当ブログでも、たびたび取り上げていますが、「沖縄そば」には、麺とスープ、三枚肉とかまぼこ、ネギからなる、ノーマルな「沖縄そば」の他に、プラス○○な、「○○そば」が存在します。
ソーキそば、ゆし豆腐そば、てびちそば、などですね。
この、沖縄そばと掛け合わせる、一推しメニューが「肉野菜そば」なんです。
具材を沖縄そばに、ただオンするのみでなく。
肉野菜炒めの汁(旨みや、油)が、スープに溶け込むことにより、スープ、麺、肉野菜炒めが渾然一体となった、えも言われぬ旨さを作り出しています。
前回、そんな「肉野菜そば」の魅力を熱く語りましたが。
今年は積極的に、食べていきたいと思います。肉野菜そば。
今回は、那覇市首里久場川町にある、沖縄食堂の名店『あやぐ食堂』で肉野菜そばをいただいてきました。
『あやぐ食堂』と言えば、安くて、旨くて、ボリューミーな沖縄食堂を代表するお店です。
〈前回の訪問記事はこちら〉
今回注文したのが、これ。
その名も「あやぐそば」620円。
『あやぐ食堂』の沖縄そばには、ノーマルな沖縄そば(大)(小)の他に、ゆし豆腐そば、野菜そば、中味そばがありますが、数多いメニューの中でも、「あやぐ」の名を冠しているのは「あやぐそば」だけ。
それだけ、この肉野菜そばに、自信があるんでしょうね。
運ばれてきた瞬間から、ニヤニヤが止まらない自分。
この沖縄そばに盛られた、野菜、肉、肉、のボリューム。
肉野菜そばの掟は、上品にではなく、あくまで本能の赴くままに喰らうこと。
普段は、スープを慎重に味わい、麺を確かめ、ゆっくりと食べ進める私ですが。
今日は、ガッツかせていただきます。
『あやぐ食堂』の「あやぐそば」は、葉野菜が多め。
葉野菜に、にんじん、もやし、ネギなどが入っており、野菜のシャキシャキ感が最高。
沖縄料理の「ちゃんぷるー」を、数多く扱っている食堂の名店だけに、野菜炒めはお手のもの。
そして、存外に多く入った豚肉。
甘みがあって、火の通りも良くて、ボリュームが凄い。
肉野菜そばと言うと、ジャンクな一面がありますが、『あやぐ食堂』は、味付けが濃すぎず、油っこさもなく、優しい味わい。
肉と野菜炒めの旨みが合わさったスープは、普段の鰹出汁のスッキリとしたものから、さらに美味しさを増しています。
この、スープ、麺、肉野菜炒めの、渾然となった旨さが魅力。
後は、麺をスープに絡めながら、麺、肉、野菜、時々、スープと食べ進むだけ。
気づけば、完飲、完食です。
肉野菜炒めの味付けが、個人的には絶妙で、沖縄そばと合わせた時のバランスもとても良かったです。
さすが「あやぐそば(=肉野菜そば)」。
数ある豊富なメニューを誇る『あやぐ食堂』ですが、これはリピート確定な一杯です。
まーさん。