さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

【番外編】ポケットマーニー 名護店

ども、さんぺいです。

全然、沖縄そばと関係ない話題ですみません。
今回はカレーです。

皆さん、一押しのカレー屋さんってありますか。

ラーメンや沖縄そば以上に、家庭料理として最強の定番メニューであるカレーライス。
カレーなら、家のカレーが1番という方も多いはず。

長年、カレーの外食チェーンは流行らないと言われていた時代もありました。

わざわざ外食してでも食べたいというカレー専門店って、なかなか難しいと思うのですが。



私の一押しは決まっています。

これも沖縄の文化遺産にしたい、那覇市首里にあるカレーの名店『ポケットマーニー』。

nagominiikou.ti-da.net


首里城近くにあり、首里高校生なら知らない人はいないであろうカレー屋さん。

学生向けの一面もあるので、すごくリーズナブルで良心的なお店なんです。

私は、定期的に『ポケットマニー』のカレーが食べたくなり、通い続けているカレー屋さんでは数少ないお店です。

創業から40年近く、地元首里で愛されるお店で、もうこちらも沖縄の文化遺産にしたい私にとって貴重な存在ですね。



今回は、そんな『ポケットマーニー』の名護店に行ってきました。
伊江島の帰りですが、久しぶりの『ポケットマーニー』に興奮してしまい記事が書きたくなったんです。

 


場所は、名護市の北部農林高校の裏。
沖縄の基幹道路58号線からもすぐなのでアクセスはしやすいはず。

学生にも優しいというスタイルは首里店と同じで嬉しい限り。

静かな住宅街の中にある感じです。



ノーマルな、ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレーが450円。
学生さんでも食べれる優しい価格設定がほんと良心的。

シーフードカレー、チーズカレーなどもあり、各種具材が乗るカレーも人気です。



ノーマルなカレーに、好みのトッピングをするのが基本スタイルで、人気なのがトンカツ、ゆで卵、チキン唐揚などでしょうか。

辛さも調整できるのも嬉しい。
ご飯の量も選べます。



『ポケットマーニー』利用の注意点

高校に近い、学生さんに優しいお店ということもあり、セルフサービスが基本。

注文は、メニュー表を見ながら、専用の用紙に書き込みカウンターへ渡します。

出来上がったら、呼び出しされるので商品を受け取り。
食べ終わったらカウンターへ食器を戻す。

初訪問の方は注文に戸惑うこともあるので、そこだけ注意ですね。



私の『ポケットマーニー』一押しは「インド風チキンカレー」。
長年これしか頼まない、看板メニューです。

「インド風チキンカレー」600円(それでも安い)を、最上位辛さ15倍(100円)をいただきました。



『ポケットマーニー』で嬉しいのが、カレーがこの容器で提供されること。

一見、リーズナブルさが強調されがちな『ポケットマーニー』ですが、中味はあくまで本格的という、このギャップが嬉しい。

ちなみに「この容器」は、「グレイビーボート」と言うみたいです。
参考までに。



「インド風チキンカレー」は名前のとおり、よりスパイシーで辛めに仕上げたカレーでチキンがゴロゴロ入っているのが特徴です。

「インド風」って言うのがミソで、いわゆるインドカレー専門店の凝りまくったカレーともまた違い、あくまで家庭的なカレーをインド風にバージョンアップさせたような雰囲気。

庶民派の店でここまでやるのか、と最初は驚きました。

だから、家カレーとも、インドカレー専門店のそれとも違う『ポケットマーニー』オリジナルな美味しさがあるんです。
よそでは食べる事ができない、この味が好きなんだよな。




ニンニクも効いた力強い味わいだけど、あとから甘味も感じられて、ほんとクセになるような美味しさ。

今回辛さを15倍にしましたが、しっかり辛さもあって、辛い物好きとしても大満足でした。
汗ばむような感じはありましたが、無理なく食べられる範囲で、辛い物が平気という方は15倍はいけるはず。

「インド風チキンカレー」本来の味を味わいたいという方は、まずは5倍からをお薦めします。




不思議な中毒性があって、高級店でも食べる事ができないカレー。
ほかにちょっと似たような店が思いつかない唯一無二のお店です。

もし食べたことがないという方には、是非、一度足を運んでほしい、個人的名店です。




名護店では、学生さんの利用も多いのか、お弁当も扱っていました。


カレー弁当も美味しそうだな。

伊江島の帰りにまた寄りたいと思います。