ども、さんぺいです。
沖縄そばの良い所だなと思うのが、沖縄の伝統的な料理である一方、老舗だけでなく新しい店舗が生まれ続けている点。
特に若い方が、新しい沖縄そば屋さんを出店している点に、すごく未来を感じます。これは、他の飲食業界と比べても凄いことなんじゃないかと。
もちろん食の伝統を守ることも大切ですが、一方で飲食店の流行は、インスタなどネットの影響もあってどんどん変化しています。
若い方の感性が沖縄そばを次世代に繋いでいってくれるんじゃないかと期待しています。
那覇市にある『ひとつ』もそんなお店。
2022年3月にオープンした新鋭の沖縄そば専門店です。
どうですか、この外観。
まるでバーか、カフェのよう。
既存の「沖縄そば」のイメージに囚われない、若い方の発想にいつも驚かされます。
場所は、那覇市の若狭大通り。
那覇中学校の向かい側に店舗があります。
沖縄の繁華街「松山」からも近く、周辺には飲食店がたくさんあります。
商業地なので、車はコインパーキングを利用します。
店内に入ると、中央に「OKINAWASOBA HITOTSU」の文字。
素敵です。
スタイリッシュなインテリア。
シンプルで洗練されたデザイン。
席は、テーブル席とカウンター席があります。
カウンターも広めに取られているので、すごく快適に食事を楽しむことができます。
もちろん私のようなひとり客でも入りやすい雰囲気。
『沖縄そば ひとつ』のメニューです。
直球勝負で、厳選されたメニュー構成。
基本は、軟骨ソーキの乗った「そば」、さらにアーサそば、ゆし豆腐そばがあります。
ベースの沖縄そばは同じで、具材が変わる感じですね。
がっつりいきたい時は、具材の全部乗せ的な「スペシャルひとつそば」がお薦め。
シンプルに食べたい方には、具なしの「素そば」も用意されています。
サイドメニューには定番のじゅーしーや、炙りソーキ丼も。
今回は、軟骨ソーキ、アーサ、ゆし豆腐が一度に楽しめる「スペシャルそば」(中)900円をいただきました。
彩りも豊かな贅沢な沖縄そば。
盛り付けのセンスも良いですね。
大ぶりの軟骨ソーキがドンと載っています。
スープは、豚、鶏、鰹節などから取られていて、すごくバランスが良いです。
「攻めた」見た目の印象とは違って、伝統をベースにした沖縄そば。
このギャップ感も良いですね。
オーソドックスな沖縄そばを、洗練させたような感じです。
味付けはしっかり目で、塩味がわりと立っている印象。
旨味のはっきりとしたスープでした。
麺は、鉄板の亀浜製麺所。
間違いない美味しさ。
細めのストレートの麺で、すごく伸びやか。
啜り心地がよく、程よい硬さの麺です。
もう、大好き。
ゆし豆腐は、こちらも鉄板の糸満市「宇那志豆腐」。
ふわふわの食感が堪らない。
風味がしっかり感じられる美味しい豆腐で、単体でも美味しい。
アーサの磯の風味が、沖縄そばをいっそう美味しくしてくれます。
スープにも良く合っていました。
玉子好きなので、載ってると嬉しい。
彩りのアクセントだけでなく、スープに浸すと美味しいんですよ。
メインの軟骨ソーキ。
大ぶりで食べ応えありました。
トロトロの軟骨ソーキにかぶりつくのが幸せすぎる。
バラエティ豊かに最後まで楽しめるスペシャルそば。
あくまで基本の沖縄そばをベースにした、オーソドックスな一杯でした。
最近では、形態も従来の枠に囚われないお店が増えています。
「沖縄らしさ」を前面に出すのではなく、店主さんの趣味を活かしたインテリアや、好きな音楽を流すなど様々。
若い方がチャレンジする沖縄そば屋さんがどんどん出てきてほしいな。
上品に味付けしたジューシー。
まーさん。
「沖縄そばスタンプラリー」23個目のスタンプをゲット。