ども、さんぺいです。
こちらの沖縄そば、見た目にビックリしますが、イカ墨を練り込んだ生麺の沖縄そばなんです。
最近の沖縄そばは、色々な進化を遂げていますが、麺の方でも新しいものが出てきていて。
特に、沖縄の伝統の素材である、フーチバーや月桃、もずくを練り込んだ麺が生まれてきています。
今回は、中でも珍しい、イカ墨の麺をいただいてきました。
お店は、西原町にある『ちょーでーぐぁ』。
最近だと、沖縄のローカルテレビ番組『ウチラン』でも、沖縄そば屋さんが選ぶ美味しいお店中南部編に選ばれるなど、メディアで取り上げられる事も多い人気店です。
場所は、サンエー西原シティ近く。
サンエーから浦添市方面へ行く道の左手にお店があります。
大きな黄色い看板が目印。
目立つので見かけた事があるという方も多いはず。
店舗前に、広めの駐車場が用意されています。
明るい雰囲気の店内。
いつも活気があって、キビキビとした接客が印象的です。
沖縄そば専門店としては席数が多め。
子ども用の椅子も用意されていて、家族連れでも利用しやすいと思います。
お客さんの年齢層も幅広い感じ。
席は、カウンター席に、テーブル席、座敷があります。
私のようなひとり客でも、団体でも色んなシチュエーションで、使い勝手のよいお店です。
『ちょーでーぐぁ』の特徴が、麺の種類の豊富さ。
最大8種類あるという、店舗内で製造されている自家製麺。
月桃、アーサ、フーチバーなど沖縄らしい素材を使っているのもポイントです。
もちろんノーマルタイプも太麺、細麺用意されています。
メニューは、基本の三枚肉、本ソーキ、軟骨ソーキのほか、野菜そば、ゆし豆腐そば、中味そばまで揃っています。
『ちょーでーぐぁ』のポイントその2が、もずくがサービスなこと。
津堅島産のもずくが好きなだけ食べられるなんて嬉しい。
この、もずくが食べたいがために通うお客さんもいるとか。
タレを多めにかけるのがお薦めです。
今回は、イカ墨生麺のそば(軟骨ソーキ付き)800円をいただきました。
実は、このイカ墨麺がどうしても食べたくて。
最近友人に聞いたら、小学生の子どもがイカ墨麺の大ファンらしく。
沖縄そばと、イカ墨麺の組み合わせを試してみたかったんです。
出てきた時のインパクトがなかなか凄い。
真っ黒な沖縄そばとか、見たことないルックス。
これはちょっと味の想像がつかない、ブラック沖縄そば。
よく見ると、実はスープ自体は透明。
見た目どおり、凄くクリアな味わいです。
魚介系の出汁が効いていて、スッキリとしていながらじんわりと広がる出汁の旨み。
奥行きがあって、色々な出汁の美味しさが感じられます。
素材同士がぶつかる感じがなくて、バランスの良い、あっさり系の最高峰。
食べてみたかったイカ墨の麺。
ひと口食べてすぐ気づく、イカ墨の風味。
麺自体の味がしっかり感じられて、イカ墨のコクと、少しの塩気があって。
この麺が、あっさりスープに、めちゃくちゃ合います。
これは小学生も美味しいと言うわけだ。
中細ストレートの麺で、生麺なのでコシもあり、歯ごたえも抜群です。
軟骨ソーキがトロトロで、具まで抜かりない完成度。
意外と保守的な私は、『ちょーでーぐぁ』だと、太麺、ソーキそばあたりを注文することが多かったのですが。
数あるメニューの中でも、今回決定打が出たかもしれません。
『ちょーでーぐぁ』のあっさりスープには、このコクのあるイカ墨麺の組み合わせが最強、というのが今回の結論です。
もし未だの方は、是非一度食べてほしい他で食べられない沖縄そばです。
ジューシーはパラパラ系で、好みのタイプ。
もちろん、スープとの相性は抜群。