さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

まつもと食堂

ども、さんぺいです。

最近、インスタの方で、

いつも美味そうな投稿ありがとうございます😊
美味しそう!だけじゃなく沖縄感というか沖縄の風みたいなものが感じられて癒されてます^ ^
ちゃんと沖縄そば以外のものも食べて夏を乗り越えてくださいね(大きなお世話) www

 

と温かいコメントいただきました。

たしかに、これだけ連日インスタに沖縄そばばかり投稿してたら心配になりますよね。
ちゃんと健康にも気を使って活動していかなきゃと思いました。

コメントいつもありがとうございます。



ちゃんと力をつけて、夏を乗り越えなきゃということで、沖縄市松本にある『まつもと食堂』を訪問しました。

30年以上のキャリアを誇る沖縄市の人気食堂。
メディアでもたびたび取り上げられている、ボリュームが凄い食堂としても有名です。



見てください、この外観。
「池武当(いけんとう)食堂」のままの文字を残している所も良き。

年季の入ったレトロな雰囲気は、沖縄食堂好きとしては、たまらなく痺れるポイントです。

外観だけで、200万点叩き出してますよね。

入口横の窓から、弁当の販売も行っています。



場所は、沖縄市松本で、沖縄自動車道の「沖縄南IC」から5分程度で着くことができます。

周辺は住宅街なのでナビの使用がお薦め。

店舗横に駐車場もあります。



座席は、テーブル席が2つと、残りは座敷になっています。

本当に昔ながらの「ザ・沖縄の食堂」といった感じで、非常に落ち着く。

厨房の活気を感じながら、出来上がるのを待ちます。



en.wikipedia.org飲食店に行くと、卓上の調味料をチェックするのが好きなんですが。
見慣れないホットソースが。

調べてみると「クリスタルホットソース」というソースなんですね。

さすが沖縄市
地域によって異なるカルチャーがあるので、やっぱり食べ歩きは面白い。

中部では一般的なソースなんでしょうか。




注文は食券制です。



『まつもと食堂』のメニューです。
ズラッと並んだメニュー札が、雰囲気ありますね。

沖縄そばは、ノーマルな「そば」を基本として、野菜そば、中味そば、肉そばがあります。

沖縄食堂定番のちゃんぷるーに、スキヤキ、みそ汁、カツ丼、皆が大好きなメニューが揃っています。

沖縄そば以外で、もし悩んだら、看板メニューの「まつもとランチ」がお薦めです。
そのボリュームに驚くはず。



今回は、訪問前から決めていた「肉そば」900円をいただきました。

okinawasoba.hatenablog.com「肉野菜そば」とは「野菜そば」、「肉そば」とも表記される、沖縄そばの1ジャンルです。
通常の沖縄そばに、肉野菜炒めをオンするというもの。
多くの沖縄そば専門店や、食堂の定番メニューとなっています。

その魅力は、ボリューム感、ジャンク感など色々ありますが、ポイントは、肉、野菜、そば、スープが混然となった美味しさだと思います。

スープに溶け出した肉野菜炒めの汁が、より濃厚なスープの旨味を生み出すため、沖縄そば単体では出せない別の魅力が「肉野菜そば」にはあります。




「肉野菜そば」は店によってスタイルが異なるのですが『まつもと食堂』に「肉そば」も超個性的。

最大の特徴が、生姜焼きと、三枚肉、2パターンの肉が爆盛されている点です。

生姜焼きを「肉そば」に乗せるお店はたまにありますが、2種類盛るお店は初めて。
さすが沖縄市を代表する食堂、発想が違う。



ベテラン食堂だけに生姜焼きは単体で食べても当然美味しい訳ですが。

玉ねぎもしっかり入った、甘辛く仕上げた豚肉は最高。
肉量もしっかりあって、ボリュームが凄いです。

しかも、この生姜焼きのタレが、時間とともに、沖縄そばのスープに溶け出していき、後半は得も言われぬ旨みに。



もう一つのお肉、三枚肉。

うまく伝わるか分かりませんが、三枚肉の厚さが凄い。

2cmぐらいあるんじゃないかと思うような厚切りで、一枚一枚のボリュームに驚かされます。
しかも、そんな三枚肉がゴロゴロと。

ただし、三枚肉の味付けは控えめなので、ヘビーになり過ぎずに最後まで美味しく食べ進めることができます。



麺は、中細の平打麺で、ゆるくウェーブがかかったタイプ。

お肉がかなり重量感があるので心配だったのですが、細めの麺だったので無理なく食べることができました。
具材とのバランスも良い感じです。

豚肉と玉ねぎ、沖縄そば麺をガツガツと喰らっていくのが、最高。



『まつもと食堂』の「肉そば」。

大盛系の食堂だったので覚悟はしていましたが、想像の上をいく「肉そば」でした。

生姜焼きと、三枚肉をオンする発想は天才的であり、犯罪的。
肉好きには堪らない一杯だと思います。

後半、生姜焼きのタレが沖縄そばのスープと合わさり、甘みと旨味を増していく様子は、めちゃくちゃ幸せな体験でした。

味クーター(味の濃い)なスープが、「肉野菜そば」の魅力でもあります。



ご馳走様でした。

ボリューム満点の『まつもと食堂』。
是非、訪問してみてください。



沖縄市沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com