ども、さんぺいです。
食事は毎日取るもので、生活の一部なんですけど。
それでもただのルーティンじゃなくて、昼飯は大切な存在ですよね。
お弁当でも自炊でも外食でも、昼飯はできるだけその日のベストを食べたい。
それが例えコンビニで買う昼食だとしても、自分はベストなおにぎりとおかずを一生懸命考えます
まさに「昼飯は闘い」なんです。
そんな大事な昼飯で、これはもう大当たりという食堂に出会いました。
那覇市曙にある『うさまる食堂』。
近隣に港があり、港湾関係や、卸しの仕事の方で賑わう人気の食堂です。
店は、那覇市の曙交差点から泊大橋に向かう道の一本中にあります。
泊大橋向けに走って、バイク屋さんがある交差点を右折。
さらに、すぐ右折すると食堂が見えます。
黄色と赤の看板が目印。
店舗前が駐車場になっています。
店はコンパクトなつくりで、開店と同時にすぐに一杯になります。
弁当も販売されていますが、山積みの弁当がどんどん売れていきます。
凄い人気。
活気が溢れる店内。
席は、テーブル席とカウンター席があります。
飾らない感じで、シンプルなつくりが沖縄の食堂らしくて好み。
初めての訪問だけど、どこか懐かしい感じもあってしっくりきます。
最大の特徴が全メニュー700円という、今時かなりリーズナブルな設定。
お腹いっぱい食べると1000円近くするという店が多い中でこれはありがたい。
カツカレーも、カツ丼も、麻婆豆腐も700円。
定番のチャンプルーやチャンポンなど沖縄の郷土料理もばっちり押さえています。
価格に驚き、２度驚いたのが量。
「肉そば」700円は、想定外のボリュームでした。
写真では伝わらないかもしれませんが、通常の沖縄そば（大）をゆうに超える量。
器がとにかくデカい。
大きなどんぶりに、肉野菜が大盛で出てきます。
沖縄で、「肉野菜そば」とは、「野菜そば」、「肉そば」とも表記される、沖縄そばの１ジャンルです。
通常の沖縄そばに、肉野菜炒めをオンするというもの。
多くの沖縄そば専門店や、食堂の定番メニューとなっています。
豪快に肉野菜炒めを乗せるこの料理は、ボリューム、ジャンクさなど通常の沖縄そばとはまた違った魅力があります。
『うさまる食堂』の肉そばは、熱々の豚肉ともやしがドカンと載った一杯。
もやしはシャキシャキで、塩コショウのパンチの効いた味つけで食欲が爆上がりします。
昼飯は、時間との闘いでもり、ボリュームとの闘いでもある。
普段はうんちくを考えながら沖縄そばを食べている私ですが、これはもう無心で喰らうやつ。
とにかく、食べる、食べる。
豚肉ともやしの組み合わせも最高。
麺は、中細の縮れ麺。
ほどよい固さで、食べ応えもしっかりあります。
肉野菜の最大の魅力は、混然一体のカオス感。
パーツ、パーツがどうこうじゃなくて、麺も野菜もスープも一緒に食べるのが絶対に旨い。
濃いめの味付けの豚もやしで、麺がまた進むんです。
スープは（見えないと思うんですけど・・・）、意外とスッキリ系。
動物系の濃厚系ではないので、野菜炒めとのバランスが良く、野菜と麺がヘヴィでもけっこういけます。
野菜炒めの汁が溶け込んだスープが美味いんだまた、これが。
まだ春先ですが、汗だくになって店を出ました。
熱々大盛の肉そば。
まさに、「昼飯は闘い」です。
心地よい疲労感に、しばしの脱力。
この瞬間が良いんだよな。
午後からまたがんばれそうです。
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