ども、さんぺいです。
忘れてました。
沖縄食堂の(中)は(中)サイズではなく、ミニはミニサイズを意味しないことを。
郷土料理から丼ものカレーまで幅広いメニューを扱い、リーズナブルな価格で提供する沖縄食堂。
その魅力の一つが、ボリュームです。
お腹いっぱい食べてほしいというお店の温かい心が、量になって現れる。
『あやぐ食堂』、『波布食堂』、『波止場食堂』、伝説の沖縄食堂はみんな遠慮ないボリュームでした。
最近ではヘルシー志向が増えたたことや、食材の高騰などから、沖縄の食堂もボリュームに関しては落ち着いてきたと思っていたのですが・・・
久しぶりに沖縄食堂の洗礼を受けることになりました。
お店は、沖縄市海邦にある『味処まるなが』。
場所は、泡瀬漁港近くにあり、イオン具志川店などが立ち並ぶ大通りからすぐなのでアクセスに便利な立地です。
店舗前に駐車できるほか、近隣に駐車場も用意されています。
この日は開店の10時半に合わせて訪問しましたが、早い時間にも関わらず続々とお客さんが訪れていました。
人気店ですね。
席数がかなりある大き目の店内。
簡潔な内装で、シンプルなのが食堂の良いところ。
初めての訪問でしたが、すごくしっくりくる安心感があります。
席は、テーブル席と畳間の席があり、それぞれテーブルは大き目。
ゆったり座れるようになっていて、家族連れや友人どうしで訪問しても大丈夫。
どんどん注文が入り、店員さんがキビキビ動く姿はすごく活気があります。
サービスで漬物が用意されていたり、沖縄そば用の天かすがあったり。
きめ細かいサービスも嬉しいポイントです。
注文は、入口入ってすぐのカウンターで行います。
料金は前払い制になっていて、注文後、席で待ちます。
『味処まるなが』のメニューです。
沖縄そばは、三枚肉そば、軟骨ソーキそばに、看板メニューの「まるながそば」があります。
セットメニューが充実しているのも、食堂らしく、そばセットはポーク玉子にライスが付いてくるガッツリな仕様。
もちろん食堂なので、定食類も充実しています。
ちゃんぷるーやちゃんぽん、みそ汁など沖縄の郷土料理や、トンカツや生姜焼きなどの定食、カレーももちろん扱っています。
骨汁が人気のようで、この日も骨汁ファンが早い時間から訪れていました。
今回、私はお腹が空いてたので、野菜そば(中)850円なら、かるくミニカレー250円付けても余裕だろうと思っていたら・・・
予想外のボリューム。
野菜そば(中)はチョモランマのようだし。
ミニカレーは、全然ミニじゃないし。
玉子焼きが多めに載った珍しいスタイルの野菜そば。
まず何よりも野菜の量が多い。
野菜そばは、沖縄そばの中でもポピュラーなメニューで、野菜炒めを沖縄そばにそのままオンする料理。
『まるなが』の野菜そばは、本気で通常の野菜炒めを沖縄そばにぶち込んだようなボリューム感で、ハンパない。
まさかこれで(中)とは。
野菜の部分は、しっかり濃いめの味付けでパンチが効いています。
この野菜炒めの汁や油が遠慮なく沖縄そばのスープに混ざり合い、濃度は2倍に。
でもその濃いスープが堪らないのだ。
葉野菜、もやし、ニンジン、ネギ、豚肉などとにかく具沢山。
食べても食べても減らない野菜炒めのボリュームは、県内の野菜そばの中でもかなり上位。
スープは、動物系のコクもあってしっかりしたタイプ。
野菜の汁と合わさることで、パンチが増し、カオスな美味しさに。
味は濃いめになりますが、しつこさはなく、旨味が詰まったスープです。
麺は、中細の平打ち麺でストレートに近いタイプ。
手もみも入っているんでしょうか。
啜り心地の良い麺で、歯応えもあり、好みの硬さでした。
ちなみに麺量もしっかりあります。
カレーは、昔ながらの食堂のカレー。
まったりとした感じで、ほどよい辛さ。
にんじん、じゃがいも、鶏肉、具がゴロっと入っている、安心のカレー。
これはサイドメニューとして、めちゃくちゃ優秀です。
ボリュームも、味付けも振り切った野菜そばで、頭で考えるんじゃなくて胃袋で感じる旨さ。
普段は完汁しますが、今回はスープは残す結果に。
苦しくて当分動けませんでした(けど幸せ)
沖縄食堂の良さを堪能できる『味処まるなが』、是非お腹を空かせて訪問してみてください。
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