をした感じです。


全国的にみれば、牛丼チェーンの新興地域、沖縄ですが。

地域密着のオリジナルメニューがあるんですね。




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吉野家沖縄そば(188円税抜)です。

しじみ汁や、とん汁など、サイドメニューの一つとして用意されています。

それにしても、沖縄そば以外に、ゆし豆腐そばや、ゆし豆腐まであるのは凄い。

吉野家の企業努力を感じます。


吉野家沖縄そばを提供したのは、2017年からのようで。

ちなみに、沖縄の吉野家では、さらに以前から「タコライス」も提供しています。



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今回は、牛丼(アタマの大盛り)と沖縄そばを注文しました。


見た目も美味しそうな沖縄そば


魚介系の味付けのスープで、一般的な鰹出汁ともまた違った味わいです。

澄んだ見た目どおり、スッキリとしたスープなので、しつこ過ぎず、牛丼と良く合います。


麺は中細の、ストレートな麺。

食べやすいように、やや短めに作られています。


具材は、三枚肉とネギ。

この価格で三枚肉まで入っているのは嬉しい。




サイズ感、味付けとも、牛丼に良くあった沖縄そばでした。

少しガッツリいきたい時、味噌汁替わりに沖縄そばを注文するのが、ちょうど良さそう。

沖縄の食堂では、定食の汁物として、ミニ沖縄そばが付いてくるのは良くありますしね。


この価格で、三枚肉まで入った沖縄そばは、なかなか食べられないと思います。

牛丼ともベストフィットしてるし。


吉野家が、沖縄に定着してきた歴史の重みを感じるような一杯でした。

企業努力の賜物ですね。


ご馳走様でした。








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当たり前だけど、牛丼もまーさん。