さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

かふぅ食堂 沖縄焼きそば

ども、さんぺいです。

今回は、同じ沖縄そばでも、沖縄そばの麺を使った焼きそば「沖縄焼きそば」の紹介です。

沖縄の食堂や家庭で食べられている焼きそばの多くは、沖縄そばの麺を使っている事が多いんです。
それもそのはず、県内のスーパーでは沖縄そばの麺がズラッと並んでいますからね。
時にはスープと合わせて一般的な「沖縄そば」にし、時には「焼きそば」にするといった感じです。

昔から家庭の味でもあった「沖縄焼きそば」は、身近過ぎて何も意識することが無かったのですが。
全国のB級グルメで、各地の焼きそばが話題になっている中、「沖縄焼きそば」こそ日本焼きそば界のリーサルウェポンじゃないかと思いついたところです。



okinawasoba.hatenablog.com
沖縄そばの麺」と、ポークランチョンミートなど沖縄特有の具材で作られる、沖縄地方の焼きそば→「沖縄焼きそば」

と定義し、ひとり普及活動を行っていきたいと思っています。
「沖縄生麺協働組合」さん、「沖縄観光コンベンションビューロー」さん、一緒に取り組みませんか?





今回訪問したのは、那覇市首里石嶺町にある『かふぅ食堂』です。
近くには、石嶺団地や、石嶺中学校があります。

首里地域ですが、駐車場も広めにあり、駐車スペースを気にしないで良いのはありがたい。


町の食堂といった雰囲気で、地元客が多く、普段着でいけるような感じ。
ふと思い立ったら、気軽に利用できるところが良いですね。

テーブル席と、カウンター席、座敷席があります。



厨房前には、ズラッとメニューの札が。
リーズナブルで、ボリュームがしっかりあって、メニューも豊富。
特別なことはないんだけど、普段使いの食堂としては最高です。

ちなみに、『かふぅ食堂』では焼きそばに、「ソース焼きそば」と、「ケチャップ焼きそば」の2種類があります。
「沖縄焼きそば」の特徴として、ソースだけでなく、ケチャップで炒めるのも一般的なんですよね。
今度、食べてみよう。




今回いただいたのは、「ソース焼きそば」550円。
沖縄そばの麺を使った、「沖縄焼きそば」です。

オーソドックスな「沖縄焼きそば」と言っていいと思います。

湯気が立っていて、熱々の状態で運ばれくる焼きそば。
香りが堪らないな。



ちなみに『かふぅ食堂』の「沖縄焼きそば」はみそ汁付き。
このみそ汁のクオリティが謎に高くて、めちゃくちゃ美味しい。
食堂だから様々な具材から、出汁がでているんでしょうね。




『かふぅ食堂』の「沖縄焼きそば」では、中太の平打麺を使用。
しっかり硬さがあって、焼きそばにしてもベストマッチ。

沖縄そばの麺は、通常、油をまぶしていることから、一般的な焼きそばよりもさらに油ギッシュなのも「沖縄焼きそば」の特徴です。

力強い麺が旨い。



具材は、オーソドックスに、ニンジン、玉ねぎ、キャベツ、そして沖縄特有のポークランチョンミートが入っています。

野菜のシャキシャキ感や、玉ねぎの甘味が良い感じ。

ポークは薄切りにされて入っています。



麺はソースの絡みも良く、啜りまくって一気に完食しました。



『かふぅ食堂』の「沖縄焼きそば」は、青海苔がかけられていて、風味がとても焼きそばに合っていました。
小さな工夫ですが、すごく印象が変わりますね。
あらためて、ソースと青海苔って良く合うんだなぁ。

具材は定番のものが入っていて、多すぎもせず、少なすぎもせず、まさにオーソドックスな「沖縄焼きそば」かと。

普段食べる昼食だから、華美過ぎても何か違うんですよね。
ほんと丁度良い塩梅でした。
ソースの絡みや、炒め方もばっちりです。

気軽に入れる町の食堂といった雰囲気の『かふぅ食堂』。
皆さんも「沖縄焼きそば」食べたくなったら、どうぞ。




【沖縄焼きそば一覧】

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