ども、さんぺいです。
前回の与那国島『食事処 さとや』からの続編になります。
八重山諸島は、石垣島、与那国島、西表島など複数の島からなり、自治体も石垣市、与那国町、竹富町と別れています。
まずは、前回の与那国島から、石垣島へ移動しました。
与那国島から石垣島への移動はRAC(琉球エアコミューター)で。
約30分ほどのフライトです。
さらに今回は、石垣島から西表島へ行く旅程。
石垣島は八重山諸島の各島への移動の拠点になっており、石垣港から各離島へ船が出ています。
石垣港離島ターミナルには、石垣島出身のヒーロー具志堅用高氏の像が。
記念写真のスポットになっています。
(私も撮りました)。
石垣港離島ターミナルから、西表島へ出航です。
時間は約50分ほど。
船内はめっちゃくちゃ快適でした。
西表島が見えてきました。
西表島は、石垣島から約37km。
沖縄県では沖縄本島に次いで2番目に大きな島で、実は石垣島や宮古島よりも大きな島なんです。
雄大な自然が残っており、人口は約2500人、個性ある沖縄県の離島の中でもすごく特徴的な島です。
今回、昼食でおじゃましたのが、西表島の上原にある『ランチハウス たまご』。
船が着く、上原港から徒歩5分の場所にあります。
なんとも愛嬌があって可愛らしいネーミングですね。
家屋の1階を用いて食堂をやられているようです。
愛嬌のあるシーサーがお出迎え。
食堂内は、テーブル席が複数と、座敷席があります。
貝殻の置物などがあり、海の小物が多く、インテリアも素敵。
座敷のスペースは家族連れは助かるはず。
西表島『ランチハウス たまご』のメニューです。
メニュー数の多さに驚き。
離島だと飲食店自体が限られていて、食事処ってほんと貴重なんです。
丼ものに、定食類が充実しているのが嬉しい。
チキンカツガーリック風味定食なんてものもある。
沖縄そばは、八重山そば600円の1種類がありました。
okinawasoba.hatenablog.com前回も紹介しましたが、「八重山そば」について捕捉しておくと。
沖縄そばは、豚骨と鰹節で出汁を取り、沖縄そばの麺を用いるといった基本的な仕様がありますが、地域ごとに少しずつ違った特徴があります。
「八重山そば」は、石垣島など八重山地域で食べられている沖縄そばの一種で。
沖縄本島で食べられているそばとの違いに、
①平打ち麺ではなく、丸麺を使用。麺はやや柔らかめ。
②具材は、かまぼこ、豚肉を細切りにして乗せる。
③香辛料として、八重山独特の、「ピパーチ」を用いる。
などがあります。
『ランチハウス たまご』の八重山そばです。
オーソドックスな八重山そばのルックスですね。
美味しそう。
ほんのり白濁したスープ。
動物系寄りの出汁で、しっかりとコクが感じられて厚みがあります。
鶏の出汁も使っていると思うのですがどうでしょうか。
飲み応えのあるスープで満足感がありました。
八重山そばと言えば、具はシンプルに刻んだ豚肉と、かまぼこが定番。
豚肉は甘辛く煮付けられています。
この細切りの豚肉が良いんですよね。
八重山そばの麺です。
沖縄本島の一般的な沖縄そば麺よりも細めなのが特徴。
こちらの麺は、丸麺ではなく少し角ばった麺、角は立っていないので口当たりはソフトです。
八重山そば麺の中でも、それぞれ形状が異なるのも面白いな。
細麺ということあり、啜りやすく、食べやすい。
西表島でいただいた八重山そば。
離島で食べる沖縄そばはどれも貴重です。
オーソドックスな八重山そばで、シンプルだけど、スープは味わい深く食べ応えがありました。
まーさん。
【八重山そば一覧】