さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

ランチハウス たまご

f:id:sanpei808:20221117082924j:imageども、さんぺいです。

前回の与那国島『食事処 さとや』からの続編になります。

八重山諸島は、石垣島与那国島西表島など複数の島からなり、自治体も石垣市与那国町竹富町と別れています。

まずは、前回の与那国島から、石垣島へ移動しました。 



与那国島から石垣島への移動はRAC琉球エアコミューター)で。
約30分ほどのフライトです。



さらに今回は、石垣島から西表島へ行く旅程。

石垣島八重山諸島の各島への移動の拠点になっており、石垣港から各離島へ船が出ています。



石垣港離島ターミナルには、石垣島出身のヒーロー具志堅用高氏の像が。
記念写真のスポットになっています。
(私も撮りました)。



石垣港離島ターミナルから、西表島へ出航です。
時間は約50分ほど。



船内はめっちゃくちゃ快適でした。




西表島が見えてきました。

ritohaku.okinawastory.jp

西表島は、石垣島から約37km。
沖縄県では沖縄本島に次いで2番目に大きな島で、実は石垣島宮古島よりも大きな島なんです。

雄大な自然が残っており、人口は約2500人、個性ある沖縄県の離島の中でもすごく特徴的な島です。



今回、昼食でおじゃましたのが、西表島の上原にある『ランチハウス たまご』。

船が着く、上原港から徒歩5分の場所にあります。
なんとも愛嬌があって可愛らしいネーミングですね。



家屋の1階を用いて食堂をやられているようです。
愛嬌のあるシーサーがお出迎え。



食堂内は、テーブル席が複数と、座敷席があります。
貝殻の置物などがあり、海の小物が多く、インテリアも素敵。



座敷のスペースは家族連れは助かるはず。




西表島『ランチハウス たまご』のメニューです。

メニュー数の多さに驚き。
離島だと飲食店自体が限られていて、食事処ってほんと貴重なんです。

丼ものに、定食類が充実しているのが嬉しい。
チキンカツガーリック風味定食なんてものもある。

沖縄そばは、八重山そば600円の1種類がありました。



okinawasoba.hatenablog.com前回も紹介しましたが、「八重山そば」について捕捉しておくと。

沖縄そばは、豚骨と鰹節で出汁を取り、沖縄そばの麺を用いるといった基本的な仕様がありますが、地域ごとに少しずつ違った特徴があります。

八重山そば」は、石垣島など八重山地域で食べられている沖縄そばの一種で。

沖縄本島で食べられているそばとの違いに、
①平打ち麺ではなく、丸麺を使用。麺はやや柔らかめ。
②具材は、かまぼこ、豚肉を細切りにして乗せる。
③香辛料として、八重山独特の、「ピパーチ」を用いる。
などがあります。




『ランチハウス たまご』の八重山そばです。

オーソドックスな八重山そばのルックスですね。
美味しそう。



ほんのり白濁したスープ。
動物系寄りの出汁で、しっかりとコクが感じられて厚みがあります。
鶏の出汁も使っていると思うのですがどうでしょうか。

飲み応えのあるスープで満足感がありました。



八重山そばと言えば、具はシンプルに刻んだ豚肉と、かまぼこが定番。

豚肉は甘辛く煮付けられています。
この細切りの豚肉が良いんですよね。



八重山そばの麺です。
沖縄本島の一般的な沖縄そば麺よりも細めなのが特徴。

こちらの麺は、丸麺ではなく少し角ばった麺、角は立っていないので口当たりはソフトです。

八重山そば麺の中でも、それぞれ形状が異なるのも面白いな。

細麺ということあり、啜りやすく、食べやすい。



西表島でいただいた八重山そば
離島で食べる沖縄そばはどれも貴重です。

オーソドックスな八重山そばで、シンプルだけど、スープは味わい深く食べ応えがありました。

まーさん。


 

八重山そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com