さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

てぃあんだー 3 絶品トロトロのてびちそばをいただく

ども、さんぺいです。

最近、沖縄も少しずつ寒くなってきましたね。
と言っても日中はTシャツで過ごすほどですが。

寒くなってくるといっそう美味しくなるのが「汁物」、そう沖縄そばです。

夏場の沖縄そばも良いですが、冬場はスープが沁みるんだよな。
ますます沖縄そばを食べる機会が増えそうです。



今回は、那覇市天久の通称「新都心」と呼ばれる地区にある『てぃあんだー』を訪問しました。

もはや、沖縄そばを代表するお店の一つで、長く続く人気店です。

私自身お薦めの沖縄そばの話になると、必ず名前を挙げるお店でもあります。

場所は、新都心の商業地「りうぼう楽市」の裏手にあります。



okinawasoba.hatenablog.com
以前訪問の際には、珍しい「琉球海老そば」なんてメニューも食べてますので。参考に。

okinawasoba.hatenablog.comもちろん、基本の沖縄そばも絶品です。



 

大好きなお店なので、いつも入店の際はドキドキします。

インテリアもお洒落で大人な雰囲気。

まるで街中のカフェのよう。



席は、カウンター席と、テーブル席があります。

この日は時間をずらして訪問したので、待ちなしで入店できました。ラッキー。



『てぃあんだー』は、香辛料にもこだわっていて、「コーレーグース」も自作、販売されているんですよね。

ちなみに名店はどこも細部までこだわっているので、「コーレーグース」ひとつとっても美味しいです。



気になったのが香辛料のコーナー。
左が「コーレーグース」で、右が「生にんにく高麗古酒」の香辛料。



「生にんにく高麗古酒」は、ニンニクを細かく刻んだものに、唐辛子や古酒(泡盛)を合わせたものだと思うのですが、独特の風味と旨味があります。

少量ずつ合わせるのがお薦め。


注文は食券制です。
『てぃあんだー』のメニューは、基本の沖縄そば(三枚肉)に、軟骨ソーキそば、本ソーキそば、てびちそばなどが揃っています。

変わった所では、フーチバーを麺に練り込んだ「フーチバーそば」や、海老出汁スープん「琉球海老そば」があります。

特に「琉球海老そば」は他では絶対に食べられない逸品なので、お薦め。




今回は、てびちそば(中)850円をいただきました。

『てぃあんだー』では、麺を細麺・太麺の2種類から選ぶことができます。



沖縄そばは、具と、そばが別で提供されます。
繊細なスープなので、まずは純粋に楽しめるようにとの配慮なんでしょうね。



久しぶりの訪問だったのですが、あらためて感動レベルのスープ。

雑味がないスッキリとしたスープなのですが、旨みがギュッと詰まっています。

味付けは最小限で上品な感じなのですが、この出汁の美味しさ。どこから来るんでしょう。

アッサリとした沖縄そばだとどこか淡泊になる感じもあるのですが、油の感じも含めてとても厚みのあるスープでした。




自家製の麺は太麺を選びました。
見た目のとおり、やや幅広の平打ち麺で、厚さはそれほどないタイプ。

『てぃあんだー』でしか食べられない麺で、すごく独特な食感なんです。

生麺特有のコシがしっかりあって、でも固いだけでなくもっちりとした歯触りがある麺。

もう、お箸が止まりません。



あと、最高だったのがてびち。

豚足を甘辛く煮付けた、沖縄の郷土料理ですが。
素直に言うと、私は、沖縄そばの具材で一番好みが出るのがてびちだと思っていて。
三枚肉、軟骨ソーキはどこの店も美味しいのですが、これぞと言うてびちに出会うのは難しいのです。

『てぃあんだー』のてびちは、ドンピシャの美味しさでした。

柔らかさ、味付け、どれも好み。

沖縄そばとの相性も、もちろん最高です。



沖縄そば食べ歩きは、どうしても新店や、未訪問のお店中心になってしまうのですが。

あらためて、好きなお店も定期的に回らないといけないなと感じました。

スープも、麺もオリジナリティが高くて、具も細部まで美味しい。

もし未食でしたら、是非、新都心にある『てぃあんだー』訪問してみてください。
お薦めです。



ネギだくのじゅーしー。こちらも上品な味付け。
まーさん。



那覇市沖縄そば一覧】

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