ども、さんぺいです。
昨日、『首里そば』の仲田さんに声掛けいただき、大学で講師などをされている和波氏、沖縄の芸人さん首里のすけさんと、首里の居酒屋でご一緒させていただきました。
首里のすけさんは、「首里っぽん!」でもおなじみの、沖縄では広く知られている芸人さんで、私も憧れだったのですごく嬉しかったです。
「首里っぽん!」を生で聴けて感激しました。
『首里そば』では、10月17日の沖縄そばへ向けて、何か取り組みを考えているそうで、とても楽しみです。
さて、今回は那覇市西にある『みなと食堂』の紹介をしたいと思います。
2023年7月にオープンしたばかりのお店で、名前のとおり、「那覇港」のすぐ近くにあるお店です。
ピンクの外観が印象的で、小ぢんまりとした、私のすごく好きなサイズ感の食堂。
ちょっと分かりづらいですが、奥には船が見えます。
「那覇港」が見えるぐらいの距離感。
船の発着場としては「とまりん」=「泊港」が有名ですが、「那覇港」はさらに那覇空港よりの場所にあり、鹿児島行きの船などが出ています。
那覇空港からも近距離にあり、アクセスも容易です。
お店は家族で営まれていて、家庭的な雰囲気のコンパクトなお店。
厨房の前にカウンターが4席、2人掛けのテーブル席が2つあって、すぐにお店は満席になります。
カウンター前の厨房も小さなつくりで、お店との距離感が近いところが温かみがあって、すごく好み。
ちなみに、店外にテラス席もあるので、屋外で食べる沖縄そばも良いかも。
気合を入れて、沖縄そばを食べにいくぞっていう感じじゃなくて。
今日のお昼は沖縄そばでも食べようかなー、っていう力の抜け具合にぴったり。
この日は日曜日でしたが、ぶらっと入ってくる、ひとりのお客さんが多い様子でした。
nagominiikou.ti-da.net
個人的には、近くにあった『若狭パーラー』を思い出します。
沖縄そばのオールドファンならピンとくるんじゃないでしょうか。
メニューはごくごくシンプルに、沖縄そばとぜんざい、かき氷。
沖縄そばは、大盛が選べる以外は1択という潔さ。
このシンプルな感じ好きだな。
数量限られていますが、じゅーしーのおにぎり100円も運が良ければ出会えるはず。
持ち帰りで購入される方もいるほど、じゅーしーも人気でした。
今回は、沖縄そば(ノーマル)700円をいただきました。
見た目からもう伝わる昔ながらのシンプルな沖縄そば。
ふらっと食べるなら、こんな沖縄そばが良いよね。
三枚肉に、ネギ、紅生姜が乗った、これぞイメージどおり。
ちなみに、ネギと紅生姜は、提供の時に入れるか確認してくれるので、苦手な方は除くことも可能です。
印象的だったのが、スープの優しい味わい。
昔、家庭で食べた沖縄そばを思い出しました。
専門店がつくる沖縄そばとはまた違った、滋味のある味わいです。
普段、刺激の強い食事に慣れている自分ですが、『みなと食堂』の沖縄そばはホッとする美味しさがありました。
緬は、中太の平打ち麺で、細かく縮れのはいったタイプ。
歯応えがしっかりしていて、スープにも良く絡んで、美味しいです。
厚みがあって贅沢な三枚肉。
甘辛く煮込まれていますが、味が良く染みていてこちらも美味しい。
もったいないので少しずつ味わって食べました。
沖縄そばといえばやっぱり薬味は、ネギと紅生姜。
ネギ大好きなんです。
紅生姜もアクセントとして食べたいかな。
豚と鰹をベースにした昔ながらのスープで、派手さはないのですが、沁みるような美味しさがありました。
ああ、本当に懐かしい沖縄そばを食べている感じ。
お店の雰囲気も、味も、まるで実家のような安心感があります。
フラッと入りやすいお店なので、那覇港近辺に行った際には是非寄ってみてください。
じゅーしーのおにぎりが想像以上の美味しさ。
近所にあったら毎日通いたいぐらい。
まーさん。