さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

年越しそばは沖縄そば (ちょーでーぐぁ 4)

ども、さんぺいです。

いよいよ大晦日ですね。
今頃は、皆さん家ののんびりとネットやテレビをみながらくつろいでいるんでしょうか。

ここ沖縄は、暖冬のため暖かく、今も扇風機を付けながらパソコンに向かっています。
なんだか不思議な大晦日ですね。



晦日といえば「年越しそば」ですが、ここ沖縄では、「年越しそば」も沖縄そばなんです。

沖縄県民のソウフルフードともいわれているので、やっぱり食べ慣れた沖縄そばで年を越したいという想い強いのかも。

私も幼少期から、年越しは沖縄そばしか食べたっことがありません。





www.okinawatimes.co.jp最近では、本土の方でも沖縄そばが浸透しているようで、年越しに沖縄そばを選ぶ方も増えているんだとか。

沖縄そばファンとしては嬉しい限りです。



私は、西原町沖縄そば専門店『ちょーでーぐぁ』で、年越しそばをいただきました。

自家製の麺づくりに力を入れているお店で、様々なタイプのオリジナル麺があることでも知られています。

この日は朝10時からたくさんのお客さんで賑わっていました。



晦日は、沖縄そば屋さんが最も忙しくなる日。

お店を営業するところもあれば、事前に注文を受けてテイクアウトで対応しているところもあります。



いつもに増して込み合う店内。

団欒している様子をみると、世代、性別を問わず、みんな笑顔で沖縄そばを啜っていて。
沖縄県民は本当に沖縄そば好きだな~と思います。

節目、節目で、沖縄そばは欠かせない存在なんですよね。



ちなみに、『ちょーでーぐぁ』ではなんと、もずくがサービス。

沖縄そばが出てくるまでのちょっとした待ち時間に良いんですよね。

このもずく食べたさに通う方もいるとか。(友人談)



『ちょーでーぐぁ』のメニューは、三枚肉そば、本ソーキそば、軟骨ソーキそばなど基本の沖縄そばが揃っていて、野菜そば、ゆし豆腐そば、中味そばなど幅広いのが特徴。

麺も、太麺や細麺、さらに、アーサや月桃などの素材を練り込んだ麺を用意しており、細かく選択できるところがポイントです。

「温かいそば」と「冷たいそば」が選べたり、創作系も充実してます。





今回は、1年間の締めくくりということもあり、オーソドックスで王道な一杯をチョイス。

本ソーキそばを、太麺でいただきました。

運ばれてきた瞬間からフワッと香る鰹出汁がたまらなく食欲をそそります。



澄んだスープは、見た目のとおり鰹出汁の効いたクリアな味わい。

あっさりとした中にも、魚介系の出汁の美味しさが後をひく上品なスープです。

もう、永遠に飲んでいたくなりますね。

沁みるな~。



自家製の太麺は、プリプリで凄くコシのある麺。

幅広の平打ち麺で、縮れが入っていて食感もすごく特徴あります。

存在感抜群で、1年間を振り返るように噛み締めながらいただきました。



上品な味付けの本ソーキもよき。

生姜が、刻み生姜なのも、繊細なスープにマッチしてて嬉しかったです。




ほぼ毎日、沖縄そばばかり食べている私ですが、大晦日の一杯はまた特別な気持ちになりますね。

1年を締めくくったようでなんだかホッとしました。

後は、ネットやテレビを眺めながら、ゆっくり年を越そうかなと思います。




いつもこのブログを見てくださっている皆さん、1年間どうもありがとうございました。

ITに疎くて、不器用な私ですが、また来年も沖縄そばの発信を頑張りたいと思います。

皆様にとって、来年も良い年になりますように。

のんびりと「年越しそば」を食べて、良いお年をお迎えください~。




沖縄そばに関すること色々】

okinawasoba.hatenablog.com