さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

10月17日「沖縄そばの日」、城西小学校で首里そばが給食にでます


ども、さんぺいです。

10月17日の「沖縄そばの日」に関する嬉しいニュースをお知らせします。

あの『首里そば』さんの呼びかけにより、「沖縄そば」の日に、那覇市の城西小学校の給食で「首里そば」の麺が提供されることが決まりました。



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那覇市首里にある『首里そば』。
1994年創業の沖縄そばを代表するお店で、沖縄県民なら多くの方が知っているであろう名店です。

伝説の沖縄そば店『さくら屋』の味を引き継ぐと言われていて、今でも手打ちで沖縄そばの麺づくりを続けている、クラシックな沖縄そばを食べることができるお店です。

 



(写真は、右が『首里そば』の仲田靖さん、左が首里を代表する沖縄の芸人首里のすけさん)

今回の企画は、『首里そば』仲田靖さんの、地元の子ども達に、地元の沖縄そばを食べてほしいという強い想いで実現したものです。

仲田さんは、かねてから、沖縄の食文化の継承や、沖縄の子ども達がおかれている環境に危機感があったそうです。



首里そば』の麺は、昔ながらの手打ち製法であるため量産することが難しく、お店でもすぐに提供は限定的です。
しかも「沖縄そばの日」は、どの店にとっても超繁忙期。

最初、この話を伺った時、何度も仲田さんに「別の日にした方が良いんじゃないですか?」と提案をしました。

ですが、仲田さんは「沖縄そばの日」に、地元の子ども達にこそこの麺を食べてほしいと強くこだわり実現に至りました。




給食の提供には行政的な手続きもあり、様々なハードルがあったかと思いますが、賛同いただいた城西小学校も素晴らしいと思います。



首里そば』は人気店であることから、地元の方にとってもなかなか訪問が難しいお店でもあります。

また、子ども達がおかれている環境も様々で『首里そば』を食べたことがない、という子もきっといると思います。

地元の沖縄そば屋さん、しかも昔ながらの沖縄そばの麺を、『沖縄そばの日』に給食でいただくことができるのは、きっと貴重な体験になるはず。

食文化の継承や、食育などの観点からも素晴らしい取り組みではないでしょうか。




子ども達にとって「沖縄そばの日」がスペシャルな思い出になりますように!





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