あけましておめでとうございます、さんぺいです。
いつも当ブログをご覧くださりありがとうございます。
今年の目標は、沖縄中の沖縄そばを食べ歩くこと!
不器用なりに、沖縄そばの魅力を伝えられるよう一生懸命発信を続けていきますので、応援よろしくお願いします。
今年のお正月は天気に恵まれ、沖縄は快晴です。
暖冬のため、ほとんど半袖で過ごしていて、今も扇風機をつけてパソコンに向かっているほど。
沖縄でもこれだけ暖かいお正月は珍しいです。
新年1回目に紹介するのは、糸満市西崎にある『月桃華(さんにんばな)』。
「月桃(げっとう)」は、沖縄では「さんにん」と呼ばれているので、「さんにん」+「ばな」です。
場所は、幹線道路の331号線沿い。
糸満市役所も近く、豊見城のアウトレットモール「あしびなー」など商業施設からもすぐアクセスできますので、買い物ついでの訪問もお薦めです。
那覇空港からも近いですよ。
お店の横に駐車場も用意されています。
大通り沿いなので、自動車での訪問もしやすいはず。
お店は華美過ぎない内装で、落ち着いた雰囲気。
どこか親しみやすさもあって、初めての訪問でも気兼ねなく入れます。
ふらっと寄って、沖縄そばを食べたい時にも良いですね。
席は、テーブル席と、掘りごたつの席、カウンター席があります。
この日は、厨房横のカウンター席に座りました。
沖縄そばが出来上がる様子を見るのが好きなので、自分にとってはキッチン横が特等席です。
『月桃華』のメニューです。
沖縄そば、軟骨ソーキそば、本ソーキそば、てびちそばと、定番が揃っています。
麺は、全粒粉を使用した生麺か、一般的な茹で麺をチョイスできます。
珍しいところで島野菜の冷やしぶっかけそばや、島野菜入り骨そばなんてメニューも。
県産アサリそばも美味しそう。
ちなみに、フーチバー(よもぎ)がサービスなんです。
有料のお店もあるので、サービスは嬉しい。
初訪問の今回は、オーソドックスなおそばをいただきたくて、本ソーキそば(中)830円を注文しました。
ひと口飲んで、すごく印象的だったのが優しいスープ。
味付けはごく控えめに、出汁の美味しさが最大限に感じられる極上のスープになっています。
美味しい沖縄そばの特徴でもあるのですが、最初は薄いのかなと感じる味付けでも、飲むにしたがって、出汁の美味しさがどんどん迫ってくるんですよね。
じんわりと染み入る、飲むほどに美味しく感じる鰹出汁。
魚介系の出汁がすごく効いてます。
緬は、生麺と茹で麺の2種類から選べます。
今回は珍しい全粒粉入りの生麺をいただきました。
細めでツルっとした食感。
細麺なのですがしっかりとコシがあって、インパクトのある麺。
啜り心地もよくて、繊細なスープにも良く合っていました。
お聞きしたら西崎製麺所の麺なんだそう。
具材の本ソーキは、大き目のお肉がドスンと乗っていて。
これぞキングオブ豚肉といった風格。
肉身がしっかりしていて歯応えもあり、満足感のある本ソーキです。
魚介系の出汁の上品なスープと、生麺のコシが印象的な沖縄そば。
派手ではありませんが、ひと口飲む毎に引き込まれていくような美味しさがあります。
穏やかで、だけどとても豊かな出汁の沖縄そばでした。
年を重ねるごとに、こんな沖縄そばが好きになっている自分がいるなぁ。
豊見城市の商業地からもアクセスが便利なお店です。
南部近辺を訪問する際は、是非お立ち寄りください。