さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

あやぐ食堂31 野菜炒め

【あやぐ食堂全制覇への道】
人生で、ささやかな夢って、誰しもあると思います。

ハリウッド俳優になりたいとか、3億円当てたいとか、そんなんじゃなくて。
ケーキを1ホール食べてみたいとか、憧れの場所へ行ってみたいとか、出来そうなんだけどやってないやつ。

自分の以前からの夢で、沖縄そばの食べ歩きもそうなんですが、那覇市首里の『あやぐ食堂』のメニューを全制覇してみたいっていう願望があって。
これは今やっとかないと、きっと後悔すると思い、企画を立ち上げました。

沖縄そば食べ歩きとは少しズレますが、沖縄の名物食堂の記録と記憶を残したい、さんぺいの夢の実現に付き合ってもらえたら嬉しいです。

<『あやぐ食堂』の過去記事>

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ども、さんぺいです。

『あやぐ食堂』閉店のニュースを知ってから数日が経ちました。

沖縄を代表する老舗食堂ということもあって、沖縄ではテレビ、新聞、ラジオなどで閉店がニュースとなっています。

そのためか、別れを惜しむ常連さんが連日訪れていて、この日も朝から行列ができていました。



また、私のツイッター上でも、あの日同じ時間に『あやぐ食堂』にいました、などの反応をもらったりしています。


ファン同士で『あやぐ』トークが盛り上がって嬉しかったですね。



10月6日訪問時の『あやぐ食堂』の様子です。
この食堂が、オープン直後に満席になります。



見慣れた風景だけど、あと1か月と思うとなんだが胸がギュッとなる。



座敷の様子も、調味料の置き方も、コップの一つ一つまで。
風景を刻み込んでおきたい。



あやぐ食堂全制覇への道、31回目は、沖縄の郷土料理の定番「野菜ちゃんぷるー」=「野菜炒め」です。


『あやぐ食堂』の表記では「野菜炒め」になっていますね。
刺身付きは定食になりますが、刺身なしだと730円になります。



デフォルトで大盛のライス。

いつも最初は多いなと思うけど、最後には足りなくなるのはなんでだろう。



定番の味噌汁。

「野菜炒め」と、ライス、そして味噌汁。
このシンプルな構成が最高。

 



「野菜炒め」は、沖縄の家庭料理としても定番で、よく食卓に上がります。

たくさんの野菜と、具材を炒めたいわゆる「ちゃんぷるー」。
沖縄の島豆腐(木綿豆腐)やポークランチョンミートなど、沖縄特有の具材は入るのもポイントです。

ボリュームがあって、栄養価も高く、なにより美味しい。

一皿で完結しているのも、合理的ですよね。
忙しいなかで食事をつくる人の味方でもあります。



家庭料理の定番中の定番なので、最も『あやぐ食堂』が得意とするジャンル。

もう美味しいさは保証されているわけで。
味付け、炒め方、具材まで、もうお手本にしたいような「野菜炒め」でした。

いつもの通り、皿いっぱい大盛の「野菜炒め」が。

豪快で、ガッツリ感があって、これは高級レストランでは食べられない味です。



葉野菜に、ニンジン、もやし、玉ねぎと、野菜がたっぷり入っています。

野菜がシャキシャキで美味しい。

沖縄で、食堂の「野菜炒め」というと少し味付けが濃いめの店が多いですが、『あやぐ食堂』はジャンクに寄らずに、優しい味付けでホント家庭の味でした。




沖縄の「野菜炒め」と言えば、島豆腐。

沖縄特有の木綿豆腐で、固くしっかりしているので、炒め物にいれても崩れません。
この豆腐の美味しさが影の主役かも。

「野菜炒め」に欠かせない存在です。

私も「豆腐じょーぐー(豆腐好き)」なので、もう最高。



お肉は、沖縄県民大好きなポークランチョンミート。
これが「野菜炒め」と良く合います。

塩味がちょうど良いんだよなー。

ご飯が進む。

お肉はあと、ベーコンも少し入っています。

あくまで野菜メインというのが良くて、野菜とポークのバランスもめっちゃ好みでした。



おそらく、沖縄県民が一生で一番食べるであろう料理が「野菜炒め」=「野菜ちゃんぷるー」。
そんな家庭料理の定番だから、好みが激しいものですが。

『あやぐ食堂』の「野菜炒め」は、個人的にもうドストライクな「野菜炒め」でした。
決して特別なことは無いし、すごくオーソドックスな「野菜炒め」なのですが、味付けが濃すぎず、優しいところが大好きです。

それでいて、ガッツリ食べられるボリューム感もあるし。

これで、あと3カ月は風邪ひきそうもないなー。

「そば定食」や「カツ丼」、「Cランチ」など派手なメニューに目がいきがちな『あやぐ食堂』ですが、「野菜炒め」もまた、まぎれもない『あやぐ食堂』の代表作だと思います。