ども、さんぺいです。
また、香川編に戻って、うどんネタを再開。
「沖縄そば食べ歩き」のブログですが、ここ数回は、香川県へうどんの「麺活」に行った様子を記事にしています。
沖縄そば好きが、普段食べないうどんを食べた記録。
しばし、お付き合いください。
今回は、うどん旅で1番衝撃を受けた食べ物、「肉うどん」の紹介です。
超うどん初心者の私は、うどんに汁をかけて食べるいわゆる「かけうどん」しか知りませんでした。
しかし、ここうどん県の香川では、「かけ」「釜揚げ」「ぶっかけ」など様々なうどんの食べ方があり、トッピングはそれほど無限大と言えるほど存在します。
そんな中でも、「こんなに美味い食べ物があったのか」と驚いたうどんでした。
香川県3日目は、目当てのお店『さか枝(さかえだ)』を目指します。
朝7時から営業しており、ホントにうどんは朝から営業の店が多い。
『さか枝』は、創業が、 麺業は昭和38年、店舗は昭和50年のお店で、香川県庁裏手にある老舗のうどん店です。
写真は香川県庁です。
やっぱり大きい。
ですが・・・
この日はお休みでした。
残念なり。
食べ歩きでは良くあることですね。
気を取り直して、『さか枝 うどん』の南新町店を訪問しました。
『さか枝』は、本店を合わせて全4店舗あり、本店から南新町店へは徒歩圏内です。
南新町店は、高松南商店街のアーケード街の中にあります。
さか枝の注文方法は、前回の『めりけんや』や『うどんバカ一代』と同じようなスタイル。
①カウンターで注文 →②うどんを受け取り →③天ぷらなどのトッピングを追加し →④お会計を済ませ →⑤着席 という感じです。
私もだんだん慣れてきましたよ。
今回、『さか枝 南新町店』で注文したのは、「肉うどん」(中)520円に、半熟卵天です。
お腹が空いていたので、「肉うどん」をチョイスしましたが、これが大当たりでした。
「肉うどん」は、「かけうどん」に甘辛い肉を乗せた、一見単純な料理ですが、「沖縄そば」と沖縄そばの「肉野菜そば」が全然違うように、足し算ではなく、掛け算の美味しさがあるのです。
『さか枝』の「肉うどん」の美味しさのポイント。
まず基本となるうどんが美味しい。
『さか枝』の麺は、『めりけんや』や、『うどんバカ一代』ほどフワッとした食感ではありませんでしたが、もっちりしていてしっかりコシがある美味しい麺でした。
もちろん、のびやかですごく滑らか。
スープは、他と比べるともう少し醤油が効いて、しっかりとした味付けの印象。
二つ目のポイントは、肉自体が美味しいこと。
牛丼チェーンのお肉を2倍ぐらい美味しくしたような印象で。
厚みがあって、しっかり味が染みて、玉ねぎも入りめちゃくちゃ旨い。
肉単体で食べても満足感あります。
三つ目のポイントは、うどんと肉を掛け合わせた美味しさです。
まず、濃いめに味付けされたお肉がうどんと良く合う。
肉があることで、いっそう麺も進んじゃいます。
さらに、甘辛い肉の味付けが、徐々にスープに溶け込み、味が増していくんです。
こらがたまらん旨さ。
四つ目のポイントは、トッピングした半熟卵との抜群の相性。
かけうどんに、よく味つけされた牛肉と、半熟卵を合わせて喰う。
もう、美味しくないわけが無い。
満点の組み合わせ。
『さか枝』の「肉うどん」。
完全食かというほど旨かった。
肉のトッピングは、かけうどんに良く合っていて、スープにも相乗効果があり、これが完成系では?と思う美味さ。
さらに半熟玉子を合わせると、もう優勝です。
最近食べた食事の中で1番の衝撃と美味さでした。
これを沖縄でも食べたいよ。
ちなみに、この「肉うどん」の美味しさは、『さか枝』さんの麺自体の美味しさ、肉の質、そしてスープが肉うどんに良く合ってる事によるんだと後から分かりました。
単純に、うどんと肉、半熟卵を組み合わせただけじゃやっぱりダメで。
そこは、沖縄そばの「肉野菜そば」が美味しい店と同じですね。
この後、高松からフェリーに乗って直島へ。
直島は香川県の離島で、フェリーで50分ほどで行くことができます。
乗り場は、高松駅からも近くアクセスも便利。
直島は、美術の島として有名で、複数の美術館や、プロジェクトが島に点在しています。
1日かけてようやく回れるほどボリュームがあって。
美術が島自体の景観とも相まって、すごく素敵な島でしたよ。
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