さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

海が見えるそば家

ども、さんぺいです。

沖縄そば屋さんといえば、ロケーションも楽しみの一つ。
眺望の良い高台にあるお店や、沖縄の昔ながらの古民家を用いたお店も人気です。

せっかく食事に行くなら、沖縄そばだけでなく回りの景色や雰囲気も楽しめたら最高ですよね。

友だちや家族との会話も弾みそう。

今回は、そんな景観も最高な沖縄そば屋さんの紹介です。



嘉手納町水釜にある『海が見えるそば家』。

創業2002年とキャリアのあるお店で、沖縄そばじょーぐー(沖縄そば好き)なら知らない人はいないんじゃないかと思う有名店です。

沖縄そばの美味しさも知られていて、たくさんのファンがいるお店です。

以前は大衆フレンチレストランを営んでいたご主人が、一念発起して沖縄そば店へと変更し店を開いたんだそう。
それが個性的な味を生んでいるんでしょうね。



名前のとおり「海が見える」沖縄そば屋さんで、店のすぐ目の前は海。

嘉手納の広い海が広がっています。

この日もサーファーの方などで賑わっていました。


 

店の隣には、兼久海浜公園や、運動場などがあります。

散歩するのにも最適な、落ち着いた雰囲気。




階段を上っていくと、2階に入口があります。

たくさんのサインや小物が飾られていて、入口からワクワクするお店。

景観だけでなく、内装の細部まで凝っていて、居るだけで楽しくなります。



思わず「綺麗」と声が出てしまった店内。

大きく窓が配置されていて、海を臨むことが出来ます。

テーブルや椅子など、インテリアも素敵で、こんな場所で沖縄そばが食べられるなんて感激。



席は、大小のテーブル席があって、自分は窓際の2人用テーブル席に座りました。

やっぱり窓際の席が良いかなと思うので、確実に座るためには早めの時間の訪問をお薦めします。



今日の沖縄は天気が良かったこともあり、最高のコンディションで食事をいただくことができました。

こんな日なら、沖縄そばを待つ時間も、むしろ贅沢に感じてしまう。



『海が見えるそば家』のメニューです。
メニュー表もお洒落ですね。

沖縄そば(三枚肉or赤肉)を基本として、お肉が苦手な方向けに「たまごそば」「千切りこんぶそば」、さらに軟骨ソーキそば、本ソーキそば、てびちそば、中味そばと定番が揃っています。

サイドメニューには、王道のじゅーしーがあります。




今回は、久しぶりの訪問ということで基本の沖縄そばを「赤肉」でいただきました。
(大)810円です。

「赤肉」は脂身のないロースで、最近の沖縄そば屋さんでは少なくなった具材です。

個人的には、脂の少ない赤身のお肉の感じが好きなので、もっと流行ってほしい具材の一つです。

nagominiikou.ti-da.net
前身のブログで調べてみると前回は2016年で、7年ぶりの訪問だったんですね。



赤肉が2枚、カマボコと刻み生姜、ネギが乗った沖縄そば

綺麗な盛り付けからも、繊細さが伝わってきます。

スープは、鰹、昆布、豚骨などから取っているんだそう。
雑味がないクリアな味わいが印象的で、魚介系の旨みがすごく効いています。

味付けはしっかり目で、出汁の美味しさがストレートに伝わってくるようなスープでした。



緬は、細めの平打ちストレートです。

啜り心地が良く、繊細なスープにも良く合っていました。

美味しすぎて、(大)ですがペロリといけてしまう麺。

歯応えがしっかりあって、好みの麺でした。



あまり出会えない「赤肉」。

『海が見えるそば』では、かなりしっかり目に味付けしていて、それが良いアクセントになっています。
沖縄そばの麺がすすむ、すすむ。

甘辛く煮込まれていて、ひと口ずつ美味しさを堪能しました。



刻み生姜のお陰で、さらに上品な感じが。

全体を引き締めてくれる存在です。



最高な風景を楽しみながらいただいた一杯。

だけど、結局途中からは沖縄そばに夢中になってしまった・・・。

出汁の美味しさを大切にされているスープはすごく上品で、満足感がありました。
最後までしっかり美味しいスープです。



本土からのお客さんや友人などを案内したくなるようなお店でした。

きっと喜ばれると思うので、皆さんも是非利用してみてください。


 

あっさり上品な味付けのじゅーしーも、まーさん。




嘉手納町沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com